しかしながら、トランペットを吹くとトロンボーン以上に激しく左目周辺筋肉の萎縮が起こり、左目を開けていることが困難となります。なので、トランペットとしては全然キツくない音域なのに、両目を閉じていかにもキツそうな顔つきをして吹かないといけません。中音域くらいは涼しい顔で吹きたいところなんですが、顔だけみてるとまるでスーパーハイノートを吹いてるかのようです。「常に全身全霊を傾けて吹いています!」的な気合い入りまくりの表情で、それだけで聞いている人の心を掴めそうですが、問題なのは、出ている音は全然そういう音ではなく、普通に楽そうな音色だということです。
トロンボーンでも高い音を吹く時には相変わらず左目周辺筋肉の萎縮があり、目を閉じた方が吹きやすいのですが、トランペットを吹く時のようなキツそうな顔つきにする必要はありません。このことから分かることは、トロンボーンよりもトランペットの方が顔面筋肉全体を使う必要があるということですね。ということは、トランペットを涼しい顔で吹けるようになった時こそ、顔面麻痺から完治したと言えるでしょう。
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