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Sliding Cafeマスターのブログ

アレンジ着手

また新たにアレンジ依頼が来たので、今日からアレンジに着手。テンポ、コード進行、楽器編成、基本リズムやイントロ、間奏、エンディングの小節数など楽曲全体のおおまかな構成は既に決まっているので、今回はドラムの打ち込みから始めてみました。ドラムパターンが決まると、おのずとベースパターンも決まって来るので、ベースラインを作るのも楽です。ドラムとベースの土台が決まれば、必然的にピアノの弾き方も決まってきます。今まではピアノなどのコード楽器から着手する事が多く、ドラムパターンは比較的後の方で作っていたのですが、ドラム、ベースからアレンジを着手するのは作業がスムーズに進みますね。

ドラム、ベースは楽曲全体の中での支配力が強い楽器なので、支配力の強い楽器から決めていく事によって、他の楽器は制約、制限を受けることになります。例えば、リズムはドラムに従わなければならないし、コードはベースの音を無視することは出来ません。ですが、逆に制約が出来ることによって自由な選択肢が減る訳で、選択肢が少ない分、あれこれ迷ったり悩むことも少なくなり、結果的にアレンジ作業時間の短縮となります。

「制約を受ける」という言葉は一般的にはあまり良い意味で使われませんが、作編曲においては自らどんどん制約を作り、選択肢を減らしていった方が、作業時間の短縮につながるのではないかと思います。最近になってようやくこのことに気がつきました。

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