第二農地開拓記 #3 ～固まった荒地を耕す～

新たな農地の開拓記、第3回。
ビニール紐で畝の位置を決めたら、あとはひたすら耕すのみ。とても1日で終わるような作業ではない
仕事の日も、休みの日も、1日1列。コツコツと毎日耕してきた。


冷却水の補給も忘れずに。あまりの暑さに1時間で1リットルのスポーツドリンクを消費する。


ここの土、とにかく硬い！

"破ッ！"
フルパワーで全体重をかけ、渾身の一撃を放っても10センチ程度しか刺さらないぐらい硬い。
いったいどんな使い方したら畑がこんな固まるんだよ・・・と思いつつ、ひたすらザクザク掘り返す。


あんまり道具の扱いが下手すぎるものだから、タコができて破れてしまった
消毒液がズキズキとしみるが、これまで何度も経験してきた痛みだ。


スコップで掘り起こしたらクワで砕いていくのだが、ここで米ぬかを投入。
微生物のエサとなる米ぬかは弱った地力を回復させ、リンを多く含む肥料としても優秀な有機素材。
田舎なら精米機に行けば取り放題。たっぷり撒いて混ぜていく。


無心で作業すること1週間。1日1時間しか時間が取れなかったが、ようやく耕し終えた。
耕運機なんて持っていないので、すべて人力だ。


これが開拓前の写真。つい最近まで草だらけの荒地だったのが嘘のよう。
次は肥料を撒いてマルチシートを張り、いよいよ作物を植える。ようやく野菜作りへの1歩を踏み出せるぞ

Skyファーム第二農地の開拓、まだまだ続く！

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