スキルアップセンターとまこまい

一般社団法人苫小牧職業訓練センター運営協会の各行事、講習等などのお知らせブログです。

研修生より一般の若者達へ⑦

2019年09月12日 11時15分08秒 | お知らせ

こんにちは

前回に引き続き、研修生から提出してもらった技能実技実習の報告書にある

「体験した職種の内容を一般の若者たちに伝えよう」という報告課題の内容を一部ご紹介致します。

尚、建設業に関わる実習のみのご紹介となります。

研修生の声をそのまま載せていますので、ご覧ください。

 

配管実習(2日間)

○今回体験した配管ですが、配管といえばマ○オのイメージが強いと思います。

自分もそれ以外想像できませんでした。ですが実際に体験してみて思った事が1つあります。

それが言葉で言い表すのがとても難しいと自分は思いました。

作業してて驚いたのはガスバーナーを使うって事です。

配管と言えば塩化ビニール管ばかりでそれ以外使わないと思っていたのですが

銅管を使うとは思いませんでした。ぜひ興味を持った方は受けてみると良いです。

○今回は配管のうち配管技能士検定2級の実技課題となってる水道管を製作しました。

正直言ってすごくキツかったです。力のいる作業がとても多いので、

パワーに自信がないと続けるのはキビシイと思います。

○職人が受ける技能検定の課題になっている配管構造の組み立てをしました。

金属管の切断や継手と繋ぐねじ山を切るなどの加工まで行うため、

道具のコツが掴めるまでが大変でした。

○私たちが普段何気なく使用している「水」は、目にふれない「配管」を通って供給されていますが、

その配管を作製するのが配管業の方々です。作業は想像以上に力や体力を必要とします。

また配管1つひとつを誤差に応じて、臨機応変に加工して組み立てていかなければなりませんので、

「パズル」的な思考が得意な方が向いていると思います。

○水道、空調などのインフラを担う仕事で大変やりがいがある仕事です。

地中を掘り配管を入れ替える体力勝負なイメージがあると思いますがしっかりと

技術を学ぶことが出来て建築技能士などの資格を取れば給料も上がり

自分の能力をしっかりと評価してくれます。

○実習も残りが少なくなりましたが今回、配管実習を行いました。

内容は2級管工事施工の試験の1部である、配管の組み立てを実際に作業しました。

2日間を通して配管の組み上げを3つほど完成させました。

しかし、試運転で水を流しましたが完成した3つ全て1部の配管、つなぎの部分から

水漏れがおきてしまい、すべて失敗で終わってしまう形になりましたが、

その失敗がわかりやすい所にでる分、次の課題点の発見がわかりやすく、

気をつけることを心構えが出来る点が良いと考えます。(必ず成功するかはその時による)。

失敗で終えるも作業自体はとても楽しく、プラモデルをしている人なら作業内容が

理解するのはとても早く丁寧に作りあげるのではと考えます。

配管は、現代社会で様々な所で存在し、この先の仕事がなくなるとは考えにくい業種であり

、多くの人々に貢献できる職種です。もし興味があれば、1度調べて見ると良いと思います。

○私が、今回体験した配管実習では、水道管を寸法通りに切ってつなげる作業が主でした。

最初は、木の板に作る物の図面を書いて、それを見ながら、水道管を切ったり、

切ったパイプにのり付けやテープを巻いたり、鉄パイプにネジ山をつけて、

そこにまたテープを巻いたり、主にその作業の繰り返しでした。

今回私が、配管実習で、学んだことは、いかに道具を使いこなせるか、

いかに先を考えながら、作業することができるかです。

他の職業にもいえることですが、仕事が早い人は、道具の使いかたが、

うまく常に先を考えながら仕事をしている、そのことをこの体験を通して学ぶことができました。

 

配管実習についての感想の紹介は以上になります。

 

研修の様子も随時掲載していきますので、皆様ご覧ください。

尚、ツイッターでは研修生自身が研修の様子を投稿しています。

 

それでは、このへんで


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