BB Staff Diary

余生といいながら余生でない?でも、確かに情報に疎くなってます。でも…哀しいかな…まだスケヲタです

2002年1月20日

2002年01月20日 22時45分17秒 | Pinky
気付けば、今年お初の日記である。皆様、今年もどうぞよろしく!

さてと、Japan Openのない今回の年末年始、Tourist(←アンドレイに称された) であるワタクシはとっても激寒のオーバースドルフでは「二度と、こんなところに誰が行くもんか!」という思いになって、Mimakoと夜中に南ドイツの無人駅で雪を蹴りながら叫び続けるハメになり、でも、元日には、きちんと”聖アントン”教会というところに行ってお祈りをし、心清らかな状態に戻った(?)こともあり、その数時間後にはエレーナ&アントンが出演するショーでやっとこさ、自分のこの目で新プログラムを見られることになった。でも、この時、エレーナはユーロに出ないとは言ってなかったぞ!で、その翌日にはアンドレイの練習を見に行き、「現役続行」と聞いて、「じゃあ、私もまだ頑張らねばならぬ!」となり、でも、それならば、やっぱし、「今年もよろしく~!」と土産を配らねばと帰りの空港で慌てて、職場用にたっくさん、チョコレートを買いこんだりと。それにヴィットの故郷、ケムニッツにも行った!念願達成!旅は、それなりに充実していたように思われる。で、この後も、ワタクシは爆走していたのだが…。な~んか、2・3日前にその爆走もプッツリと切れてしまったのだ。(原因はアンタだ。<ぬかり王)

と、そんなところに、ワタクシ的にとっても嬉しい事が舞いこんできた!エリザベータ(ステコルニコーワ)のことがわかったのだ!そう。ワタクシ、エリザベータが大好きだったのだ。現在であったら、とっくに、ページも作っていたであろうし、海外観戦も行っていたかもしれぬ。ただ、私が彼女を応援していた頃のワタクシはまだそうではなかった。でも、幸いな事に、92年から毎年のようにNHK杯に来てくださったので、ほとんど毎年1回は見られるというその当時としては幸せな御身分であったに違いない。

で、Asha曰く(いや、私もそうだと思うが^^;;)、”パートナー運の悪い”エリザベータ。ミネポリのワールドの後に、カザルリーガとはコンビを解消し、その後、アメリカ人と組んで99年の四大陸とワールドに出た。ズエバさんについていたこともあって、プログラムだけでは結構、ODとか良かったと思うが、こりゃ、長続きはしないであろうが、せめて、大阪の四大陸には来ていただきたいと思っていたが、案の定、希望がなさそうなカップルは男性がスケートを止めたと同時に解消。で、エリザベータもその後、しばらくはパートナーを探していたらしいが、結局は引退して、レークプラシッドでコーチをしているというところまでは知っていた。で、あと、なんとかという選手とプライベートで順調にいっているらしいということも。(あっ、ドミトリーはマルボロでコーチをしているということしか知らない。でも、これ3~4年前のこと)

しかしね、その後のことは知らなかったのだ。で、現在は、ミシガン州にあるリンクでコーチをしていて、こんなホームページまで作っていた。「それならば!」と早速、メールを出したワタクシ。でも、それだけだとなんだから~と、BB写真館でのエリザベータの載っているページまで教えちまった。許せ!>BB

そしたら、エリザベータもとってもビックリしたらしく、でも、とっても嬉しかったらしいので、1晩明けたら返事が来ていて、いろいろと書いてくれていた。

スケートは引退したけど、昨年の9月に一緒にホームページを作っている男性(その昔、私がFSWで読んだ「なんとかという選手」そのもの)と結婚したそうだ。この人とは、カザルリーガとコンビを解消して、オタワのズエバさんのところで滑っていた時に知り合い、それからずっと付き合っていたそうだ。で、現在は本当に幸せなんだって。それは良かった。良かった。そういや、95年くらいかな?、いつぞやかのBlades on Iceで唯一、ステコルニコーワ&カザルリーガの特集記事があった時には、エリザベータは「将来、弁護士になりたい」とかなんかそんなことが書かれていたような…。人間、みな、予定は未定だ。変わるものである。そうだ。その時の記事だったら、エリザベータはソルトレイクまで現役をしていたハズだから。

仕事面も順調で、現在はいろんな年齢の、様々なレベルの子達を指導しているんだと。で、30人かそれ以上だとか。後は、シンクロの振り付けなんかもしているらしい。ワタクシとしては、彼女が弁護士になるよりも、それは、スケートの道に携わっていてくれていることがとっても嬉しかったし、現在は、とにかく、自分がやりたいことをやっていて、とても幸せだとメールで書いていた。

まさかね、長野五輪の時は、それが最後になるとは思わなかった。で、その数ヶ月後にコンビを解消したと聞いた時には、パソコンの前でショックを受けていた。考えれば、長野五輪から4年。熊本のNHK杯にはカメレンゴにギャザリアンがコーチとして来日したと聞いて嬉しかった。4年前、ナフカ&モロゾフがコンビを解消をしたと知った時、これまたショックだったけど、モロゾフは、今じゃ、新進気鋭(?)の振り付け師だ。勿論、まだまだ頑張って現役を続けている選手達もいるし、プロで頑張っている人達もいる。ファンとしては、滑っているその姿(私としては、アマチュアが1番好きなのだが)が見られるウチが華だし、とっても嬉しい。でも、引退してしまって、もう、滑っている姿が見られなくても、その人達が現在、とても幸せで新たな道を歩んでいるのならば、それもやっぱし嬉しい事である。やはりね、私は、先日、キラ・イワノワが殺されたというニュースを知った時は悲しかった。私がフィギュア・スケートの熱烈なファンになった88年当時に現役であった人だけにとても印象深いものがあった。私自身、カルガリーの後、彼女については何もニュースを得る事もなかっただけに、これはショックだった。そんな風に、突然、聞いたニュースがショッキングなものよりも、やはり、今回のエリザベータのように現在、幸せであると聞ける方がファンとしても、とても嬉しい。

今回のソルトレイク、又は、1・2年後あたりにはかなりの間で世代交代が行われる事であろう。(最初は、今シーズンを最後に止める人が多いかとも思ったが、周りの状況次第で1・2年続行する人もいそうだとも個人的にはみている。)現在のトップ選手達の大半は、シニアになりたての頃から見ている人も多いだけに、個人的には馴染み深い選手達である。それだけに、かなり、寂しいものもあるのだ。

そりゃ、ファンとしては現役を続けてくれているのが一番嬉しい!そうでなければやっぱし、プロとか。でも、それぞれの人生があるワケだから、ファンは強要できないので、思い出として残しておく事しかできないのが正直なところだ。ただ、”ネット”の普及で、ある意味、以前よりもずっと、ずっと、現役を引退し、プロにも転向しなかった人達の消息もわかりやすくはなったであろう。本当に、時代が変わったと思う。

私自身がエリザベータに会う事はもう2度とないと思うけど、新たな道で成功してもらいたいし、これからもずっと幸せな生活を築いてもらいたいものである。そして、チト、爆走が止まったPinkyさんだけど、再び、突っ走ります!ワタクシ、1月28日のエキシビションに行く予定。で、その後はエレーナ&アントンのソルトレイクでの成功のタメにお祈りをし、3月は長野ワールドに行きますので、皆様、どうぞよろしく! 

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