高齢運転者の交通事故における、全体の交通事故に占める割合が年々増している
昨年2018年は14.8%
今年に入って池袋暴走事故など、大きな事故もあり、減ってはいないだろう
先日(11/1)の読売新聞の記事によると、29日の未来投資会議で議長の安倍首相が、高齢ドライバーの限定免許制度を検討する事を決め、検討を指示した
限定って何に限定するのか?「安全運転サポート車」の運転に限って認める免許など等‥。。
30日の新聞紙面にサポート車の条件に付いて載っていました
①自動ブレーキ
②アクセルとブレーキの踏み間違い時の加速抑制装置
③車線逸脱警報装置
④ハイビームとロービームを切り替える先進的なライト
この4つを備えた車は「サポカーSワイド」と呼ばれる(民間企業での基準)
②の加速抑制装置はこれですね
また今年8月30日の記事によると、高齢運転者に実車試験によって運転能力をチェックする、その実証実験を来年度に行う事を決めたとの事
今現在は、高齢運転者(75歳以上)が事故や交通違反をしたとき、臨時認知検査を実施しているが、これと同時に実車試験も行うという事になるのでしょうか
オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、85歳以上の運転者に2年に1度の実車試験を義務付け、不合格の場合は免許を取り消す
ドイツは走行距離を自宅から半径何キロまでと限定
アメリカのアイオワ州は運転できる時間帯を限定する(昼間だけとか?)
日本ではまだ限定免許にまで至ってないが、高齢運転者に対する対策としては、70j歳以上で免許更新のときに更新時講習を高齢者講習として2時間実施している
75歳以上で免許更新の時は、先ず認知検査を行いその結果により、2時間もしくは3時間の高齢者講習を実施
認知症の疑いがある場合は医師の診断が必要となる
いずれも高齢者講習の修了証がないと免許更新ができない
これら認知検査や高齢者講習を受ける事によって、自身の身体機能や反射神経・判断能力などの衰えを自覚してもらう事が目的なのです
専門家たちの意見にもあるように、90歳でも元気で問題の無い人もいる
高齢運転者の運転免許に関してばかりではなく、車がエコ車になるのと同時にサポート機能が普通になるといいですね
埼玉自動車教習所 0120 705321