笑顔の習慣

先日、
大先輩ブロガーさんの
「笑うことが少なくなった」という
記事を拝読いたしました。

そして自分が笑う事の
できない時期があった事を
思い出しました。

2016年
息子の腎臓病発症から
腎移植を決めるまでの
この時期は毎日が
悩みと悲しみ、
そして不安の日々でした。

ドナーになって
手術が終わるまでは
毎日を必死に過ごしてきたので
笑う事を忘れていた気がします。

手術も無事に終わり
ピラティスに通い始めた時、
スタジオの正面の大きな鏡に
映った自分の顔を見て
ハッとしました。

私はこんなにも
怖い顔をして毎日生活を
していたのだろうかと。

この2年間
私は歯を見せて
笑ったことがあっただろうか。

こんな顔をしていちゃいけない
笑おう！って思っても
うまく笑う事ができないのです。

顔がこわばり
筋肉が固まり
口角が上がらない。

笑う事を忘れるって
こういう事なんだと。

仕事中にカリメロが
「師匠、何か怒ってますか？」
って聞いてきたけど
自分の顔を見て
（これは怖いわ。）って
思ってしまいました。

今は心に余裕も出てきて
笑える様になりました。

ピラティスに行って
鏡に映る自分を見て
少し表情が明るくなったのを
感じられるようにもなりました。

辛かったあの時期を
ちゃんと乗り越えてきたからこそ
今を笑って過ごせるんだと
鏡に映る自分に
「よく頑張りましたね」って
言ってあげたいと思っています。



本日もお読みいただき
ありがとうございます。