先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

ドナーの覚悟とレシピエントへの想い

2020年07月24日 | 日記

一般的に手術というと

病気になった部分を取り除くか、

そこを治すために

自分の体にメスを入れるのですが、

ドナーは違うのです。

 

ドナーになるという事は、

自分の健康な体にメスを入れて

臓器を取り出し提供するという事です。

 

手術が怖くない人は

いないと思います。

 

ドナーは、

『大切な人を助けたい』

その思いだけで

自分の体にメスを入れる事を

選択しているのです。

 

ドナーになる事は

腎臓がひとつになる事で、

もしかしたら今度は自分が

人工透析をしなくてはならなくなるという

リスクも背負うという事です。

 

怖がりで歯医者さんにも

なかなか行けない先輩が

ご主人のためにドナーになる決心をして

10時間もの手術に耐えたのです。

 

失礼を承知で言わせていただけるなら

「パパさん。

タバコなんて吸っている場合じゃないです。

 

レシピエントが

健康で幸せな生活をしてくれる事が

ドナーの幸せです。

 

先輩にドナーになった事を

後悔させないでください。」

 

先輩

私からのエール届きましたか

頑張って下さいね

 

 

新人看護師くんの今日のランチ

先輩のしんちゃんが

ご馳走してくれたそうです。

 

しんちゃん。

いつもありがとう。