先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

働く母親の葛藤

2019年09月19日 | 日記
術後4ケ月目になろうという
12月17日息子の体調が悪化しました。

微熱が続き、倦怠感と食欲不振、
嘔吐が止まらず、なんとか水分が摂れる
状態でした。

17日が日曜日だったので、
18日朝、コーディネーターさんに連絡をして
外来予約を入れてもらいました。

私の職場が11月から繫忙期に入り
有給休暇が取りずらくなっていたので、
息子になんとか1人でⅠ医大まで行くように
言って、私はお弁当を持って仕事に
出掛けました。

車の中で(あの状態で車を運転して
事故にあってしまったらどうしよう。
せっかく腎移植手術をしたのに
何かあったら取り返しがつかない)と
心配しながら私はハンドルを握りました。

今すぐ帰って一緒にⅠ医大に
行ってあげたい。
だけど仕事が忙しいのがわかっているのに
休めない。

葛藤しながら職場に着いた私は
始業ぎりぎりまでコーディネーターさんに
メールで息子の状態を報告しました。

その様子を見たあゆみが
「師匠!こっちは大丈夫ですから
行ってあげてください!」と
休みたいと言えなかった私の背中を
押してくれました。

上司に相談して休みをもらった私は
助っ人のつっちーが来てくれるのを待って
職場を後にしたのです。



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ありがとうございます。
つづきます。