今年もこの季節がやってきた。朝から雨がふっている。日曜日なので午前中はテレビの前で今週の出来事を振り返る。
午後雨脚がゆるくなってきたので、木場潟の花菖蒲園に向かう、先週が花菖蒲祭りだったので、盛りは過ぎている。
小松に入ると雨脚が激しくなる木場潟i/cから木場潟の南園の駐車場へ、４，5台止まっている。道案内に従ってハス園へ
雨に打たれて生き生きとしている。傍の立て札には、このハスは源平の時代，奥州平泉を治めていた藤原氏の発掘現場
から出土した種から蘇生由緒あるハスらしい、この雨を受け花菖蒲もアジサイもみずみずしさをましていた。
今年の高山植物の花の開花は2週間ぐらい遅くなっているようだ。白山にも出かけたいが、花の白山は今年は遅れそう、西山の植物園が
ニッコウケスゲも見頃との報道で出かける。駐車場には観光バスが2台もおとずれている。登っていくとやっと歩ける様なお婆ちゃんが降りて
くる。バスできた人達だろう。受付で200円を払って園内へハクサンフウロ、ハクサンダイキ等、ニッコウキスゲが一面に咲き誇っていた。
近くの沼ではモリアオガエルが鳴いていた。帰りに綿が滝によると雪解けの迫力ある水量を響かせていた。
晴天が続いている。今日の予報では午前中までに不安定な気象で雷があるかも？5時半出発で楽しい山の会6月例会
経ヶ岳を目指す。トンネルを抜けて福井県に入ると好天気、登山準備をして8時頃登山口を発、途中アダムとイブの木、保月山、
杓子岳、中岳と快適に登坂する、眼下には大野市も俯瞰でき快適、しかし山頂が見え始めた時、風の勢いが増し黒雲が覆い始める。
山頂到着時には２．３パーティが昼食を、私達もお湯を沸かし食べ始める。雨が落ち始める。食事の終わる頃のは大粒となり、後始末
もそこそこに雨具を着け雨で滑る急斜面を何度も尻餅をつき、下山した。
今年もこの季節になった。私も多分２５歳時、金沢に転勤依頼５０年、それ以前から引き継がれている行事である、２日は協賛行事で
灯篭流し、３日、４日は百万石行列、金沢城広場での正月・お盆の縁日、火縄銃演武等多くの催しがあった。当初はそのたびに出向た
が、最近はおっくうになって出向かない事が多い、３日の百万石行列もテレビ観戦、石川テレビの役者アナウンサーが雰囲気を充分に
中継していた。４日の午後になって金沢城広場に出向いた、今年初めて火縄銃演武を見るために・・・
久しく音信のなかった知人の名前が、伝統工芸展入選者の中に見つけた。石川は工芸の全国上位に位置する県で様々な部会が
あるが、この部会も伝統の会、人間国宝になっている人もいる。電話をすると31日から5日までめいてつ・エムザへお出かけください
との事で８階催事場に出かけ写真を撮ろうとしたら、係員に制止された。「青磁線文壺」と名ずけられた作品であった。本人は本部の
展示会で東京に飛んでいて会場には不在であった。
