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ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

うそ

2025年05月04日 | 日記

津村記久子「うそコンシェルジュ」を読む。

まだ途中。短編集。

 

うそつきと うそを考えることができるひと。

うそをついて欲しい時

うそをつかずに事実を話す理由 うその思いやり。

ふむふむ。

 

うそをつかれるのも うそをついてさえもらえないもの

軽んじられているから。

軽んじられる理由ってなんだろう。

 

考えていて悲しくなった。

 

「自分に似た人を見つけることができる」と帯にあるが

半分ほど読んだ限り 根底にある問題は同じ。

出逢う難儀も同じ。そしていずれも身に覚えアリ。

そういう人が多いんかな

そういう人が読むんだろう。

 

加害者と被害者(軽んじられる側)という分け方をしたら

加害者の立場の人は読んでも分からないか

「自分のこと」とは決して思わない。

反省なんてしないから加害者でいられる。

被害者が報われることはない。ほぼ絶対。

 

どうして軽んじられなきゃいけないのか。

どうして我慢するのはこちらだと決めつけられるのか。

本を最後まで読んだら答えは見つかるのかな。

見つからないだろうな。作者にも分かっていないに違いない。

と言いつつも 作者の別の本を予約してみる。

 

 

昨日に続いて今日も晴天。洗濯洗濯お洗濯~

そして片付け。連休が勝負だろうなあ。

雨がきて暑さがきて 何もできなくなる。

 

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