津村記久子「うそコンシェルジュ」を読む。
まだ途中。短編集。
うそつきと うそを考えることができるひと。
うそをついて欲しい時
うそをつかずに事実を話す理由 うその思いやり。
ふむふむ。
うそをつかれるのも うそをついてさえもらえないもの
軽んじられているから。
軽んじられる理由ってなんだろう。
考えていて悲しくなった。
「自分に似た人を見つけることができる」と帯にあるが
半分ほど読んだ限り 根底にある問題は同じ。
出逢う難儀も同じ。そしていずれも身に覚えアリ。
そういう人が多いんかな
そういう人が読むんだろう。
加害者と被害者(軽んじられる側)という分け方をしたら
加害者の立場の人は読んでも分からないか
「自分のこと」とは決して思わない。
反省なんてしないから加害者でいられる。
被害者が報われることはない。ほぼ絶対。
どうして軽んじられなきゃいけないのか。
どうして我慢するのはこちらだと決めつけられるのか。
本を最後まで読んだら答えは見つかるのかな。
見つからないだろうな。作者にも分かっていないに違いない。
と言いつつも 作者の別の本を予約してみる。
昨日に続いて今日も晴天。洗濯洗濯お洗濯~
そして片付け。連休が勝負だろうなあ。
雨がきて暑さがきて 何もできなくなる。
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