ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

難儀なやつ

2023年05月13日 | 子どもたち
幼稚園に通い始めて活発になったかに見えるまごち。
だが園では殆ど喋らないらしい。
喋る代わりに身振りや笑い声で感情を表現する。
それも「楽しそうね」という言葉を引き出すためにだけ。
先生や園児の前ではしゃいで見せて 別れるとぐったりする。

難儀な性格や。
赤子の頃から扱いづらいと感じていた。
(手はかからない。動き出しても悪さはしなかったし)
まご太が生まれて 子どもとはかくあるべしと強く感じたから
彼女は少し変なのだ。

あれだけ喋るのに言葉を使わない。
娘は「キモチワルイ」とまで言う。おいおい。
「あの子の良さが全然伝わらない」
それ「あの子の(頭の)良さ だろ」。
親として誇りたいだけなら 彼女に喋らせる必要はない。
「そのうち自分で気づくよ。伝えたいことが増えれば」
自分にその手段があることに。もっと伝えたい繋がりと思えば。

家に帰れば 園で何をやったか何を歌ったか母親に伝える。
伝えたい気持ちはある。

彼女は先生や他の園児をどう捉えているのだろう?
「分かって貰えない」と思うのだろうか。
相手が見たいと思っている自分を演出しなければと思うのか。
「楽しい」ふり。もしくは誇張。
そうだったらますます難儀だよなあ…

旦那がまご太の子守をする。
「にたにた笑うの見てると こいつ大丈夫か と思う」
「私も思う。でもあれが普通なんだよ」
まご太だってちゃんと大人の言うことを理解している。
(そこまで)馬鹿じゃない。けど。
「やっぱり こいつ大丈夫か なんだよなあ」「なあ」


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