救急車 その２

　続きます！


　氷を頭に当てて、痛さをこらえている義姉さんを

　椅子に座らせて、救急車を呼びました。

　しか～し、葬儀場の建物がコンクリートのせいか、

　携帯電話からは　圏外で繋がらず！

　市外局番から、救急センターにかけて、事情を話すと

　2分で来てくれました！


　しかし、それからが長かった！！

　かかりつけ医から、持病から、自宅住所・生年月日などなど

　延々と尋ねられ、遅々として進まず！

　ひじょぉ～～～に短気で声のでかい（ここが大切！）夫が

　さっさと私に同乗するように言い、終いには　私が行き先を決めました・・・。

　何でも　言ってみるもんです。


　一番　近くの　大きな病院でしたから、

　検査施設も整い、救急医の先生も　若くて　イケメンでした。やっほ～（おおばか・・・）

　しかし、告別式用に全身　黒づくめの格好で　病院内を歩く訳にも行かず、

　救急治療室の廊下で　座っていると

　事務局の男の人が来て、本人の連絡先やら、個人情報保護　承諾書やら、

　ここでも延々と尋ねられて、なんだか　尋問・取り調べを受けているようでした。

　あぁ～、そうか、支払いの心配なんですね！

　救急車で受診して、お金払いに来ない人が　多いのでしょうか。

　でもね、

　今日は告別式だったんですよね！

　バックも、いつもと違うんです！

　健康保険証　いつも持ち歩いてませんよっ！！

　明日、支払いに来るように、言いますってばっっっ！


　事務職の男性と　プチバトルが終わりましたが、

　折しも、お天気は雪で　平日の夕方、車が混んでいましたので

　まだ私一人きりでしたので、　先生からは　家族代理で診察の結果を　聴きました。

　結果は！

　高血圧による　虚血性貧血！

　要するに　立ちくらみの　重度版でした。

　イケメンの髭の先生から、日頃の血圧管理がなっていない！と、

　がんがん　怒られちゃった　義姉さんは　しょんぼり＆しおしお・・・・


　遅れて　義兄さんや　息子さん・娘さんが　付きましたので、

　夫と二人、どしゃぶりの中　帰りました。



　義姉さんは　1時間ほど　点滴をして戴き、帰宅したそうです。



　７０歳過ぎの　高齢の夫婦２人住まいですから、頭を打ったまま

　自宅に帰す訳には　行かないですよね。

　夜間に何かあったら、対処できませんから～！


　しっかり　税金　払っています！

　困った時には　救急車を呼んで、

　ぜひに　病院へ連れて行ってもらいましょう～！

　



　本日の教訓！！

　なんでも　大きい声で　しっかり　言いましょうっっっ！

　たいてい　思い通りになりますから～！

　（ちょっと　違うかも・・・）