風のアルバム

些細な記憶の断片

偉人

2024-07-08 04:39:37 | 日記

都心にあった母の生家 

古い小さな二階家はいつも綺麗に片付けられていて 

伯母と祖父がひっそりとつましやかに暮らしていました

 

祖父の佇まいには子供心にも感じる威厳がありましたが

しかしそれは人を緊張させるような威圧的なものでは

決してなく 不思議な安心感を与えてくれるどっしりと

落ち着きのある静謐でありました

 

後年 祖父の人生のほんの一部だけですが身内から聞くにつけ

あの威厳が懐かしく蘇ってくるのです

 

追記) 記憶の祖父を呼び起こして描いてみると

思いのほか似てしまいました

 

 

 

 

 

コメント
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