〜1970年代のできごと〜
母の視界に"G"が入ってしまった
かわいそうに
この瞬間にもう、"G"に未来はないのだ!
はいていた青いスリッパを素早く手に持ち
らんらんと目を光らせた母はそろりそろり
"G"に近づいて行く
と、殺気に気づいた"G"が動いた
戦いが始まった!
母は悲鳴とも怒号ともつかないキテレツな声を
あげながらスリッパでバシバシ床を叩きつけるも
なかなか"G"にはヒットしない へたっぴ…
だが最後は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる攻撃」に
軍パイが上がり へたくそスナイパーはやれやれと
ため息ついて ぺたんこの"G"をスリッパ裏から
はがしたのでございます
余談ですが 母の青いスリッパを家族は誰も
はきませんですた