前回、前々回の釣行は、青物狙いで惨敗。
全くいいところなしだった(泣)。
今回、本業に戻ってUMA狙いも考えたが、このままおめおめと引き下がるわけにはいかない。
三度目の正直。今度こそリベンジだ。
「青物は神出鬼没」とよくいわれるが、ある程度の予測は可能。
鍵となるのは、ベイトフィッシュの接岸。
そして、それを左右するのは「風」。
今週は、金曜日の朝まで東風が吹き、その後南西風に変わった。
この状況でベイトが溜まっている可能性が高いのは・・・あの辺りかな?
ソーダ祭りで混雑の予想される内房側を避け、外側のワンド絡みのャCントを選択。
ベストャWションキープのため、気合を入れて日付が変わる前から出撃した。
駐車スペースに到着してみると、既に先客の車が数台ある。
げげ、しまった、出遅れたか?と焦ったが、準備をしていたのは幸いにも知り合いのNさんとKさんだった。
事前に申し合わせたわけでもないのに現場で腕利きの名人に会うということは・・・
私の予想もあながち捨てたものではなさそうだ(笑)。
さらに、昨年秋にイナワラフィーバーの現場でお会いして以来のMさん、Iさんが合流。
私を除き、そうそうたるメンバーが揃ってしまった。
青物を専門に追い、日本海側も含めて各地を飛び回る猛者たちが嗅ぎ取った同じ匂い。
これはもう、勝ったも同然でしょ!(爆)
最近の情報交換などしつつ、談笑しながら夜明けを待った。
そして、いよいよ朝マズメ。
「お作法」に従い、現場に到着した順に立ち位置を選んでャCントに入る。
私のャWションは、先客のカゴ師が引き上げた後の、左のワンドから払い出す潮目をダイレクトに狙える好位置だ。
(いったんこのようにアングラーが適切な距離をとって臨戦態勢に入った後は、遅れてやってきたアングラーが間に割り込むのはマナー違反。釣りを成立させるために必要な距離を取っているのであり、空いているわけではないのだ。初心者が犯しやすいミスなので、気をつけよう。)
南風で程よくざわついた海に向かってキャスト開始。
結果はすぐに出た。
ボトムを取ってから数シャクリ目に食ってきたのはグッドコンディションのイナダちゃん。
荷物になるクーラーボックスは車に置いてきたので、とりあえず背後のタイドプールに泳がせておく。

いつ見てもカッコイイ魚体
皆の竿も次々に曲がっている。
時折発生するボイルは、イワシの群れを魚が追っている証拠。
ベイト接岸の予想は的中!
私のジグに魚が二匹同時に鰍ゥったり、Nさんが良型のヒラメを鰍ッたりというハプニングもあり、楽しい笑いが止まらない。
タイドプールは、皆の釣った魚でみるみるうちに生簀状態に。
誰も数えていないので分からないが、5人で40本以上は獲っただろうか。

イワシじゃないぞ(笑)
午前8時、タイムオーバーとなった私は一足お先に戦線を離脱。
生簀の魚を数匹掬って活き締めし、まだ竿を曲げ続けている皆さんにご挨拶して釣り場を後にした。
駐車スペースに戻りながら振り返って遠望したャCントは、鳥山も立っておらず一見すると平和そのもの。
海の中はイワシと青物だらけなのに。
ランガンスタイルで流していたら、この釣りは出来なかっただろうなあ、としみじみ思った。

サイズは地味だけど、何日も前から自分なりに考えて、狙って獲った嬉しい魚。
リベンジ達成♪
これで普通のカゴ釣り師に戻れます(笑)。
さあ、今夜は祝杯だ♪

ところで、Nさんのあのヒラメ、いったいどこに行っちゃったんだろう・・・・(笑)
※本日の釣果は、各自責任を持って供養いたしました。
<本日のタックル>
ロッド:タイドマークTMRSS-106/12
リール:ステラSW6000HG
ライン:PE2.5号+フロロ8号
ジグ:60~80g
