潮待小屋

結果オーライ、かな?

 
最近、某経済新聞の記事が気に入らない。
何が気に入らないかというと、このところよく目に付くこんな論調の記事。
「原材料価格の上昇分の小売価格への転嫁が十分に浸透しておらず、目先の企業業績の足を引っ張っている。」
消費者への価格転嫁は当然とでも言いたげである。

個人所得が伸びない状況で消費財価格が上昇したとき、いったい何が起きるか。
答えは明らかだ。
優先順位の低いものから高いものへ、優先順位の高いものの中でも許容できる品質の範囲でより低価格のものへと需要が大きくシフトする。
さらに、消費支出全般の手控えにより、国内景気の後退が一気に加速される。
企業にとっては、これまで以上に厳しい選別・淘汰にさらされることになる。
だからこそ、各企業は生き残りのために何とかして小売価格を抑えようと必死で頑張っているのに、「価格転嫁が進んでいない」とはなんとも呑気な言い草ではないか。
消費者は値上げを「理解」なんかしないのだ。

そんなわけで、管理人は今般、某経済新聞の購読をやめることにした。
殿様商売で価格転嫁なんかされてはたまらない。



それはさておき・・・・

このところ週末になると海が荒れる。
今晩の予報も、低気圧は通り過ぎたものの海上にはまだウネリが残っているという。
海面だけの波っ気ならばプラス効果もあるのだが、底荒れを伴うウネリは厳しい。
うーん、どうしようかなあ・・・と迷ったが、今日を逃すと仕事の関係でたぶん月末まで釣りはできない。
とりあえず、ダメ元で出発してみることにした。


BGMは、ジューダス・プリースト。


JUDAS PRIEST "KILLING MACHINE" (1978)

ヘヴィ・メタルの歴史は彼らから始まった。
偉大なる教祖様だ。
「レイザーラモンみたい」という突っ込みは厳禁(笑)。


午前3時、KG堤に到着。
いつものテトラに乗ってみると、予想通りかなり大きなウネリが足元を洗っている。
うひゃあ、これは厳しい。
別の釣り場に向かうべきかどうか少し迷ったが、良型の出る外洋に面したャCントはどこも似たような状況だろう。
ええい、ままよと、玉砕覚悟で竿を出してみることにした。

結果は・・・・・

案の定玉砕(笑)。
ヒットするのはフグばかり。
こいつらにはウネリも底荒れも関係ない。台風の最中だって食ってくる。
地球上の生物が次々絶滅していっても、フグとゴキブリは最後まで残るに違いない(嘘)。

なんとか朝マズメまで粘ってみたが、見事にぐりぐり坊主。
用意していた仕鰍ッも全部フグにやられてしまった。
しょぼぼぼーん・・・

がっくり肩を落として帰路に着いたものの、このまま手ぶらで帰るのはなんだか悔しい。
おお、そうだ!
コマセもまだ少し残っているので、どこかウネリの影響の少ない港内のャCントに寄り道して小魚でも狙ってみよう。
うん、それがいい!そうしよう!




そんなわけで、やってきたのはKM某港(⑤-(8))の港内岸壁のャCント。
普段なら見向きもしないャCントなのだけれど・・・・

なんと、これがビンゴ!
足元にコマセを入れると、良型のセグロ(カタクチ)イワシの群れがわっと寄ってくるではないか。
よっしゃあ!ターゲット、ロックオンだ!
さっそく車のトランクから15尺のへら竿を取り出し、ダイソー魚皮サビキ4号をセットして戦闘開始。

何を隠そう、こういう釣りは大得意である(笑)。
嬉々として釣りまくるターミネイター管理人。
5本針にぞろぞろぞろり~。
コマセがなくなるまでの小一時間で、15cmオーバーの良型セグロを100匹以上ゲットした。



さらに、港内の奥まったャCントであるにもかかわらず、どういうわけだか良型のアジ(27cm&24cm)もヒット。
のべ竿を満月に曲げてギュンギュン走り回る。
うほっ!めっちゃスリリング!
荒れた外海を避けて静かな港内へ逃げ込んでいたのだろうが、普段の日にはまずありえないことだ。




かくして、本命のカゴアジは完敗だったものの、まぐれ当たりの良型イワシのおかげでクーラーボックスはずしっと重くなった。
なんか嬉しい♪

やっぱりおいらは小物釣師(笑)。



<本日の酒肴>


セグロイワシのお造りてんこもり。
生姜醤油でいただくと絶品である。
釣師のシアワセ♪





       

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