こんばんわ。
「かめ爺」こと管理人です。
夢は、代休フル消化!

STING "THE DREAM OF THE BLUE TURTLES" (1985)
今週末は、久々に「普通に」休むことができた。
なんだか、とっても嬉しい。
天気予報によれば、今週末の関東地方はずっとぐずつき気味だという。
幸い土曜日の日中は降らないというので、金曜日の夜から降っていた雨が止んだのを見計らって、朝3時過ぎに自宅を出発した。
向かったのは、先週に引き続き大原漁港。
今日こそはカイズをゲットしたいのだ。
日中、南風が強くなるというので、風を背に受ける旧赤灯横の市場前の岸壁に釣り座を構えた。
時刻は朝の4時半。
今月から解禁になったヒラメ釣りの遊漁船がいっせいに出港する。
なかなかの壮観である。
船の起こした曳き波が収まるのを待って、いよいよ釣り開始。
仕鰍ッはウキフカセ。
餌は、青イソメとオキアミを交互に使ってみた。
まず最初にヒットしたのは良型のタカノハダイ。
釣り人のほとんどは、この魚が釣れると「外道」だといって捨てているが、本当にまずいのだろうか?
地元の魚屋では普通に売っていたりするのに。
「ようし、味見してやろう」ということで、キープ。
しばらくして、竿受けに鰍ッておいた竿の穂先が海中に突っ込む程の強烈なアタリ。
竿を立てると、猛烈な横っ走り。
一体なんだろう?カイズの引きではない。
しばしのやり取りの末、上がってきたのは良型のメッキ。
なるほど、よく引くわけだ。
ところで、ここに限らず、釣りをしていると、色々なギャラリーが入れ替わり立ち代りやってくる。
たとえば、朝の散歩途中の、話好きのおじさん。
釣りはしないが、毎朝同じルートを歩いているので、その情報は正確だ。
「昨日の朝、あそこの岸壁でカイズ釣ってる人がいたっぺよお。」
「先週のシケの時は、あそこの船揚げ場でいい型が上がってたっぺ。」
なんてことを丁寧に教えてくれるので、とても有難い。
その代わり、釣りとは関係のない世間話も多い(笑)。
それから、どこでも必ず現れる地元釣り師達。
「今日は釣れた?」という情報交換だけならいいが、管理人のャCントに入りたかったのか、「何時頃まで釣るの?」なんてことを訊いてくる。
「今来たばっかり」と答えると、あきらめてどこかへ去っていくが、入れ替わり立ち替わり何度も同じことを訊いてくるので、次第にいやになる(笑)。
基本的にはいい人たちで、決して悪気はないんだろうけど。
東京や埼玉方面からやって来たと思われる家族連れやビギナーの釣り客も多い。
「アジ釣れますか?」とか、「ハゼ釣れてますか?」とか、若干ピント外れな質問をしてくる。
管理人の道具立てのどこをどう見れば、アジ釣りやハゼ釣りに見えるのだろうか(笑)。
「アジを狙うなら、勝浦あたりまで南下した方がいいですよ。ここにはいません。」
「ハゼなら一宮川の河口で試してみてはどうでしょう。ここは難しいですよ。」
釣れない場所で竿を出しても仕方ないからね。
頑張ってください。
日が高くなってからもカイズは姿を見せず、先週に引き続きへダイと小メッキがぽつぽつとヒット。
どうやらへダイの群れが港内に入り込んでいるようである。
このまま居ついて大きくなってくれると嬉しいのだが・・・。
やがて、ヒラメ釣りの船が続々と港に帰って来るのが見えたところで、本日の釣りは終了とした。
今日もカイズは釣れなかったが、管理人の隣で釣っていた人が、岸壁前打ち釣法で、25センチ程度のカイズを一匹釣っていた。
ちょっとだけくやしい(笑)。
<本日の管理人の釣果>
タカノハダイ、メッキ、へダイ。
写真のほかに、緩んだスカリの口から脱走したヘダイとメッキが数匹(笑)。

追記:
タカノハダイは、塩焼きで試食。
もちもちした白身は、キュウセンに似てかなり美味。
まずくなんかないじゃん!
次回以降もキープ決定♪