潮待小屋

糾pヤッホー♪


 
暑い暑い!クソ暑い!

昨日、いきなり何の前触れもなく「真夏」がやってきた。
夜になっても気温が下がらず、蒸し暑くて寝つけない。

ちくしょう、こんな夜は釣りでもして気を紛らすしかないじゃないかっ!

というわけで、誠に不本意ながら深夜にこっそり釣り道具一式抱えて自宅を出発。
国道128号線を仕方なく南へと向かった。

BGMは、これまた暑苦しい名前のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。
映画「デス・ノート」のメインテーマとして日本でも大ヒットしたことは記憶に新しい。


RED HOT CHILI PEPPERS "STADIUM ARCADIUM" (2006)

ちなみに先日、「L~CHANGE THE WORLD」のDVDを借りて観てみたが、松山ケンイチ演じる「L」は本当にはまり役である。
このままシリーズを終わらせてしまうのは実に惜しいと思った。

ああ、それにつけても・・・

ぢぐじょうっ!あづいあづいあづいっ!・・・



某堤に到着してみると、日曜日ということもあってか、深夜にもかかわらず満員御礼状態。
幸い比較的足場のよさそうなテトラが空いていたのでそこに入らせてもらった。
さっそくタックルを準備し、まずはいつものカゴフカセでアジ狙い。
オキアミ餌で、テトラ際を攻めていく。

しかし・・・

今日はどういうわけかアジが釣れない。
テトラ際狙いから沖の根回り狙いに切り替えても、さっぱりダメ。
「渋い」というより、そもそもアジが「居ない」と言ったほうが的確だ。
潮回りも決して悪くないのに、いったいどういうことなんだろう?

隣に入ってきた石鯛師が哀れむように話しかけてくる。
「ここじゃあんまりアジは釣れないよ。○○か△△の方がいいよ。」
ありがとうございます。承知しております。
私がここにくる理由はただひとつ、すいているからなんです。
そして、すいている理由が釣れないからだということもわかってます。
混雑した釣り場でぎすぎすするより、たとえ坊主でもすいてる釣り場でのんびりしたいんです・・・。


結局、アジのアタリは皆無のまま夜が明けた。
げげ!
冗談でなく、ほんとにグリグリ坊主じゃないか(汗)!!!




ヤバイヤバイ・・・と管理人が焦っていたそのとき。
突然、目の前の海面いっぱいに激しいナブラが立った。

うわ!なんだなんだ!

青物でも居るのか?


慌てて12フィートのシーバスロッドにジェット天秤と糾pをセットし、ナブラの向こう側へキャスト。
表層を少し早めに引いてくると、いきなりガツンッというアタリ。
よっしゃあ!ヒット!
右に左に走り回った末に姿を見せたのは、この時期にしては良型の28センチのワカシ君(ブリの幼魚)。
おお~!ラッキー♪
起死回生の一匹だ。

目の前の海面ではまだ激しいナブラが続いている。
続いて二投目でヒットしたのは、美しい魚体のショゴ君(カンパチの幼魚)26センチ。
どうやら複数の魚種が入り乱れて小魚を追っているらしい。
うーん、これは楽しくなってきたぞ♪
ウシシシ・・・・

そして三投目。
ナブラは徐々に左から右へと移動しているようだ。
ナブラの中央を横切るような形で仕鰍ッを引いてくると、ひときわ大きなガツンというアタリ。
ロッドが大きく絞り込まれる。
おお!これはでかいぞ!
ラインを鳴らしながら右に左に走り回り、なかなか寄ってこない。
なんだ、こいつは?

ャ塔sングで慎重に浮かせ、テトラの下まで降りてなんとか無事に取り込んだのは、なんと体長40センチの大サバ。
おいおい、こんなサイズが陸っぱりで釣れちゃっていいのか?
堤防周りにアジが居なかった原因は、こいつらがうろついていたせいだ。





さらに同サイズのワカシをもう一匹追加し、テンション最高潮の管理人。

ようし、どんどんいくぞお~♪

しかし、獲物を仕舞って次のキャストをしようとしたときには、すでに目の前のナブラは消失していた。

あれれ・・・・・?

さっきまでボイルしていた海面に向かって仕鰍ッをキャストしてみるが、まったく反応がない。

あちゃあ!
お魚さんたち、どっかに行っちゃったよ・・・。


結局、フィーバータイムは正味30分ほどで終了。
始まりも終わりも、めちゃくちゃ唐突。
でも・・・青物なんてそんなもんだ。
回遊を予測して釣ることは難しい。
ジェット天秤と糾pは常に持ち歩いて、いつでもさっと取り出せるようにしておかなくっちゃね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<追記>
ワカシとショゴは刺身で、サバは塩焼きで頂いた。
どれも実に美味で、家族にも好評だった。
ちなみに、この日は外房各所でショゴ、ワカシが大フィーバーだったらしい。

今年は当たり年かも♪        







           

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コメント一覧

グレ大好き
管理人さん、コメント有難うございます。
 
サバが群れで入っているとなると・・・ 久し振りに、そちらにもお邪魔しないといけませんね!
サバは大好物です~ ドキドキしながらのお刺身が最高!
常連さんやファンの皆さんのコメントがやはり殺到してますが、コメントを返すのもたいへんですね。
マイペースですよ!(ちょっと控えようかな・・・)
管理人
>グレさん
派手ななぶらの正体はサバだったようです。
時期的に脂もあまりきつくなく、家族に好評でした。
また狙ってみたいです。
グレ大好き
おおぉ~っ、素晴らし~い!

これが噂に聞いた、時期外れの40cm越えの鯖ですね!!!
いやいや、こちらにコメントいただいていたものの、まさか、秋の館山サイズの鯖が外房で釣れていたとは・・・
私も同日にショゴを浜萩でGet出来ましたが、やはり水深の有る巨大漁港ならではでしょうか?
それとも、抜群のアクションを糾pに与えるテクニックの為せる業か・・・
 
今年の外房は、アジ以外の青物が期待できそうで、楽しみです。 浅い浜萩で釣れる位だから、きっと各漁港もOKのはず。湾奥に当たる勝浦も小湊も、期待が高まりますね~
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