今週は、後半に入って少し天気が崩れた。
天気予報によれば、週末の外房の海はまだ若干シケの影響が残るらしい。
底荒れで濁りが出ているとなると、アジは厳しいかも。
ちょっと微妙な感じである。
うーん、どうしよっかなあ・・・・
そうだ!前々回サバが大漁だった南房の穏やかな「湾」に行ってみよう!
狙いはもちろん、青物だ♪(ただしサバ以外)
というわけで、急遽ルアータックル一式を車に積み込んで出発。
深夜の館山道を南下する。
BGMは、BON JOVI。
BON JOVI "TOKYO ROAD" (2001)
それにしても、高速道路というのは便利なものである。
いつもの外房に行くのと比べて1.5~2倍の距離があるにもかかわらず、時間的にはずっと早く目的地に到着した。
これなら「お昼前には家に帰らないといけない」管理人でも余裕で釣行できる(笑)。
穏やかな鏡が浦を横目に見ながらアーミー堤防を過ぎてさらに進み、やってきたのは「ダウンタウン堤防」。
アーミー堤防ほどではないものの、ここもまた結構な混雑である(汗)。
先端付近は既に先客で一杯だ。
うーん、参った・・・。
仕方なく、堤防中程に釣り座を構える。
夜明けまでまだ少し時間があるので、家から持ってきた冷凍サバの切り身を胴付き仕鰍ッに刺して堤防外側に投入。
カサゴでも釣れないかな~と探っていると・・・
コツンコツンという前アタリのあとに、いきなりグングングンという引き込みが!
ヒットしたのは体長45センチの良型のアナゴ。
最近外房でよく釣れるクロアナゴではない。正真正銘マアナゴだ。
YES!アナゴ♪
当然、お土産用にキープ。
気をよくして餌を付け直し、同じャCントに再度投入。
今度はいきなりゴンゴンッという強いアタリのあと、一気に走り出した。
おお、なんだなんだ?
ヘッドライトに浮かぶシルエットに一瞬「マゴチか?」と喜んだが、あがってきたのは残念ながら可愛らしいサメ君(笑)。
外房でよく釣れるサメとは柄が違うが、なんという種類なんだろう?
その後もサメのアタリに一喜一憂しながら同サイズのマアナゴをもう一匹追加したところで、東の空が徐々に明るくなってきた。
よっしゃあ!いよいよ本番だ!
胴付き仕鰍ッをメタルジグに交換し、海面を注視する。
ナブラが立ったらいつでもキャストできる態勢だ。
神経を集中して、じっと目の前の海面を見つめる。
・・・・見つめる。
・・・・見つめる。
・・・・じっと見つめる。
・・・・目が疲れた。
う~ん、なんか思っていた展開と違う。
青物、おらんがな(泣)。
海面ははるか彼方までベタ凪で、潮もほとんど流れていない。
鏡が浦とはよく言ったものだ。
外房の海に慣れっこになった身には、ちょっとしたカルチャーショックである。
とりあえずあてもなくルアーを投げて色々なタナを探ってみるが、当然のようにアタリはない。
他のルアーマン達はさっさと諦めて次々と堤防を去っていく。
なるほど、ちょっと悔しいけれど、この辺りの釣り場では深追いしないほうがいいんだね。
管理人も彼らにならって荷物を片付け、ダウンタウン堤防を後にした。
海のばかやろーっ!
次にやってきたのは、さらに西に進んで房総半島「先っちょの磯」。
灯台下の有料駐車場に車を停め、岬に続く道をてくてくと歩いていく。
ちなみにこの磯に続く岬は私有地で、地権者との間で通行をめぐるトラブルが生じていたらしいが、駐車場のご主人のご尽力で現時点では一応の解決をみているとのことである。
ただし、2箇所ある有料駐車場のいずれかの利用者であることが条件だ。
途中で出会った地権者らしいお父さんに、「おはようございます。○○さんの所にお世話になってます。」と挨拶して駐車場の利用証を見せると、「ああ、○○さんのところね。わかりました。どうぞどうぞ。」と気持ちよく通してくれた。
利用証を出してもらえない夜や早朝の時間帯は通ることができないので注意が必要だ。
磯に下りると、さすがに房総半島の「先っちょ」だけあって、目の前は見渡す限り何も無い太平洋。
やったー!めっちゃ気持ちいいぞ!
海面は程良く波立ち、沖には潮目が通り、磯際はいい感じでサラシている。
おお!これこれ。これが私の知ってる房総の海だ♪
ちょっとほっとするね(笑)。
さっそくラインにメタルジグを結んでド遠投。
色々なタナを探ってみたが、残念ながら青物の気配はなし。
うーん、ャCントとしてはいい感じなんだけどね。
やっぱり、マズメ時をはずしてしまうと難しいのかな・・・・。
結局1時間ほどで「先っちょの磯」を後にした管理人。
来た道を引き返し、最後にアーミー堤防を覗いてみた。
すっかり日が昇って朝の時合いは終了しているにもかかわらず、堤防上はまだまだ大変な人出である。
うーん、こりゃすごい(汗)。
ぶらぶらと歩きながら様子を見てみると、良型のサバは相変わらずぽつぽつと釣れている。
さらに、堤防足元には良型のマイワシの大群が回遊している。
サビキ仕鰍ッに鈴なりだ。
イワシの群れにはちょっと心が動いたが、今日はルアータックルしか持ってきていないので残念ながら竿は出さなかった。
それにしても、どうしてこの堤防にだけこんなにサバやイワシが集まるのだろう。
どうして真昼間に釣れるのだろう。
ダウンタウン堤防とはどこが違うのだろう。
やっぱり何か特別な地理的要素があるのだろうか・・・・。
この「大きな湾」の不思議に興味の尽きない管理人でありました。
帰路、市原SAの売店で見かけた「生落花生」。
↓
当然、GETでしょ♪
コメント一覧
管理人
キャロル
管理人
turihei
グレ大好き
管理人
べっちゃん
masaya
シーバカ
びっちゃ
潮崎 時来
うんぷてんぷ
最新の画像もっと見る
最近の「釣行記:⑧館山~富浦」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 釣行記:①蓮沼~一宮海岸(32)
- 釣行記:②岬町~御宿(28)
- 釣行記:③勝浦~鵜原(99)
- 釣行記:④守谷~興津(16)
- 釣行記:⑤浜行川~天津小湊(94)
- 釣行記:⑥鴨川~千倉(34)
- 釣行記:⑦白浜~洲崎(35)
- 釣行記:⑧館山~富浦(35)
- 釣行記:⑨富山~富津(16)
- 釣行記:⑩その他(298)
- 釣場風景:①蓮沼~一宮海岸(14)
- 釣場風景:②岬町~御宿(32)
- 釣場風景:③勝浦~鵜原(29)
- 釣場風景:④守谷~興津(14)
- 釣場風景:⑤浜行川~天津小湊(16)
- 釣場風景:⑥鴨川~千倉(32)
- 釣場風景:⑦白浜~洲崎(25)
- 釣場風景:⑧館山~富浦(18)
- 釣場風景:⑨富山~富津(22)
- 釣場風景:⑩その他(8)
- 年次釣果報告(16)
- 道具箱:リール・ロッド(104)
- 道具箱:ルアー(88)
- 道具箱:その他(216)
- 釣りのマナーとルール(35)
- UMAハンターズ(4)
- ブラックバスと環境問題(5)
- ひとやすみ(941)
- コラム(122)
- がんばろうニッポン(45)
- ノンジャンル(22)
- 業務連絡です(52)
バックナンバー
人気記事