今週末の釣行をすっかり諦めていた金曜日夕方。
土曜日のスケジュールが突然キャンセルになった。
おお、なんという僥倖!釣りに行ける♪
「俺は明日休む!きっぱり休む!絶対に休む!」と周囲に宣言し、別の予定を入れられないうちにそそくさと帰宅。
有休でも代休でもないぞ。もともと出勤日じゃないんだから(笑)。
天気予報では南の強風、海は大荒れの模様だが、構うもんか。
行ってしまえばなんとかなるさ。
そうです私は楽観主義者♪
かくして、夜も明けやらぬ午前4時、勝浦に到着。
予報通り、強い南西風が吹き荒れている。
風速9~10mらしい。
体の正面から風を受けるとふらついてしまう。
当然ながら海も大荒れだ。
外洋に面した磯や堤防に立とうものならまず命はない。
でも大丈夫。
勝浦周辺には南西の強風を避けられて、かつうねりの影響も受けにくいャCントがいくつかある。
今日はその一つを選んで入ることにした。
楽観主義者には楽観主義者なりの根拠がちゃんとあるのだ(笑)。
釣り場に入ってみると、南風はほとんど気にならず、海面も多少波立っている程度で、うねりの問題もない。
しめしめ♪これはいけるかも♪
夜のうちにアジ、夜が明けてからはシケを避けて逃げ込んできたクロダイ狙いの黄金リレーじゃ♪
夜明けまであまり時間もないので、カゴ釣り仕鰍ッはセットせず、電気ウキのフカセ仕鰍ッで釣り開始。
・・・30分経過。
・・・1時間経過。
・・・1時間半経過。
全然、釣れまっしぇん!
途中、クサフグのアタリが2回あっただけ。
がーん、せっかく来たのに。なーんも魚おらんがな・・・(泣)。
管理人が一人でしょんぼりとたそがれていると、外房釣師会のブラックサーフさんとター坊さんが偵察にやってきた。
別の場所で竿を出していたが、かなり厳しかったという。
そうでしたか。ブラックサーフさんでさえ厳しかったのなら、私なんぞに釣れるわけがありません。
残っていたコマセを他の釣り人に進呈し、午前7時半、今日の釣りは諦めて撤収した。
しっししし、しかあしっ!
わざわざ勝浦くんだりまでやってきて手ぶらで帰るわけにはいかない。
なにかお土産をゲットせねば!
そんなわけで、やってきたのは勝浦朝市。
ぶらぶらと歩きながらあちこち物色。
やはりこの時期は春の山菜が豊富だ。
ワラビ、ゼンマイ、タラの芽、フキ、セリ、アシタバ、etc.
そして、なんといっても圧涛Iな存在感で一番目立っているのはタケノコ!
可愛いおばあちゃんの店で、泥付きのみずみずしいのを2本選んで購入。
400円にまけてくれた♪

さらに別の店で、美味しそうなセリとワカメを購入した。
うれしいな。るんるん。
外房の春の味覚オンパレードだ♪
無事お土産をゲットし、朝市を後にした管理人。
まだ時間も早いので、周辺の他の釣り場の様子をチェックしながら帰った。
新官漁港では、大シケの中、駐車場下の通称「風早」のャCントで竿を出す上物師が大勢いた。おそらくクロダイ狙いだろう。
さらに川津漁港に回ってみると、ここは意外にも穏やか。
テトラに降りれば西風もあたらない。西の強風時に強いャCントのようだ。
しかも港内の水面には、無数の小魚の姿が!
わーい♪小魚ちゃん♪
さっそくフラッシャーサビキ仕鰍ッでチェックしてみたところ、かわいい「サバっ子」の群れだった。

もう一回り大きくなれば、釣りのターゲット兼「唐揚げネタ」としても美味しい存在になる。
他にも10センチ弱のコアユや正体不明の稚魚が釣れたが、中途半端に持って帰っても仕方ないので全部リリースした。
早く大きくなあれ♪
というわけで、本日キープした獲物はありません。
いやあ、おはずかしい限りであります。
<本日のBGM>

HUEY LEWIS AND THE NEWS "HARD AT PLAY" (1991)
釣れても釣れなくても、釣師のハートはロケンロー♪