day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

9.24、あの夏の終わり

2019-09-24 | モウギュウ。
わたくし今、新千歳空港におります。
札幌で開催された鳥イベント「鳥フェス札幌」に参加して、今日帰る予定で時間を潰しているところ。

2019ペナントレースはマジック2のライオンズとゲーム差1のホークスのデッドヒート、一方イーグルスはCS進出できるか逃すかの瀬戸際でもう大変です。ついでにいうと目の前で胴上げなんぞさせたくない!

なんて勝ち負けだけで一喜一憂できるシーズンももうすぐ終わりです。

15年前の2004年の今日、
ひとつのチームが本拠地では最後の試合を迎えました。

思い出そうとすると、何故か自分の周りにいるファンの人たちの、諦めたような、自分の無力さを自嘲するような笑顔ばかりが浮かびます。
みんな心の中では泣いていたのに違いないのに。

このチームらしい最後でした。
チームの主力とは言えない星野さんが決めたサヨナラゲーム。
そういえば2001の優勝の時だってあの時は北川はまだ主力と呼べる選手じゃなかった。
ここぞという時主力と言えない選手が何かを起こしてきてくれたんだなあ。

試合が終わったあとは周りの表情なんて見てる余裕が私自身にもなかったから、試合前や試合中の笑い顔の方が印象に残っているのかもしれませんね。

あの長いようで一瞬のようだった暑い夏の、それが終わりの日でした。



もうあの時の事をリアルタイムで覚えている人、あの時の気持ちを生々しく思い出せる人も段々減っているのかもしれません。
「あなたの応援している大好きなチームが最期の試合を迎える」
年一回でもいいから想像してみてもらえたらいいなと思います。
存在してくれてるからこそ腹の立つことや苛立ちを感じることもあるだろう。でも好きなはずのチームに「合併してしまえ」とか「撤退(解体)してしまえ」とか本当にそんなこと思えますか?言えますか?

好きなチームに辛口な意見を述べることが意識高いファンみたいに思ってる人も少なくないだろうしまあそれはその人なりの愛情表現なんだろうけど

本当に無くなってしまうことになってから泣いても遅いんだってことを私達は知ってしまったのです。

大好きなチームのことはめいっぱい、素直に愛してやればいいのにな

とか思う2019年の私でした。




9・24ドキュメント ~1~

※ここから3エントリ連作になってます。ぜひ3本ともお読み下さい。
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