◯◯◯ですから。

いいやま線とか、、、飯山鐡道、東京電燈西大滝ダム信濃川発電所、鉄道省信濃川発電所工事材料運搬線

飯山鐡道時代のレールが現存?

2019-08-30 15:30:29 | 飯山鉄道関連

先日、飯山鐡道と信濃川の発電所について調べるために、十日町まで行って来たのだった

今やそうそう気軽に行ける距離でも値段でもない

この日は朝から雨模様であったが、そもそもまだ現物を見てなかったJRの方の信濃川発電所を見に行こうとか、
十日町情報館で資料を調べようという体だったので天気はどうでも良い

後で見ればいいやとか、その時は興味なくてスルーしていたり流し読みしていた資料とか、
調べていくうちにあれもちゃんと読まなきゃってなるんで、こうして未だに魚沼へ行くことになる



さて、今日は全く別な話で、帰りがけに確認したあるモノについて

津南大割野の集落辺りを車で走ってる時に、ある人に言われてたことを思い出した

「桑名川の側線のレールって飯山鐡道時代からのものなんだよ。刻印が残ってる内に、
紙に鉛筆擦り付けて魚拓取りに行こうと思ってるんだけど、なかなか足が向かなくてさ。」

という、そんなまさかぁというくらいで、これも「後で見ればいいや」くらいのまま放置していた話なのである

その会話をしてから、10回以上は桑名川の駅前を通っているにも関わらずだ

折角近くに来たんだしと、桑名川の駅に立ち寄ることに決めた

そういえば、森宮野原も側線が残ってるし古レールあるかもと思って立ち寄るも、
構内踏切から見える範囲にレールの刻印すら見つけることが出来なかった

貨物ホームの方は草ぼうぼうで萎えてしまい、大して確認せずに森宮野原を出発

そして、桑名川へ

側線のレールの刻印を探す




あった!マジか!1921年って書いてある!スゲー!と雨の桑名川駅で1人で喜んだのは言うまでもない











当時、まだまだレールも輸入品だ

そして、1921年

飯山鐡道の豊野・飯山駅間の開業は1921年、飯山から延伸して桑名川・西大滝までの順次延伸開業が1923年

年代もドンピシャなのである

写真じゃわかりにくいが、刻印を文字に起こすと

OH TENNESSEE-6040-ASCE-11-1921

ちょっと古レールについて詳しくないので何を意味しているのかまったく分からない

古レールについてよく纏まっているサイト様を参照に簡単に解説すると

OH
は平炉
TENNESSEはUS スチール会社テネシー製鉄所
6040は重さと断面形状
ASCEはアメリカ土木学会の規格
11-1921は1921年11月製造

ということらしい。

鉄道省、つまり国鉄が発注輸入したレールには末尾に「工」の刻印が入るらしいが、
それらしきものは見当たらなかったので、私鉄時代のものである可能性が極めて高い

私にはそれを判断することはできないけど、おそらく飯山鐡道時代からのレールだろう

古レールと言えば駅の屋根の支柱とか梁みたいに塗装もされて雨風も当たらない環境ならまだしも、
地面に設置されているレールにしては綺麗に刻印が残ってくれていて良かった

これらのレールの製造から、そしてこの区間の開業から間もなく100年になろうとする

まさか、飯山鐡道の先人たちも100年後にレールの刻印で喜んでる人がいるとは思わなかったろう





ひょっとしたら、開業当時の写真に写っているレールが現存しているのかもしれないと思うだけで、また飯山線に行きたくなる

岩手開発鉄道の通過信号機

2019-08-24 01:49:44 | 岩手開発鉄道

岩手開発鉄道、通過信号機?がある

G・G現示とは言えないけど、良い









信号が点いているのを撮りたくて列車を待っていたのだけど、信号制御点は前の駅を出た時くらいの余裕があるだろうと。

実際は、列車が目の前に迫って、列車が信号見えるかどうかの位置で初めて信号の現示も出てあたふた。

三陸道で巻いた行程とは言え、信号のためにそう列車を何本も落としての撮影は厳しい。

そういえば、冬の弘南鉄道の通過信号機でも列車が見えてから信号現示みたいに同じようなこと言っていたわ。




岩手開発鉄道

2019-08-23 01:37:52 | 岩手開発鉄道
首都圏から岩手県の三陸に出るためには、花巻から釜石道くらいの感覚だったのに、なんてことない、今や三陸道で気仙沼の手前まで行けるし、気仙沼の先の三陸道も釜石まで開通している

ずいぶんと三陸も近くなったと思うくらいに、三陸道が開通していく

思い立って真夜中に家を出て、常磐道を北上、そのまま仙台東道を経て、気が付けば三陸道を走っていた

これは三陸が近い

思いがけず行程に余裕ができたので、岩手開発鉄道でも撮ろうかと思えるくらいに


鉱山軌道

2019-08-22 01:07:50 | 専用鉄道(臨海・林鉄...

10年振りに東北の三陸沿いにある鉱山に行った。

坑道の前の線路にはトロッコが置いてあってそれっぽいけど、10年前に繋がっていた線路は、ことごとく撤去されていた



10年前に来た時も盛夏の時期だった

10年前は坑道から湧出する天然水は箱単位での購入しかないと言われて鉱山事務所で1本だけ常温のを分けてもらったが、今や麓の道の駅で売っててペットボトル1本から冷えたのが買える

坑道からは涼しい風が今でも吹いていた