◯◯◯ですから。

いいやま線とか、、、飯山鐡道、東京電燈西大滝ダム信濃川発電所、鉄道省信濃川発電所工事材料運搬線

線路異常

2014-09-11 18:04:25 | 信越山線



よもや、あんな事態になるなんて思ってもいなかった、穏やかな1日の始まり。


この日は仕事が終わって、撮影に出かけることにした。


なんだろう、家に帰ってゆっくりしようと思って仕事を終わったんだけど、先日に長野北基地に止まってる検測車がマニ付きだったのよ。


しかも、仕事が無い日に白昼堂々、検測車が山線を走ると聞いて、山線に。


◯◯◯号は現役。


この日も、ブーンとスロットルを捻って沿線へ。


いつもと変わらない、私のルーツなスタイルで、ふらふらと。


3324M妙高4号から撮影。


沿線は蕎麦の花の季節。


蕎麦の花かわいい。


畑のオッチャンに「蕎麦の花も綺麗でしょ~」とか会話しつつ、あぁ、これがあの有名で美味しい信州蕎麦になるんだなって、列車待ちの時間も蕎麦を観察。


列車待ちの間なんてそんなもん、一人で撮っている間、その場の空気というか、なんか色々と観察して、その場の空気を味わいたい。


最近、それが特に激しくって、撮りたいってシーンを予め決められない。


その場その場で、好きにやる。


山線はそれが許される路線、今のところは。


一人でわがままに好きに観察して、撮影ができるって幸せです。









そして、検測車を撮ろうと黒姫へ。


何の気なしに撮るものです。


線路のそばの例のトウモロコシ畑も秋になってトウモロコシも枯れてきてて、焚き火を始める。





普通に撮ると





そして、スジ的に妙高で後続の普通を退避、関山で交換ってのを予想して、まずは妙高高原へ。





中線退避キター!!!!


妙高中線大好き。


そして、続行の普通は・・・カボチャ色してる





所定の下本入線





妙高高原入線らしい、抵抗排熱。 峠は越えて、下っていってるんでしょう。








妙高高原です。


所定に発車していく普通。





そして、普通を見送り妙高の先へ。


East iを上から撮ろうと水路橋を選ぶ。


冬にくれば草も無いけど、夏の草をかき分けて。


そして、上から。





ケツ打ち所定。


というか、こっちが目的。


屋根上の機器が好き。





まるでレーザーでも発射しそうな架線(がせん)のカメラと周囲の碍子。








いや、これ、どう見ても砲塔でしょう。


そして、このスジなら確実に上りの待ちを関山でやるので、関山へ。











変な電車キターって感じで乗客もきょろきょろ。


普通は定時で関山入線。


出発も下りている・・・が、出発が停止に。


この時、関山に着いた上りの普通は関山で抑止。


East iは所定に信号下りて発車。





しかし、何も無いはずなのに関山抑止とは・・・。


急ぎ、沿線の調査。


この日も妙高高原~関山は作業が入っていた。


列車見張りに話しかけても、「いやぁ、上りの接近も入ってたのに消えちゃって・・・」って反応。


おそらく、この日の作業のせいではない。


なれば、沿線の調査はなからにして、妙高高原の駅へ向かう。


そして、駅へ。





あ・・・・


駅員の放送によれば、妙高高原~関山で線路異常のための運転中止。 代行バス手配中とのこと。


さては、さっきのEast iで異常値出たんでは?って推測をしていたのですが、どうやらその模様。




それにしても、その即応性に驚く。


何故なら、East iの関山での交換のための停車時間なんてほんの数分。


国道のペースで走ってた私ですらEast iの関山入線で並走していたのだから、そこから停車時間ってもたいしてない。


そんな時間間隔しかないのに、既に上りの関山抑止が決定していたわけで。


ともあれ、係員が直江津からの現場到着予定は14時。


それまでは運転再開は無い。


駅の放送で、この後参ります直江津行きは当駅で折り返します。


そう、3323M妙高3号のことである。


折り返し、つまり、妙高高原の中線に来ることが予想される。


なお、この日はフリーザ。こと彩485が下る日で、妙高下本はフリーザ。が占領中。


そして、おそらく時間的に黒姫で通告を受けていた分の遅れで妙高高原に妙高3号が到着。





中線キターーーーーーーーーーーーーーー







ガチでした、妙高号が妙高中線へ。


そして、折り返しと分かってもなおたくましく撮る鉄ちゃんは凄い。





フリーザとの並び、嬉しくはない。








折り返し、前途は代行バスとのことで、駅の出口は行列。








跨線橋にのぼれば、上から撮れるんじゃねぇってことで。





この際だ、シングルパンタは目を瞑る。





中線に国鉄色。 いいね、興奮するね。 中線に国鉄特急型の国鉄色。 哀愁や。


そして、中線こと2番へ。








ヤバい、2番だ、中線だ。








長野幕。 正真正銘、妙高高原特発列車である。





この通り、普通幕になる。


関山からの代行バスが妙高高原に到着。








折り返し、新井まで代行するらしい。


バスを待つ人達。





そして、代行バスからの旅客の乗換が完了し・・・








中線出発進行!!!!!!!!

















いや、妙高高原中線から出発する183・189系を撮りたかったのです。


こんな状況で不謹慎だけど、興奮した。


悠々と出て行く、その列車の姿が頼もしくも感じた。


同時に、冬の大雪の対策もあって、妙高高原に中線があることの優位性を感じた。


今の時代は効率化で、中線などのおおよそ稼働率の低い配線は廃止・撤去が推進されている。


しかし、ここは妙高高原、日本有数の豪雪地帯。


ある区間で雪のために運転ができなくなっても、折り返しで対応しようという現場。


こういう場面でも役に立つ。


それを実感。



そして、JR代行も出る。








そして、この頃、運転再開。


関山抑止で乗客を代行バスに移した上りが開通初列車、逆方向の実入りの営業の下りも入る。


なお、下本はフリーザ様が占領中なので、普通は・・・








長野発直江津行きの中線キター!!!!!!!





中線


そして、開通初列車の上りも入線





そして、中線から下り方の開通・・・・感涙。





そんなこんなで運転再開。


夜までにおおよそ戻ったらしい。





1.安全は輸送業務の最大の使命である。
2.安全の確保は規定の遵守及び執務の厳正から始まり不断の修練によって築き上げられる。
3.確認の励行と連絡の徹底は安全の確保に最も大切である。
4.安全のためには職責をこえて一致協力しなければならない。
5.疑わしい時は手落ちなく考えて最も安全と認められるみちを採らなければならない。





定時運行・サービスは二の次三の次の鉄道輸送。


安全のため、運転を見合わせることもある。


これもまぁ・・・・峠ですから。





峠ですから。