goo blog サービス終了のお知らせ 

新発寒教会ブログ

札幌市の新発寒教会ブログです。

日本基督教団新発寒教会 ご案内

日本基督教団新発寒教会のご案内です。

牧師 清水和恵

定期集会は以下の通りです。

主日礼拝 毎週日曜日午前10時半
聖書を読み祈る会 毎週水曜日午前10時半

新発寒教会の地図

福島原発汚染水放出反対 札幌駅前スタンディング

2023年04月16日 | こんなことしました!
2023年4月15日(土)
福島原発汚染水放出反対 札幌駅前スタンディング


札幌にも例年より早い桜のシーズンがやってきました。
ぽかぽか陽気の中、札幌駅前で「福島原発汚染水反対」スタンディングが
行われ、参加してきました。
主催は「これ以上、海を汚すな!市民会議」で
わたしたちの教会もお世話になっている地脇美和さんが、呼びかけて
くださいました。
地脇さんは、新発寒教会でこれまで2回にわたり、
福島原発事故以後、福島で何が起こっているのか、講演してくださいました。

今回持参したのは、毎月、新発寒教会のスタンディングでも使っている
ボードです。
段ボールを張り合わせたものですが、よく見ると使い込んでいて
あちこち、ほころびていますね。
もう2年半以上も、スタンディングのたびにお目見えです。

ちらしを配っていたら、小樽の方で父が漁師さんという女性が
海が汚れるのはかなわないといって、話しかけてこられました。
昔,たくさん魚が獲れたころの小樽の様子も教えてくださいました。
海は多くの命がやどっていて、いろんな国や地域とつながっているのに、
日本政府はなにを考えているのだろう。
短絡てきだ。
本当に!

会場には、様々なところからの参加者がありました。
いつも市民運動で見かける方、いっしょに活動している方、
東京から駆け付けた方、お母さんと一緒にボードをもって
いた小学校5年生の男の子。
ここに来れば、あの人に会えるかも・・・といった
ひそかな楽しみと期待も、だいごみですね。
実際、お会いできたのでした。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年イースター

2023年04月12日 | こんなことしました!
こんなことしました!
2023年イースター






4月9日(日)
◇礼拝 10時半~
メッセージ「石は転がっていた」 牧師 清水和恵

◇祝会  礼拝後
 卵さがし、長束淳一さんのマジック、サンドイッチ会食
 癒しの楽器カンテレ演奏、みんなで春の唄を歌おう。
 なぞなぞに挑戦、Tさんのピアノ演奏「ひまわり」
 平和への祈り、ほか。

 コロナも落ち着いてきたのでしょうか。
 ひさびさに30名を超える礼拝と祝会。
 こどももおとなも、ハッピーイースター
 楽しみました!

 新しくおいでくださったみなさま。
 心から歓迎いたします。
 次週もどうぞ、おこしくださいね。
 
 イエスさまのご復活のいのちに生かされて
 新しい日々が始まりました。

※写真をクリックすると、大きくなります。

 









 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名画座「ジーザス・クライスト スーパースター」 上映

2023年04月10日 | こんなことしました!
新発寒教会は、不定期に映画上映をしています。
4月2日に上映したのは、1973年作品
「ジーザス・クライスト スーパースター」
イエスの十字架にいたるまでの1週間を描くロックオペラで
世界的に反響があり、舞台や映画で大ヒットしました。
舞台でので数々の受賞をはじめ、映画では
ゴールデングローブ賞作品賞、助演女優賞に
ノミネートされました。

日本で映画が公開されたとき、わたしは高校生。
映画大好き少女でしたし、お小遣いのほとんどは映画雑誌購入につぎこみ
当然、映画通のつもり、そして教会にも通っていましたが、
実はこの映画はちんぷんかんでした。
しかし、かろうじて思ったのはイエスの弟子のユダの描き方が
とても斬新で、この映画はユダの視点から描かれている
ということでした。
イエスを愛してやまなく、それでいてイエスに対する
「なんで?」といらだつイライラ、もやもやが
よく表現されているのです。

映画では、他の弟子たちや群衆から距離を置いたユダが
描かれています。またイエスに対して「あなたがわからない」
とメッセージを投げかけている場面があります。
おそらく、ユダにとっては最後まで、イエスがわからなかった
のでは、と思います。
しかし、映画ではユダは必ずしも悪く描かれていないようです。
きっとあの場面では誰もがユダになったかもしれない、という作者の
意図がそこにあるのかもしれません。
映画では、緻密でクールな、しかもイエスに対しては
熱情的なユダが登場しています。
一体、イエスは誰なんだ?
イエスの十字架はなんのため?
ユダが抱く思いは、古今東西のクリスチャンもそう思ったでしょう。

なんと何十年もたって観かえしても、同様の感想を抱き
また、当時のヒッピー文化やベトナム戦争反対の世相が
反映されているように思いました。
しかし当時と違うのは、イエスの十字架の犠牲は「贖い」では
ないということ。イエスの十字架を美化してはならないと
いう思いを抱いています。

大学に入学したとき、2年上のDは、やせ型長髪でまさに
よく描かれるところのイエス、(たとえば映画のイエス役テッド、ニーリー
のような)を彷彿させる先輩でした。
しかし、実在したイエスは、もっとごつい感じの中東の人だったのかも
しれません。

その先輩は今出川キャンパスのちかくの日本の70年代フォーク、ロック、
それも加川良、高田渡、岡林信康、友部正人が大好きという
店主こだわりの曲を聴かせる喫茶店で
よく本を読んでいるのをお見かけしました。

白のTシャツにブルージンズのいでたち、
「おれは政治は嫌いやけど、だれかがしないとなあ」
と言って、学生自治会や様々な方面で活動してたようでした。
今、どうしておられるのでしょうか。
ユニークな先輩でした。
(思い返すと先輩たちは、ユニークな人が多かったです。
とくに神学部は、さまざまなバックグラウンドを背負った人が
在籍し、同年代よりもずっと上、社会人を経験された方とか、
年齢もばらばらでした。)

映画の最終場面、夕日をバックに立つ十字架。
それを背景になにやら動く人影。
わたしには、復活のイエスをおぼろげに
登場させているのでは、と思えました。

ちなみに信徒の友4月号に、関西学院大学神学部教授の水野隆一さんが
この映画を題材にして「ユダはなにを問いかけるのか」を執筆しておられ
ます。

2023年4月の受難週、棕櫚の日曜日。
イエスの十字架の道行を想起する午後のひとときとなりました。



 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平和スタンディング 23年3月12日

2023年03月21日 | こんなことしました!
 新発寒教会は毎月1回、教会のまえでスタンデイングをしています。
 2020年に「戦後75年を迎えての平和宣言」を発表しました。
 そのことのささやかな、行動表明でもあります。

 掲げるポスターも最初は、「汚染水放出反対」でしたが
 その後、情勢をみて「no war!ウクライナ]
「安倍元首相の国葬反対」そして今は「沖縄・琉球弧の軍事化大反対!」
 とつぎつぎに文言を変えて訴えています。

 今月は雪解けの進んだ3月12日の礼拝後に、いたしました。
 このあと、武田春乃さんの沖縄フィールドワーク報告会を
 いたしました。
 教会員のほかに、教会の友人・知人が集い、活発に意見交換をして
 盛会となりました。
 集会が終わった後も、話したい人が残り、日が翳るまで
 たっぷりと語り合うことができました。



 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「はじめての沖縄でまなんだこと」沖縄フィールドワーク報告会 2023・3・12

2023年03月21日 | こんなことしました!
 沖縄フィールドワーク報告会

 2023年3月12日(日)13:00
 「はじめての沖縄で学んだこと」
  ~教えられなかった沖縄の姿を見て
 報告:武田春乃さん

 春乃さんは、2/16(木)~2/19(日)の旅程で沖縄を訪れました。
16日 那覇着 
17日 朝9時 辺野古基地ゲート前座り込み→安和桟橋ゲート          
    →塩川ゲート→伊江島へ 謝花悦子さんとお話→土の宿泊
18日 ぬちどぅたからの家→伊江島めぐり(ニャティヤ洞、郷土資料館、 
    団結道場、湧出、城山、二―バン・ガズィマール、LCT被曝慰霊碑など)
19日 佐喜眞美術館  帰札

 若い世代の春乃さん。
沖縄で見て聞いて触れて感じて考えたことを、まっすぐに話してくださり
わかちあってくださいました。
感謝です。

阿波根昌鴻さんがなくなって20年近くたちますが
軍事化の進む沖縄・琉球弧の状況をみるとき
彼の非戦と平和へのたたかいを忘れてはいけないし
どのようなかたちでも継承しないとならないと
感じました。
今回、春乃さんの報告を聞いて、阿波根さんは
なくなったけれど、今もなお平和を希求する人の中に
生き続けていることを思いました。


雑誌「世界」2021年2月号には
阿波根昌鴻さんの特集が記されています。
榎本空さんの「ガラクタの山を証すること」を
読み、クリスチャンであった阿波根さんが
聖書をどう読んでいたのか、思い巡らすときが
与えられました。

春乃さんの言葉を思い起こしています。
「阿波根昌鴻さんは、沖縄のガンジーと呼ばれて
いるけれど、そうではなくてガンジー、キング牧師、
阿波根さんと並列に呼ぶべきだ」
なっとくでした。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする