2025年7月6日礼拝
最初のメッセージ
使徒言行録2:14∼21
清水和恵
ペトロの説教デビューは、人々の嘲りの中で始まりました。
まさに逆風を受ける中ですが、なぜ彼は語り続けることができた
でしょうか。それは逆風をはね返す神の風(聖霊)が吹いたからです。
そしてもう一つ、11人の仲間が傍らに立ち続けていたからです。
これがどれだけペトロを力づけたか想像に難くありません。
声をあげた人を孤立させないためには、その人に寄り沿い応援
する人の存在が必要不可欠です。
声をあげることで社会は変わる可能性があります。
黙っていればなんの変革もありません。
勇気をもって声をあげた人に、「わたしもそう思う」と応答する人
がいると、最初の人の声は消えることなく、こだまし続けるでしょう。
ペトロはヨエルの預言(ヨエル3:1~5)を今まさに起こって
いると力強く語ります。聖霊はすべての人に平等に注がれると
いうのです。すると息子、娘、奴隷たちは預言し、若者は幻を見、
老人は夢を見るようになると語ります。
預言は特別の人が語るものでした。
しかし今や、聖霊が注がれると誰でも神の言葉のメッセンジャー
(証し人)になるのです。聖霊を祈り求めましょう
。神さまから力を頂き、イエス・キリストを証していきましょう。
キリストと出会ってどんな人生の転機となり恵み豊かであったか
、自分の言葉で語る者でありたいと願います。