【時代の変化とベリーダンサーの生活】
〜謎に満ちた生命体は霞を食べては生きていない〜
今日は、とっても真っ直ぐなココロの
素敵なダンサー友達が呟いていたので、
私も共に再び呟いてみようと思います❣️
20年くらい前は
レストランのレギュラー、
週2回と、レッスン週4日
(1日2コマ〜4コマ)で私達プロダンサーは
十分食べていけた時代がありました。
ダンサーは踊ること、楽しませることに
集中出来ましたし、
(ダンサーはアスリートだからね、健康管理、トレーニング、感性を磨くこと、など、やっぱりプロになると色んなことに時間も必要ですから)
レストランのレギュラーは、
ダンサーのお仕事の中ではとても安定していて、
当時レギュラーダンサーはリスペクトも
されましたし、それゆえにハードルも高く
お客様も品がよく、
レストランのオーナーさんも
お仕事の仲間として尊敬し合える関係でした。
業界には「いくら以下では踊ってはいけない」
という暗黙の了解もありましたし。
けれど、この「暗黙の」というのが
良くなかったのでしょうか?
(全てのダンススタジオが壁に貼り出したら良かった?!🤣)
それとも、誰も想像出来ないほど、
【ダンサーの生態】というのは
謎に満ちていたのでしょうか…
(踊れば空腹は満たされると思っちゃった?)
《時代の流れ》と言われてしまえば
それまでの話なのですが
…この魅惑的なダンスの認知度が上がるに
つれて…
「ダンス大好き!先生大好き!」と
言いながら…
タダで踊ってしまったり、タダでないまでも…
安く踊ってしまう人達が出てきて、
「ダンス大好き!先生大好き!」と言いながら、先輩方に配慮のない値段で…
教えたりしてしまう人たちが出てきて…
とても悲しいことですが、
素晴らしいダンサーの仲間たちが…
全然関係のない【アルバイト】をするのを
見てきました…。
当時、
「あなたがしていることは、故意でなくても、あなたが〈大好き〉と言った人達の生活を苦しめているんだよ…配慮が足りていないよ…」
と言ったら…、
[五月蝿いおばちゃん😂]扱いされました😆
今は、もう実際におばちゃんになったから、、
また呟いてみました。(笑)
お稽古事は、習う側には趣味であり、
遊びであり、楽しみであっても…
教える側には生業であり、職業であり、
仕事である場合も多いのですよね。
…そうね…だから本来芸術などというものは
職業にはし難く
(周りの人間が如何に高尚であるかにも寄ってしまうから)
武術の先生も他に仕事を持っていたり、
場所によっては、全ての人が別の職業で
食べているのに、一人一人が素晴らしい舞手で
楽師の村があったりするからね…
…悩ましいところですが…
要点をまとめると、
自分の「好き」な人、「好きな教えを、くれる人」「好きなモノを、創ってくれる人」「好きな世界を、見せてくれる人」の生活を、
脅かして、
苦境に追いやりたい人は…いないですよね、
ということなんです。
(そういう〈ドS〉はいらないからね😅)
だから何か行動に移す前に
あなたの行動が、誰かを苦境に追いやる
ことになっていないか、気付いて、考えてもらえたらとても嬉しいなと思います☺️
もしも
〈レギュラーダンサーのいるレストラン〉で、、安く踊ったり、無料でおどっている…しかも
〈ダンスが好きで、レストランダンサーに憧れている人〉がいるなら…
その場所の価値を下げられて、
お給料も下げられてしまったら…
レギュラーのダンサーさんは、
生活が圧迫されると、伸び伸び踊れないし、
研究する時間の余裕も奪われてしまうのだ…
ということを
理解してあげてもらえたら、
同じ業界で生きる仲間としてとても嬉しいです。
レギュラーダンサーさんのいらっしゃるレストランで無料で踊らせて頂くのなら
『◯月◯日はアマチュア発表会ですが、
毎週◯曜日の◯時からはプロの△△△さんの
ダンスが見られます、私たちは△△△さんに
憧れてここで発表会をしてみたくなったので、
是非一度プロのショウも見てみてください!』
みたいな感じで…応援しあったり、
同じダンスを愛する仲間なら…
支えてあって高め合っていけた方が
気持ちも良いのではないかと思います❤️
今は、、昔のような【旦那衆】にはお目にかからないしね。(エンジェルが投資するのは、テクノロジーや利益の膨らみそうなところばかりだものね。私は人間の才能ほど面白い分野はないと思うけれど、このAIの時代だもの…やはりジャングルに移り住もうか?😅)
これはダンスだけじゃないのかもしれませんよね。
色んなお稽古事の世界が、似たような壁にぶつかる時があるのかもしれませんが、
どんな時代も、人と人の問題を解決できるのは
ヒトだと思うから、
誰かにしていることを〈批判〉されたり〈注意〉された時は、
瞬時にシャッターを下ろすのではなくて、
それぞれの立場になって、
一度自分の怒りやその時の不快な感情は傍に置いて、フラットに頂いた意見を、
違った立場から考えてみると…
それまで気づけなかったことや、
新しい物事の側面に出会えたりも
するかもしれないですよね。
…それでも、「私は私!」という時も必要かも
しれないし。
最後に一つ言えることは、
人間は一人では生きられないし、
一人だとつまらないよ。ということです。
習って楽しい、出会って嬉しい、〈なにか〉には
それを先に習い、伝え、教えてくれた誰かがいるはずで、
その〈なにか〉を素敵だと思うことは、
その人がそれを習得するまでにかけた時間や情熱も含んでいることを忘れてはならないんです。
そして、誰かを、何かを「好きです」と言うことは、「あなたの幸せを応援します」にとても似ていると私は思っていて…
好きだと言ったなら、その人が困ることはするべきではないと思うんだ。
はっ❗️今日はショウなのに書きすぎた🤣
本日の渋谷カフェボヘミアは満員御礼!
次は7/7の錦糸町シルクロードカフェ(ベリーダンス)と
7/8の松戸運動公園柔道場の掛け試し稽古会(武術)で、お会いできますように💖✨
ちなみに今日は大好きなアイーシャちゃんが、
錦糸町のシルクロードカフェで踊っていて、
こちらはまだ当日券があるかもなので、
「あ、今日ベリーダンスの気分だったのに渋谷逃しちゃったわ!」というそこのアナタはぜひ錦糸町へGO!コメントにフライヤー貼っておきます😘
HiromiEva