2008年、１月最後の日

日付が変わって、今日から２月。２００８年１月最後の日、私は久々に新宿へ行きました。空は相変わらずどんよりと人工的な色をしていて、カラフルなレゴをひっくり返したみたな町並みが、そんな空の色を一層際だたせていました。。。でも私は都会が嫌いではありません。そんな所には住めないと言う人もいるし、最近では満員電車に乗れない人も多いけれど、、それでも私は都会が嫌いじゃない。不快さに飼い慣らされた訳ではなく、人ごみでホッとする瞬間があるのです。ああ、別の惑星ではなく、自分は今ここにいて、私たちは時間を共有し、未来に向かっている。。日本はまだまだ平和な方で、こんなにもたくさんの人がひしめき合ってそれぞれの人生を生きている、、。そして、もしかすると、かすかだけれど、そこに潜む歪みのようなものを感じて、それに負けまいとしているのかもしれない。。。心が弱くなって、悲しい事件を起こす人が増えている、ゆっくりと行き場を失う人達がいる、輝く成功者達は、、そんな歪みが見えなかったり、知らんぷりだったりするけれど。。。。。複雑な感触が心の中を撫で回しながらも、、私はやっぱり人間が好きだと思う。。こん
な、他人に過敏な時代に負けたくないのかもしれません。どんな状況でも、快適に生き延びられるような、生命力のような強さが欲しいと思う。強く思う。シンプルな発想で、研ぎ澄まして解決したい。。。街に緑が足りないと感じれば、黙って家に緑を増やすように、大勢の人間が苦手なら、黙って一人の時間に感謝するように、、泣き言を言って自分の弱さに全面降伏するんじゃなく、甘ったれるんじゃなく、多少歯を食いしばっても、次の瞬間にはにこやかに前を向いて、余裕を見せている方が性に合っているんだろうか？なんて。。。。。。そんなことを考えながら、２００８年１月最後の日は新宿でお友達（私がお友達なんて言って良いのかしらと思うくらい素敵な人です。才能があって、人を癒すような人。私には人生の少しだけ先輩で、憧れのデザイナーさんです。）を待ちました。今日も寒いけれど、がんばろう！宏美