インドへのロードマップ

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インドの数字のシステム

2006-02-07 22:19:22 | インドの基本データ
この間、インドのラック(Lakh)とクロー(Crore)に関して
お知らせしましたが、やはり上には上がありました。インド
人の知り合いに問い合わせていたのですが、この上の表のよ
うなシステムになっているのがわかりました。

数字が二つづつで、位があがっていきます。ゼロの数は見事
な奇数の序列です。クローの上のゼロが9個ついたものを
アラブ(arab)といいます。日本語にすと10億です。さらに
その上、ゼロが11個ではカラブ(kharab)となります。千億
です。その上は、ほとんど使わないそうですが、ニール、
パドマ。シャンク、マハシャンクというふうになっていきま
す。

これはあくまでも昔のインドのシステムで、現代では、例え
ばゼロが12個ついた場合(日本語では一兆)、1lakh crores
のように言う場合もあるのだとか。知っていないとわけが
わからなくなります。国家予算をルピーで表記するときには
使われるのでしょうか。

パドマとか、カラブというのは、ヒンディー語では時々使わ
れることもあるらしいのですが、インド人でも知らない人も
多いかもしれません。

アラブ(十億)の語源はわかりませんが、地名のアラブと関連
しているとしたら面白いですね。アラブの民と言ったら、十億
の民ということになるのかもしれません。

アラブ以上の数字は、めったに使う事はないので、覚えておく
必要はあまりないですが、普通のインド人も知らないインドの
ことを知っておくと、何かで得することもあるかもしれません。






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