白骨の道「下野清徳の回顧録」

戦後復興に命を懸けた公務員の生涯を赤裸々に紹介します。メール:kanran@i-next.ne.jp

・・・ブログの題名を・・白骨の道「下野清徳の回顧録」・・とした理由・・・

2010年08月12日 | Weblog
浄土真宗の葬儀で拝読される蓮如上人の白骨の御文章・・・さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙と為し果てぬればただ白骨のみぞ残れり・・・(御文章五帖目十六通)蓮如上人の「白骨の御文章」は、名文として知られています。私の親族の供養の席で岡村和尚がこの「白骨の御文章」についてこう話された「道も無い砂漠の中を一人で歩いていると、ふと先のほうに白いものが見えた、近づいて見ると人骨である、その先にも白いものが見える、そこに向かって歩くと又白骨である・・との話を聞いたとき何故だか涙が出て止まらなかった、その時この白骨の道こそが人の道だと悟りました。人は誰でも、草木や牛や鳥等の命を戴いて生かされています、食事の時は必ず(貴方の命を)戴きますと云うのです。(写真は、弦掛公園の石橋です・下野撮影)