田舎ものが人生経験の常識から政治・歴史をつぶやいていきます、言論も人を殺す武器となることを肝に銘じて

歴史、哲学等が嫌いだった青春時代、安保闘争から現在の集団的自衛権、原発、経済政策を素人が思うにまかせて綴るブログです。

国連で「辺野古ノー」翁長知事、国際社会にアピール・・・辺野古移設問題は人権問題ですか。

2015年09月23日 | 報道ニュース
 沖縄の翁長知事が国連で演説したそうです。安保論議と同じレッテル張りの扇動論です。本質議論をさせない、まさに民主主義の危機です。

 民主主義とは、考え方が違っても、双方の主張から単純ではないにしろ問題点、メリット、デメリットを抽出して議論を深めるも、決着しない場合は多数決によるものだと考えています。議論は同じ土俵上でしかできません。

 「沖縄の人々は、自己決定権や人権がないがしろにされています」とスピーチしたそうですが、安全保障や外交は国の専権事項とかいうまえに、辺野古移設問題が人権問題なのでしょうか。政府と沖縄県は10数年間の紆余曲折をえて、膨大な振興予算と引き換えに移設を県は承認したのではないのですか。
 
 予算が絡む問題で人権侵害とは、どういうことでしょうか。
 安保法制論議と同じく、的外れで実現不可能な政策でも民主主義・人権を語れば騙される人は一割ぐらいはおられるでしょう、先の国会での社民党福島瑞穂や 山本太郎議員のテレビ目線でのパフォーマンスにうんざりしていたところに、翁長知事のこのパフォーマンスです。

 人権に飽き足らず自己決定権まで持ち出されています。自己決定権を言われるということは沖縄の独立問題を意識されてのことですよね。アイルランド・スペインとかの独立問題と同列に扱ってほしいということなのでしょうか。独立問題でしたら多少は、国連でアピールする意味があるのかもしれません。
独立も沖縄県民の民意なのですか。

 また、知事は基地は米軍に不当に接収された歴史認識問題に絡めています。確かに沖縄県民は日本軍と共に日本のために戦い負けました、日本兵は故郷を離れ戦いました。沖縄も本土もありません、日本のために戦って負けました。
 北方領土や国内の土地もたくさん接収されました。北方領土はまだ返還されていません。

 翁長知事は日米安保条約は必要とする立場と聞いていますが、知事選を応援してくれた人たちは安保条約反対なのではないですか、支援者に媚びる的外れなパフォーマンスは決して解決には繋がらないし、むしろ逆効果でしかないことは安保法制の国会で示されているではありませんか。

 テレビをはじめとするマスコミ報道は、世界は明らかに内政問題を国連の場をパフォーマンスに使うことをどう思ってるかを報道すべきではないでしょうか。
 
 辺野古移設問題は、人権問題や沖縄独立問題、ましてや歴史認識問題でもありません。

 安全保障問題であり環境問題ではありませんか。問題をすり替えないでください。
 原点は普天間の危険性・騒音排除ではないのですか。私も昨年辺野古に行きましたが、那覇市街地から10km以上離れています。
 羽田空港でも10Km離れたところでは騒音問題はありませんよ。

 知事の仕事は、沖縄県民が豊かで安全に暮らすことができる環境を作ることではないのですか。
 
 翁長知事には、次のことも知っていてほしいと思います。
 
 北方領土はいまだ返還されていません。
 また私の故郷の県は、廃村・廃校が続いてます。故郷に帰りたくとも仕事がなくやむなく故郷を離れて生活をせざるを得ません。
 過疎化と人口流出が止まりません。仕事がなければ生活できません。
 沖縄県の人口が増加してることをうらやましく思っていることも知ってほしいと思います。

 素晴らしいブログ見つけました。必見です。

 「あまりにも歪められた辺野古基地問題」 西陣に住んでいます。

 


コメントを投稿