~色のGIFT~ Silent Color

2023年6月 横浜→福岡糸島へお引越ししました。
ニャンドゥティとオーラソーマとにゃんこと日々あれこれ綴ります

ステイホームどころではなくなってしまった

2020-04-08 23:00:28 | 家族

です。

今日から緊急事態宣言の日々が始まりましたね。

~お知らせ~

SilentColorは、緊急事態宣言がスタートした本日4/8~5/6まで、お教室での講座やセッションなどは全て中止とさせていただきますm(__)m (休業いたします。)

これから、オンラインでできることを少し模索してみますね。

 

母の施設も早々に面会禁止になっていて、しばらく母の顔を見られずにいたのですが・・・

久しぶりの母との再会は、施設の部屋ではなく、病院のベッドの上になってしまいました。

 

今日の夕方、事務仕事をしながら、“そろそろ夜ごはんの支度でもしようかな”なんて思っていた時、母の施設から電話が。

 

施設の自分の部屋で転倒しているのを発見され、病院でレントゲンを撮ったら、足を骨折しているとのこと。。

入院手続きなどあるので、家族にすぐに来てほしいという内容に、私の穏やかな日は一変しました。

 

お昼ご飯を食べる暇もないほどテレワークで忙しそうな夫に“ハプニング発生!落ち着いたらリビングに来て”とメモを渡し、待つこと数分。。

弟にも連絡を取りましたが、出勤しているとのことですぐには向かえない。

ああどうしようと思っていたら、夫が会議などを切り上げ、車で病院へ連れて行ってくれました。

 

施設の近くの病院へ搬送されたので、我が家からは車でも約一時間かかります。

やっと着いて、母の病室に近づくと、中から「痛い、痛い」と言って泣いている声が聞こえます。

 

そこには震えながら痛がっている小さな母がいました。 

 

急いで帰ってきてくれた弟と合流し、担当医の説明を聞くと、左の大腿部を骨折したとのことでした。

 

・・・・大腿部骨折・・・・高齢者がこの骨折をきっかけに歩けなくなり、認知や老いが加速することを、なんとなくですが知っていました。

 

・・・ああ。大変なことになっちゃった・・・とうとう母にもこんなことが起きてしまった・・。

それが最初の想いでした。

 

明日、緊急手術をしていただけることになり、その後入院とリハビリをしていく方針の説明を受けました。

 

私「ものすごく痛がっているんですけど、もう少し痛みを和らげてあげる処置はしていただけませんか?」

先生「痛み止めの処置はしているんですが、それが効かないほど痛いものなんです」

・・・ じゃあどうしてあげることもできないんだ・・・。

 

説明を聞き終わり病室に戻ると、まだ母は震えて痛がっていて・・私たちが話しかけると一瞬笑顔になるのだけど、もうかわいそうで見ていられないくらい辛そうです

 

認知症が進んでいるので、

何故自分がこんなに痛いのか?
何故ここにいるのか?

何度説明しても瞬時に忘れてしまいます。

自分が転んだことも覚えていないし、骨折していることも理解できないから、起き上がろうとして益々痛くなるわけです。

点滴もどうしてつけているか?を理解できないので、邪魔になって抜いてしまったり。。

 

せめて、家族がそばにいて注意してみていたり、気を紛らわせられたりできたらいいのですが、病院もコロナ対策で、家族の面会さえも原則禁止の今。 今日は病院から呼ばれた立場ですが、それでもあまり長居できる雰囲気ではありませんでした。

母を残して病院を出ました。

 

緊急で予約外で入れてもらうため、当日の明日にならないと手術の時間が決まりません。

私はすぐに立ち会いできるように、朝からスタンバイすることに。

明後日も術後翌日なので、さすがにそばにいてあげたい(面会は10分程度と言われているけど)

ステイホームどころか、電車を片道一時間乗り継ぎ、毎日病院へ行く緊急事態宣言の日々となりました。

 

私が落ち込んでいても、何も解決しないから、きちんと外に出る対策を取りながら、母の気持ちの支えに少しでもなれるようにしよう そう思っています。

 

いつ何が起こるかわからない。ほんとうに。

 

きっと今夜は、母にとって、とても辛い夜でしょう。

娘の私は、ただ母の痛みが少しでも和らいで、眠ることができるように祈ることしかできません。

もしも、このブログを読んでくださった方に、ほんの少し時間がいただけるなら・・・

母の痛みが和らぐように、一瞬でも祈っていただけたら・・・

母の手術ができるだけスムーズに終わるように祈っていたたけたら・・・

私は涙が出るほどうれしいです。

 

さて。私がしっかりして元気でいないと。

たっぷり眠ってコンディション整えて、弟や夫と協力して、少しでも良い方向へ向かうように、あきらめずに過ごそうと思います。

~フ~

 

 



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