M氏の一口馬主のススメ

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【世も末】セレクトセールの結果について

2024-07-12 12:00:00 | M氏の戯言
こんにちは、M氏です。
先日セレクトセール2024が終わりました。昨年度に続き、私も馬主さんから選定の依頼があり、それなりに1歳馬をセリの前に見ていましたが、やはり今年も高かったですね。
224頭落札(96%落札)平均で6400万となっており、異常を取り越して、もはや回収率とかそういう概念がないと思わざる得ない結果となりました。果たして、6400万を稼ぐ事のボーダーや維持費まで含めたら、どれだけ稼ぐ必要があるのか?理解しているのでしょうか?いくらお金持ちでも痛いと思いますし、それ以上にこんな高い馬を買って、駄馬でしたという黒歴史の方がメンタル的に堪えるかもしれませんね。まああくまでも社会的に底辺の私の考えるレベルの予想ですけどね。

ちなみにこれが一口馬主に影響がないかと言われたら、それはNOです。クラブや牧場サイドから見たら、セレクトセールでこれだけで落札されるから、クラブの値付けも高くなって、当然であると考えるのが普通です。
実際にセリの価格上昇に伴って、クラブ馬の価格も上昇しております。これは競馬、一口馬主の難易度が上昇しているという事とイコールになります。
たしかに大レースの賞金は上がってますが、GIの数や重賞の数が増えたかと言われたら、そんな事はありません。つまりオープン馬になれる椅子はそんなに変わっていないですし、ダービーに出走出来る馬は18頭のままです。
こうなるとかなり高い確率で損をする事になるのは言わなくても分かると思います。
それに加えて、クラブ馬の方が強い馬が多いわけですから、本当に馬主さんは大変だなと思いますね。

後は高額取引された種馬に関してはキタサンブラック、エピファネイア、コントレイルの3強となり、それ以下サートゥルナーリア、ロードカナロアとなり、キズナやスワーヴリチャードは思ったより高額落札は少なかったですね。後は上が活躍している繁殖ですね。
後はブリックスアンドモルタル、モーリス、ドレフォン、レイデオロあたりは不人気な印象でした。このあたりはクラブ馬とほぼ同じ感じになってます。

最後に高額落札された1歳馬の動画を見ましたが、これはどうなの?って馬体の馬はほとんどいませんでしたね。むしろ好馬体と思う馬が多かったです。当たり前と言えば、当たり前ですが。いくらブラックタイプが良くても、馬体が悪いと高額にはならないという事です。これも当たり前ですが。
ただ動きを見たら、これはどうなの?という馬がそこそこいたので、あんまり動きを重視していない、見えていないのかなと思いました。つまりチャンスはあるんだなと。だから高額落札馬が走るわけではなく、意外とリーズナブルな馬が大活躍したりするのも頷けるなと思いました。
は言え、私は馬主でもないですし、あくまでもアドバイスするだけの男です。自分に大馬主さんやバイヤー系クラブが依頼してくれたら、もう少しリーズナブルに良さげな馬を推奨出来るだろうなと思いましたが、戯言でしかないですよね(笑)
依頼とか大歓迎ですので、お気軽にメールとか下さい、よろしくお願いします。

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