9番人気のモズスーパーフレアがミドルペースの絶妙なペースで先手を奪い、直線ではしぶとさを見せての粘り込みで2着入線、1着入線クリノガウディーが降着になり、繰り上がりのGI初制覇となりました。
重馬場ではありましたが、中京としては良好な馬場であったので、早い上がりの競馬となりました。
1番人気タワーオブロンドンは中団から追走で4角で外目を回しましたが、全く伸びませんでした。軽い芝向きで重馬場が苦手なのでしょう。
なお平日の重賞展望は◎ダイアトニック、◯グランアレグリアで複勝とワイドは的中も1着モズスーパーフレアが抜けてしまいました。
モズスーパーフレア→仕上がりB、入れ込み気味でしたが、毛艶も上々で馬体は出来てはいました。展開、馬場は向きましたが、この馬の実力からしたらこれくらい走っても不思議はありませんね。得意の中山で行われる秋のスプリンターズSは主役級の扱いになりそうです。
グランアレグリア→仕上がりA、元々歩きが硬く、良く見せないタイプ。馬体は毛艶が良く、状態は良好でした。スタート出遅れで後方からとなり、展開、馬場を考えたら負けて強しの内容で改めてこの馬のポテンシャルの高さを再確認しました。
ダイアトニック→仕上がりB、ストライドが伸びず、絶好調から比べたら普通くらいの仕上がりでした。好スタートから先行していき、直線ではクリノガウディーが斜行してきて、勝負所でブレーキがかかりましたし、可哀想なレースとなってしまいました。
ダノンスマッシュ→仕上がりA、キビキビとした歩きでストライドが伸びており、良い状態でした。スタートで躓き、そこから出していきましたので、4角ではすでに余力がなく、終わりました。左回りが苦手なのも結果に影響した印象です。
タワーオブロンドン→仕上がりB、やや緩さはありましたが、ストライドは伸びていました。内容は上記で記載した通りになりますが、展開も向かず、色々と噛み合わなかった結果でしょう。