次は東京サラブレッドの14年産駒の有料メルマガで取り上げた馬について振り返っていきます。
【レッドオルガ】
総合評価はA-でした。
この世代で唯一のA評価の馬になりますので、自信が一番あります。
6000万ですので、オープンクラスでの活躍が最低ラインとなりますので、ハードルは高いですが、クラシック戦線に乗っていきそうな素質馬です。
なお馬体評価はCです。
品がありますが、トモが少し足りないです。
しかし姉と比べたら一番馬格には恵まれましたし、ディープ牝馬としてはしっかりした馬体をしています。
皮膚感の良さは姉には残念ながら劣りますが、脚元に不安はない点は良いですね。
適性は芝マイルから中距離ですね。
動き評価はAです。
柔らかみのあるアクションで全体として連動しています。特に前の出がスムーズでセンスの高さを感じます。
ディープ産駒らしい軽さもあり、弾むようなバネもありますので、歩きの質としては最高クラスだと思ってもらって良いです。
強いて言えば若干、後脚に緩さがありますが、これはこれからの育成で解消されますので、大丈夫です。
1-0-1-1 獲得賞金 964万
中京で未勝利勝ちしましたが、その後は骨折が判明し、休養中です。
期待値に対しては走らず、申し訳なく思いますが、未勝利勝ちは内容が悪くはなかったので、復帰したら頑張ってくれるだろうと思います。
【レッドルチア】
総合評価はB-でした。
全体的にしっかりしていますから、確実性は高いタイプです。
4800万ですので、こちらもオープンクラスでの活躍を期待、1600万までは最低行かないといけないですね。
馬体評価はBです。
母父の影響でディープ産駒としてはトモがあり、パワータイプの馬です。
骨量、筋肉量共に優れており、馬体の良さが目立ちますね。
適性は芝マイル前後でダートも問題なくこなせるでしょう。
動き評価はC-です。
やはりパワータイプという事で出がやはり少し硬いです。その反面、力強い踏み込みには見るべき部分がありますね。
しかしディープ産駒特有の柔らかさやバネがあまりない点はやはりマイナスとなります。
この部分に関しては見る人の好みになりますが、私はディープ産駒は柔らかみがあり、運動神経に優れたタイプの方が上のクラスで走れるイメージですので、こういう評価としました。
1-0-0-2 獲得賞金 1120万
新馬戦は快勝しましたが、上のクラスでは凡走しています。
馬格がなく、もっとパワーアップが必要かなと思います。
センスはありますので、成長次第では出世してくれるかもしれません。
【レッドエレノア】
総合評価はBでした。
馬格もあり、動きもしっかりしてますから確実性は高いタイプでしょう。
2400万ですので、1000万で賞金を稼げればプラスくらいのイメージです。
出来から見たらかなりお買い得です。
馬体評価はB-です。
腰高でバランスは良くはないですが、馬格があり、何よりこの馬の長所は雄大なトモです。
馬体の資質はその馬のストロングポイントとなりますからね。
適性は芝ダート兼用中距離でしょう。
動き評価はBです。
非常にストライドが伸びますし、脚先に力強さがあり、これはかなりいいですね。
また軽さも備えていますからね。こういう馬格の馬はどうしても重苦しくなりがちですが、この馬からはそういう部分が感じられないですからね。
0-1-1-2 獲得賞金 601万
新馬戦から人気になり、芝では凡走が続きましたが、ダートで巻き返しました。
一本調子な馬で、スピードはありますが、終いが甘いですね。でも未勝利では力が上位なので、そろそろ初勝利は上げてくれそうではあります。
【レッドアンシェル】
総合評価はC+でした。
見栄えする馬体で人気になりそうな一頭です。
2800万ですので、1600万まで行ければ良いですね。
馬体評価はCです。
マンハッタンカフェ産駒で筋肉量、骨量が優れていますね。
トモもありますし、パワータイプで良いですね。
ただこの馬は体高がいくらなんでも足りないので、その馬体のロスがマイナスです。
適性は体高がないので、芝ダート兼用の短距離となりそうです。
動き評価はC-です。
ストライドが伸びて、脚先に力がありますし、スムーズに歩けています。
バネはあまり感じませんが、運動神経はありそうでスピードはありそうです。
マンハッタンカフェ産駒としては軽さがある点は評価出来ますね。
2-1-0-1 獲得賞金 4619万
アーリントンCでは鋭い末脚で2着とマイルでもやれるところを見せました。
本質的には1400以下が良いと思いますし、1200で良いパフォーマンスを見せてくれるんじゃないかなと思っています。
【レッドコルディス】
総合評価はCでした。
手頃なハーツクライですが、育成がノーザン以外で人気の盲点となりそうです。
ただ確実性は低いかと思いますが、化ける資質を感じる一頭です。
馬体評価はD+です。
記載し忘れましたが、曲飛してますし、ぼてっとしており、バランスは現状は良くありません。
ここらへんは今後の成長に期待ですね。
適性は芝中距離でしょう。
動き評価はC+です。
体をしっかり使えていますし、動きに柔らかみがあり、バネがあります。
撮影された下が緩い感じで重く感じる部分はありましたが、資質が垣間見えたので、ここはこれからの成長で解消されてくるので、大丈夫でしょう。
荒削りながら、化けたらかなりお買い得な一頭となるので、攻めたい人にはこの馬ですね。
1-0-0-2 獲得賞金 1723万
フローラSでは見せ場たっぷりの5着でした。
かなり良い末脚を持っており、これからの成長次第では化けそうな馬です。
秋には秋華賞に出ているかもしれませんね。
【レッドラフィーネ】
総合評価はBでした。
キャロット血統が東京に流れてきて、訳ありかなと思って見ましたが、全くそんなことはありませんでした。
むしろ何故キャロットで募集しなかったのかと思う良い出来でした。
値段的にこの価格帯は1勝して、500万で賞金を稼げれば最低は良い価格帯ですので、出来さえ良ければ基本的にお買い得になります。
馬体評価はDです。
正直にトモが足りないですし、筋肉にボリュームもないですし、バランスも現状はイマイチです。
適性は芝のマイル前後でしょう。
動き評価はA-です。
この馬の良さは何と言っても動きの良さです、馬体は良くはありません。
ストライドが伸びて、後脚の踏み込みには力があり、ハービンジャー特有の緩さがあまりありません。
若干硬さはありますが、動きが軽くて運動神経の良さが目立ちますね。
個人的に動きが好みでキャロットで募集してくれたらと思った馬ですね。
0-0-0-2 獲得賞金 150万
新馬戦では後方から伸びましたが、未勝利は駄目でした。
馬格がないので、パワーアップが必要ですが、ハマれば未勝利でも好走出来るかと思います。
何とか勝ち上がってもらいたいと思います。
【レッドラペル】
総合評価はCでした。
ロブロイ牝馬でどうしてもマイナスイメージで見てしまいがちですが、この馬は馬格に恵まれており、1月生まれを加味してもいい出来ですね。
馬体評価はB-です。
トモがありますし、筋肉のボリューム感がいいですし、皮膚感も良いですね。
適性は芝ダート兼用のマイル前後でしょう。
動き評価はC-です。
スムーズにキビキビと歩けており、連動していますね。また脚先に力がありますし、1月生まれを加味しても良い動きです。
少し脚元に不安を感じる部分が見受けられましたが、この価格帯ならトライしても良い出来かなと思います。
0-0-0-2 獲得賞金 80万
デビューして、2戦は共に大敗しています。
可能性はゼロではありませんが、勝ち上がりは難しいでしょう。
低価格の割に良い部分があると思いましたが、全く走らず申し訳ありませんでした。
【レッドラトナ】
総合評価はC-でした。
タートルボウルは社台Gでも多数募集されましたが、あまり人気しなかったですが、個人的に価格以上に可能性を感じる馬が結構いた印象でした。
馬体評価はDです。
馬格はありますが、トモはそんなにないですね。
なので数字以上に小さく見えるタイプと言えますね。
適性は芝短距離でしょう。
動き評価はC+です。
非力で脚先にまだ力がなく、緩さが目立ちますが、動きはリズム良く連動しており、軽さとバネがありますね。
芝短距離でスピードを生かすタイプでいいタートルボウル産駒の傾向通りですね。
0-2-1-1 獲得賞金 705万
新馬戦から結果を出していますが、どうも詰めの甘さがあり、前走はかなりの人気で凡走と残念な結果でした。
あの一走で馬がおかしくならなければ、未勝利は勝てるはずなので、頑張ってもらいたいですね。
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