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おうちでカクテル

きまぐれにカクテル作ります。

2日目 カオサンロード

2006年10月09日 12時44分31秒 | 



エアコンの寒さで震えながら8時に起きた。

昨日、飛行機の中で傷害保険を持ってくるのを忘れたのでバンコクのHISに再発行を頼みに行った。
バンコクのHISは日本よりもスタッフの仲がよく客への対応は偉そうだった。
でもそんな彼らの足元はサンダルだった。

結局、番号のコピーしかもらえず、この旅では怪我しないように注意しようと誓った。



その後、近くの屋台でさっそく朝ごはんを買ってみた。
中国風の揚げパン。
タイではポピュラーな朝ごはん。
10Bで食べきれない量の揚げパンが買えた。
この日に買った揚げパンは甘みがあって一番うまかった。



屋台で買い物をした達成感と揚げパンのうまさに笑顔で歩いていると
タイ人が笑顔で話しかけてきた。
日本に留学してた彼と達した結論は、日本の家賃は高いということ。
にしても、話してる間ずっと笑顔が絶えなかった。さすが微笑みの国タイ!



BTSっていう電車に乗って移動。
セントラルワールド内の伊勢丹に行った。
3つのデパートが1つになった建物でめっちゃでかい!
ここでは「タイの指差し会話」を買った。
昨日飛行機で仲良くなったおっさんに薦められた本。
でも高い、722B。今思うとこの本使ってない・・・




カオサン通りに行こうと思って地図見たら8キロぐらいだった。
旅初日だし歩こうと決意!
意気揚々と歩き出し、そして30分で断念した(笑)
タクシー乗っちゃった。




カオサン着いたらすごい雨だったからカフェに避難。
そこで頼んだアイスコーヒーはすごかった。
コーヒーの上にクリームとチョコのトッピングが・・・
頼んでねぇよ~、そんなの~( ´Д⊂ヽウェーン




雨やんできたからゲストハウスに部屋取りに行った。
初めてに近い英語。
でも意外と普通に出来た。
決まった言い回ししか使わんもんね。



さっそく荷物置いて待ち歩き。
まずカオサン通り。
欧米人のバックパッカー多すぎ!!
しかも前にもかばん背負ってる人多すぎ。
まだ日本人の感覚だったから前にカバンとかありえない。
(でも1週間後には俺もフロントパッカー笑)



とりあえずカンボジア行きのチケット取ってからお寺見学。
タイは街中に寺が点在してるから午後ずっと歩き回ってみた。
寺ばっか見るとか修学旅行な気分。
懐かしくてめっちゃ楽しい。
一人で修学旅行とかめっちゃ・・・さみしい(笑)



そんな感じでしょんぼり見学してたら猛烈な腹痛が!
国内で1年以上の連続記録を保持していた俺はタイでも健在。
でも問題点が1つ。
なんとタイのトイレ、紙がない・・・
やばい、ってあたふたしてたらケツ乾いてきた。
ティッシュでなんとかなったよ(笑)

いきなりタイの洗礼を受けた俺がこのあとトイレットペーパーを買いに行ったのは言うまでもない。
人生観変わるとこやった(笑)




あと、タイ人道路渡る時信号無視しすぎ(笑)
関西では国道すら信号無視してた俺でもそのテクニックには感服した。
日本人がまねしたら絶対事故るわ。




晩御飯はそのへんのカフェで適当に食べた。
グリーンカレーみたいなやつ。香草たっぷり。
うん、まずい!
俺香草あかんみたい。




明日のバスが早いから8時にはベッドで横になってた。
でも眠れん。カオサン通りうるさすぎ!
結局寝たの12時過ぎ。
今日も日本に帰りたいなんて思いを強く持ちながら寝た。
あと20日。思いやられる。




今日の支出
・食事           206B
・電車            15B
・タクシー          60B
・本            722B
・ゲストハウス(S・F)   230B
・バスのチケット      350B
・インターネット       10B

旅の合計         2393B








1日目 バンコクへ

2006年10月07日 22時46分41秒 | 


不安だらけで乗った飛行機。
時間をつぶすために「地球の歩き方」を熟読。
そういえばまだ細かい日程を決めてなかったことに気付く。
まあバックパッカーやし、行き当たりばったりでいいか?なんて適当な考え。



乗って2時間ぐらいしたら機内食。
ユナイテッド航空やったから
「とりあえずアメリカやからビーフやろ?」
とかこれまた適当な考え。
狂牛病とか考えてへん(笑)


添乗員が近づいてきて、よし言うぞ!と思った次の瞬間、

「pork or chicken?」

・・・・・ガ━━━(゜Д゜;)━━━ン!

出鼻くじかれた。
このせいか知らんけど、旅で一度も牛を食べてない。


しかも横の外人がジュースこぼして俺のジーパンにかかるし。
でもかかった!って言われへん。自分が日本人だと確信。



食べ終わってまた地球の歩き方を熟読。
今度はカンボジア。
アンコールワットの壁画の見方とかじっくり読んでみた。
おっぱいだけ光ってるレリーフとか仏像の乳首が気になってあんまり歴史が頭に入らへん(笑)



読み終わったら横のおっさんが声かけてきた。

料理研究家(自称)らしいおっさんはタイに奥さんがいること、昔レバノン(?)で体育教師してたこと、その時に初婚を済ましたこと、子供がすでに俺より年上なことをうれしそうに話してきた。
そのあと2時間ぐらいかけて日本料理のすばらしさについて語ってきた。
最後は正直めんどくさかった(笑)


でもこの人には途中でお世話になった。
また1週間後ぐらいに登場!



飛行機を降りたらHISの人がただでバンコク市内まで連れてってくれた。
「カオサンまで行って」
って言ったら
「200バーツよこせ」
なんて言ってきた。
HISのくせに偉そうに!!
もちろん断った(笑)


結局HISが連れてってくれたゲストハウスに泊まることにした。
一晩800バーツ。
まだ着いたばっかりで金銭感覚0。
カオサン通り行ったら200バーツでいっぱい部屋あった(笑)


でもホットシャワーとかあったし不便はなかった。
ただ、不便がなかっただけに一人ですることがない状況にすごい気分が沈んだ。
日本が恋しい、彼女に会いたい、
そんなことを思いながら気がついたら寝てた。
そんな一日。











出国

2006年10月05日 23時20分22秒 | 



僕は2006年9月12日から10月3日まで22日間をかけて
タイ・カンボジアを回りました。
その記録をブログに残そうと思います。



そもそも旅をしようと思ったのは、
バイト先でお客さんに
「アンコールワットがそろそろ見れなくなるらしいね」
って言われたからなんです。

アンコールワットを見ると人生観が変わる、っていうことも聞いたことがあったし
これは今見とかなあかんなー、って思って。
ほんときっかけはただそれだけ。


(実際はアンコールワットが見れなくなることはなさそうです。
 ただ、現在も遺跡の修復が進められていて
 その様相を若干変えてしまうようです。)





きっかけがその程度やったから
旅の目的もすぐ変化するし、飛行機のチケットもなかなか取らへんし・・・


でもこのままやったら行かないまま終わってしまう、って思って
一念発起してHISに行ってチケットの予約をした。


今思うとチケットを買うっていうこの行為が旅への第一の関門じゃないかと思う。
チケット買ってしまったら旅に行かざるを得ないし、
この勇気が旅をしたいのに出来ない人との差だと思う。
この勇気を出すのと出さないとで得られる経験が全然違うから
迷ってる人はぜひ勇気を振り絞って欲しいと思う。




チケット買ってからは
買ったその日が旅に対する期待のピーク。
その日からは旅する先のことを調べれば調べるほど高まる不安。
ガイドブックって過剰に危険を発してるから、海外に対して無知な俺にとっては不安を高めるもの以外の何物でもなかった。

(実際は書いてあるほどは心配しなくていいかな。
 最低限の、例えば夜一人で出歩かない、とかそういった自己防衛さえすれば大丈夫)



前日もベットに入ってから明日に迫った出発がどんどん怖くなっていった。


色んな人にアジアに一人旅すると言ってしまった手前、
引き返すことが出来ず、渋々空港へ行った。
本音を言うとこのときは旅なんてしたくなかった。
平和な日常を過ごしていたかった。


出国審査も終え、
搭乗ゲートで出発時間を待ってるときも
周りが外人ばっかりで英語しか聞こえてこない。
ますます不安が募っていった。



ほんとに飛行機が出る前までは不安しかなかった。