お久しぶりです、sikechoです。
最近、東大生のブログでは五月祭に関する話が人気のようで。
僕も便乗して書いてみようと思うわけで。
というわけで、まず五月祭初日。
６時に起きて本郷に向かいました。
来年からお世話になる予定の本郷。
新鮮でした。
駒場とは違う年季の入った威厳を感じました。
しかし、そういった印象とは別に
去年の夏のつらい思い出を思い出しました。
あれは去年の９月。
残暑も厳しい蒸し暑い日、先輩から一通のメールが届きました。
「今日の夜、本郷で飲まない？」
当時未成年だった僕は謹んで参加させていただきました。
最初は３、４年生たちが飲んで語ってました。
でもね、大学入って半年もたたない僕には就活の話は意味が分かりませんでした。
そしたらおとなしい子だと認識されてしまいました。
僕はただの人見知りです、おとなしくはありません。
ただ世間体は人一倍気になります。
そんなおとなしい僕を見かねたのか、
１つ上の先輩が３，４年が帰った後にナポレオンというカードゲームをしようといいました。
「先輩の命令は～？」
「ぜった～い！！(合唱)」
な僕は半ば強制的に参加させられました。
このときすでに１２時。
終電をなくすことを覚悟しました。
むしろ先輩たちは家が近所だったんで終電とか関係なかったみたいでした。
他人のことなんておかいまいなし、自分さえよければそれでいい。
そんな環境の中で育った僕は完全に自己中になりました(笑)
そんなこんなでナポレオンをはじめましたが、
開始早々問題が生じました。
俺とレッド(同級生)はナポレオンを知らなかったんです。
そこでルールを説明してもらい、練習で１ゲーム行いました。
なんとなくできる手ごたえを感じました。
しかしこれは過ちでした。
俺とレッド以外の３人はナポレオン上級者。
手の上で転がされていたみたいです。
ぼこぼこにされました。
もちろん負けたので罰ゲーム。
手元にはカクパーの缶が。
どうせ一気やろ。
とか考えていましたが、彼らの罰ゲームは予想を超えていました。
新入生にはあまりにきつすぎるその罰ゲームは
きつすぎるあまり、むしろ僕を快楽へといざなってくれました。
どんな罰ゲームかと言うと、
「自転車でコンビニ突撃！！」
・・・・・・
・・・・・・
たいしたことないと思った？
これだけやったらいつでも出来るんやけど
小ネタが多すぎた。
まず第一がチャンポン。
手のひらサイズのチャンポンを店員に渡す。
しかも出前だと言い切る。
次にそれを渡してるところを写メで撮る。
これを深夜３時過ぎに行う。
こうして罰ゲームは決定され、いざ実行へ。
そして選ばれたコンビニはロー○ン。
任務遂行のため学外へ出ようと正門を乗り越えていると
「こらっ！！」
という怒号。
運悪く警官が通りかかっていたみたいでめっちゃ怒られました。
迫り来る悪夢の序章だったんでしょうか？
ただ、これで尻込みをしたのは明らかでした。
しかしそんなことは言い訳にはなりません。
再びテンションを上げ、さあ突撃だ！！
つぎの瞬間。
警官リターンズ on 自転車。
再び尻込みしました。
しかしブーイングの嵐を喰らったため
意を決して突撃しました。
このとき先輩は店内で立ち読みしてるふりしてスタンバイ。
突入したら店員も罰ゲームってわかってくれるやろう。
そんな甘い考えを持っていた僕の目に飛び込んできたのは
柔道３連覇の野村そっくりの店員さんでした。
彼はその血の気の多さゆえに
自転車で突撃した僕に対して一切の同情を見せず
「ケンカ売ってんのか！？」
と明らかに怒りを含めた声で浴びせてきました。
めっちゃビビッてしまったのに先輩を振り返ると肩を震わせて笑ってる。
しかもなかなか写メ撮ってくれない。
僕は動揺を隠し切れないままにこう言いました。
「出前のチャンポンでーす。」
店員の
「おい、お前表でろ！！」
という怒号の前に僕の耳に飛び込んだのは
先輩が吹き出す音でした。
身の危険を感じた僕は店を後にしました。
あの恐怖を今でも忘れられません。
でもその後に先輩にもらった塩ラーメンは旨かったです。
そんな東大生の集う本郷を、
僕は今目指そうとしています。
・・・・・・
それでいいのか、東大生( ゜Д゜)ゴルァ
順位が上がるともっとカクテルを紹介していくランキングです！！
五月祭の話はまた今度。
