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おうちでカクテル

きまぐれにカクテル作ります。

12日目 チェンマイ

2007年06月17日 00時49分26秒 | 

昨日、きれいな星空を見ました。
東京にはないきれいな星空を。

そしてふと思いました。
なぜ人はこんなにも星空が好きなのだろうか、と。

俺は思った。

「人は星の数だけ夢を見るから」

帰ってきたロマンチスト、sikechoです。


でも東京って星見えないよね。
だから夢をつかむのが難しいんかな?




じゃあ12日目、チェンマイ!





チェンマイは一言で表すと、住みたい!って思う都市。

人が優しいし、飯はうまいし、何より時間の流れ方が心地よい。
最高!

でも1日でこの土地を離れてしまったのはここだけの話。





昨日、バケツをひっくり返したような豪雨の中、
6時15分にチェンマイのゲストハウスについてしまう大誤算。


このゲストハウスのチェックインが12時からやから
今部屋借りると荷物置くだけで金がかかる。

ここはがめつくいかな!
と思って、荷物預かってください、って言ったら

「ああ、いいよ。」

一言。
優しすぎる!!





そのあと徒歩で早朝のチェンマイ観光。
朝7時でも市場はもうすごい元気。

おばちゃんの笑顔に負けてオレンジジュースを衝動買い(笑)
笑顔に人柄が出すぎやから!!




ジュース片手に観光したんやけど

チェンマイって大まかに分けると旧市街と新市街に分けられるんやんか。
旧市街が中心で、その周りを新市街が囲んでる、っていう感じ。




歩きで旧市街見てたんやけど
せいぜい1周8kmぐらいやから9時までには見終ってしまったんやんか。

見終わったどころか寺院の朝礼まで見てしまったんやんか(笑)
タイの修行僧ってMD聞きながら学校来るんやな!?笑




昼飯はちょっと贅沢にレストランのカレー。
うまいんやけど辛くて香草多くて・・・

大量に流れ落ちる青春の証(汗、鼻水ww)





その後はゲストハウスに戻って自転車レンタルして新市街へ。


新市街は旧市街と違って結構広くて
自転車で片道1時間とかかかんねん。

しかも地図適当。
場所わからへん。




でも行きたいところは奇跡的に全部見つけたで!



行きたい寺を全部見て回って思ったことは
チェンマイの仏様はたれ目率高し、ってこと(笑)





その後、晩御飯で鳥の丸焼きハーフサイズにかぶりついて
(やばいくらいうまかった)
タイ全土の特産品を集めた店に行っておみやげ購入。


この頃はまだまだ現役バーテンダーやった俺は
マンゴスチンのワインとタイの焼酎ラオ・カーオを購入。



荷物の重さ倍増(笑)





あとあと同じ店がいっぱいあって
ここで買ったことを後悔したわ(笑)





今日の支出

・トイレットペーパー    12B
・ジュース         30B
・昼ごはん         79B
・コーヒー         35B
・ワイン         275B
・ラオ・カーオ       75B
・晩御飯          50B
・インターネット      15B
・ゲストハウス      300B
・水             7B
・パイナップル       10B



旅の合計  

6212B+112.925$







11日目 バンコク→チェンマイ

2007年06月15日 19時00分15秒 | 



どうも、おひさしぶりです!


今日、疲れすぎたときは寝ると疲れるっていうことを知りました。


どういうことかと言うと

めっちゃ疲れたときって、疲れるって感じる神経が働かないみたい。
だから寝て、ちょっと回復すると疲れを感じてしまうっていう・・・


こんなに疲れるって・・・


どんだけ~



はい、11日目。(あっさり)


この日はね、朝から気分悪くなってん。


昨日の夜、タイについてそのままこのゲストハウスにきたらしいんやけど

目覚めた初対面の俺らに対して自分の価値観を押し付けてきてん。


最初のほうは聞き流してたんやけど
ふと俺らに対して将来の展望を聞いてきてん。


そしたら俺とは別の東大生の人が

「官僚になりたいです!」

って言ったとたん始まったおっさんの悪口。


「官僚なんていいもんじゃないぞ」
「あいつらはいざという時は自分の身を守るだけで俺ら市民のことは無視や」
「日本一忙しいって言ってるけどほんとに忙しいのは俺ら中産階級や」


人に夢に対して愚痴を言うなよ。

なんか聞けば聞くほどむかついてきたから
トイレ行って来るって言って朝ごはん食べに行った。


2時間ぐらいたって戻ってきたら
東大生とおっさんが仲良くなってた。


不思議やったけど俺には関係ないから気にせずお出かけ。


この日はワットプラケオに行ってきました。


ワットプラケオは別名エメラルド寺院と呼ばれるほどの豪華絢爛な寺院なんです!


その入場料が王宮の入場料とあわせて250B(800円)

これを高いと感じてしまった・・・


タイに来た時はそんなことなかったのに。
安旅に慣れた俺って素敵。
そんな自己満を感じた瞬間(笑)


高いと感じて諦めかけた入場料   250B
初日に普通に買ったタイ語の本   800B
旅を通して変わった金銭感覚  プライスレス




ワットプラケオは、どの建物もきれい!

特にカンボジアに行ってた次の日って事もあったんやろうけど

まず柱一本一本がテカテカ光るカラフルな石で装飾されていて
様々なところに金の装飾。


しかも金の装飾がちょうど塗りかえられてる期間やったらしく
めっちゃきれい!


やっぱり今も続く王朝の王宮だけあって破損もなく豪華な建設物やった。


その後は、旅の最終目標であるタイでのダイビングに関する情報を集めにダイビングショップに行ってきました。


「前日に潜りたいって言って潜らせてもらえるんですか?」


その質問を理解してもらうのに10分ぐらいかかった。
すばらしき俺の英会話力。


あとは特にすることなかったからチェンマイ行きのバスが来るまでボーっと、
ほんまにボーーっとしてた。


めっちゃボーーっとしてたらバスが来たんで乗った。

チェンマイに行く途中に空港の近くを通ったんやけど
やっぱりアジアの先進国だけあって、景色がものすごいきれい!


でも、空港過ぎるとなんもない。
建物ないし、休憩所ないし、バスの中で足を伸ばすスペースないし。

あるのはバスの屋根をたたく雨の音だけだった。





今日の支出


・朝ごはん    20B
・水       13B
・王宮     250B
・シェイク    10B
・ケバブ     29B
・おかし     30B
・ゲストハウス  70B
・インターネット 10B
・夜食のパン   30B



旅の合計

5330B+112.925$







10日目 バンコク

2007年06月10日 17時06分30秒 | 

最近ね、けっこう大変なんですよ。

やりたいことをやるって時間とエネルギーをけっこう使う。

好きでやってないとこのしんどさは耐えれないな~、って思う。

そんなこんなで7月頃からこのブログとは色の違う

ナルシストブログができるかもしれん(笑)




じゃあ10日目行ってみようか!!



この日を一言で表すなら

"The Backpacker"

これに尽きる。




カンボジアの名残で朝は早起き(笑)

でもすること無いって言うかゲストハウスの人すら寝てるから外に出れない。

とりあえずシャワー浴びて髪の毛乾くまでその辺に転がってる漫画読んで

このせいで刃牙にそうとう詳しくなったよ!



で、読みふけってるといつの間にか11時!!

でも周り見てるとまだ寝てる・・・

さすが生粋のバックパッカー(笑)



仲のいい早稲田の人も寝てたから一人で飯食いに行って

ちょっと久しぶりにタイのオレンジジュースでも飲みながら
タイのオレンジジュースはやばいぐらいうまいよ!

お土産と服の着替え(2枚しか持ってってなかったから汚かってん笑)を探して

ちょっとよさげな物を見つけながら、どうせ荷物になるし最後に買おう、

って感じで全部スルー。




結局買ったのはコンビニでひげそりと毛抜き。

ひげとまゆげだけはそらしてくれー、って。

清潔感はバックパッカーでも大事!

っていうか俺顔立ち女っぽいからそこちゃんとしとかないと気持ち悪いねん(笑)



ゲストハウス戻ったら1時ぐらいで

外も暑いし、ってことでようやく起きた本当のバックパッカーたちと4時ぐらいまでしゃべってた。

意外とバンコクすることないなー、ってみんな言ってた。

でもみんな毎年カオサン通りに2週間はいるんやって。

勝手にホームタウンにしてるらしい!面白すぎやわ。



そのあとはまだ起きてから何も食ってない早稲田の人と

サイアムスクエアっていう日本で言う渋谷みたいなところに行ってきました。

この近くのデパートで、初日の飛行機でお世話になったおっさんに道産子焼きをご馳走になりました。




「タイの食材やからなかなか美味しく作れへん。」

そんなことを言ってたけど

今までの俺の食事を思い返すと半端ないご馳走なわけで、

そこはもちろん間食しました。




食べてる間中ずっとこれまでの旅の過程を話させられ

その節々に注意すべき点をつっこんできて

食べ終わって帰る時に、早稲田の人が

「よくしゃべるおっちゃんだなー」

って(笑)

いい人なんだよー!



そのあとはサイアムスクエアでタイスキ(タイ風すき焼き)を食べてから帰りました。




何をしたかって言われると、飯を食ってその日を生きてました、っていう一日。

これぞバックパッカー!

多少かんちがい(笑)




今日の支出

・ジュース         25B
・朝ごはん         25B
・カバン         400B
・ひげそりとか       54B
・電話            6B
・バス           14B
・タイスキ        129B
・デザート         10B
・ワッフル         15B
・インターネット      10B
・チェンマイ行きチケット 270B
・ゲストハウス       70B



旅の合計


4868B+162.925$









9日目 シェムリアップ→バンコク

2007年06月08日 01時40分41秒 | 
この日はカンボジア最後の日!
3日連続で見逃してるサンライズを見るべく早起き。

俺は願えばなんでも叶う星の下に生まれて来たんや、
そう信じてやまなかった二十歳の夏。

どんな星に生まれようと雲にさえぎられては何も見えない、
そう知ってしまった二十歳の夏。



絶望に打ちひしがれながらタイへのバスを待つ@7時半
ようやくバス到着@8時半
その間読んだH2 7冊 プライスレス




タイへの車内、カンボジアという旅の前半戦の山場を越えたことを感じた。
そして中盤、終盤に備えてこれからの予定をプランニング。




北部がきれいって言うし、スコータイ・アユタヤの世界遺産は外されへんし
せっかくタイに来たんやからダイビングしたいし。


そんなこんなですごい駆け足な日程。
こんなん無理やろ。そう思いながらも結局1日予定より早く回っちゃった(笑)



日程組み終わってからようやく誰かと話そうとバスを見渡す。
行きよりも日本人多いな~、って率直な感想。
しかも2人組。話しかけれん。

ちなみに外人は3人以上。みんなおっさんおばさん。
ツアーで来いや!!



で、国境着くまで誰とも話さず


出国は入国の時の失敗を生かして無事にビザ取得。
おばはんのあまりの無愛想さにちょっといらついたけどね。



出国手続き終わってタイ側に行こうとしたら
子供たちが

「ワンダラー」

って言いながら俺のカバンにぶら下がってるビニール袋を思いっきり引っ張る。

「それトイレットペーパーやで!!」

あまりの衝撃に日本語でつっこんでもうた(笑)



結局カオサンに着いたら9時。
最初に泊まったゲストハウス行ったら満室やって
しかたなく晩飯食おうと思って歩いてたらカンボジアで同じ部屋やった人に遭遇。


しばし歓談後、

「そういえば国境大丈夫やった?警備すごかったやろ?」

・・・・・??
そういえば鉄砲持ったおっさんいっぱいおった気がするけど・・・

「なにかあったんですか?」
「クーデターあったんだよー」


初耳(笑)
すぐにネットカフェ行ってyahoo検索。
衝撃!!
とともに笑い!

ありえないことすぎてとりあえず笑っといた。



まあ俺にはどうしようもないんで早く寝よ、と思って
日本人がいっぱいいるって噂のゲストハウスに。

そしたら昨日別れた早稲田の人と遭遇。
カオサン通り狭すぎやろ(笑)





今日の支出
・朝ごはん    1ドル
・揚げパン     5B
・パン      20B
・シェーク    20B
・インターネット 14B
・ゲストハウス  70B



旅の合計

3840B+162.925$


この日、ご飯食べなさすぎやろ(笑)






8日目 アンコールワット⑤

2007年06月05日 00時18分36秒 | 
今日の画像はわにー

壮絶にぐだぐだなわにー

結構口の中黄色いね

というわけでアンコールワット5日目行ってみようか。



この日こそサンライズを拝むべく4時起き。
なのになぜ!?
なぜに大雨!?

まあね、気持ちよく2度寝やね(笑)



この日は今まで仲良くしてもらって
国境越えるときにもお世話になった早稲田の人とお別れの日やったから
軽くお別れをして速攻朝ごはんに。
結構遠出した。


今まで朝ごはん食べてなかったりフルーツやったりで全然ちゃんとしたもの食べてなかったから15分かけてガイドブックに載ってたとこ行ってきました。
ガイドブックに載ってるだけあって朝8時の時点で満席。
全部現地人!笑

そんな中俺は一人で突入。
通された席は円卓 with 現地の親子・・・
なぜに相席!?
まあ全く気にしなかったけどね。
一人旅してると肝が据わってくるね。

席はちょっと嫌やけど
味は抜群に良かった!
カンボジアNo1やった!!



食後はまたオールドマーケット行ってデザート探し。
ゲストハウスお勧めのかぼちゃプリン探し。


~~~~ 参考 ~~~~~

ゲストハウスにはそのゲストハウスに泊まった人が周辺の情報、例えば美味しい店とかまずい店とか、気をつけたほうがいい現地人とか、そういった役立つ情報を書き込む本があります。初めてその地を訪れた方は参考にしたほうが良いかも。日本人が多いゲストハウスなら結構な確率で置いてました。

~~~~~~~~~~~~~


歩くこと5分。
魚の生臭さ丸出しな屋台の横に売ってました。
まるごとのかぼちゃの中身をくりぬいて、そこにプリンを詰めた感じ。
これにコンデンスミルクみたいなのをかけて食べるんやけどね、
これがまじうまい!絶品!!
カンボジア行った人はぜひ食べてみて。うますぎるから!

そんな中ね、
金持ちと思しき日本人観光客たちがですね、オールドマーケットでこんなこと言ってたんですよ。
「なにここー!まじ臭いんだけどー!!早くでよーよー!」
・・・何しに来てん?
こういうのって結構むかつくよ、ほんまに。



で、久しぶりの朝食を満喫した後はアンコール遺跡群以外の観光。

まずクロコダイルファーム。
名前からするとすごい迫力。
檻から飛び出してきそうなぐらいの迫力を想像してた。
ほんまに想像しててん。
それだけにショックはでかかった。

あいつら絶対剥製やわ。
ピクリとも動かへん。
たまに口を閉じる「パコーーン」って音がするだけ。
動きは全くない。
おもんない。

でも最高にまったり。
じりじりと照りつける太陽の下で鳴り響くかわいた音。
「パコーーーン」

結構和んだ(笑)



出るときに気付いたんやけど
このクロコダイルファームの看板、
日本語で

「わにえん」

って書いてた(笑)



その後はキリングフィールド。
たぶん killing field
kill というだけあって中心地には大量の骨を格納してる塔があった。
はんぱない量の骨!
俺の身長よりはるか高く積み上げられてたもん。
凄惨さを感じた。




ちょっと気分が悪くなったんで今度は和み系のアンコール動物園に。

奥に行けば行くほどしょぼくなる動物たち。
あまり見所はなかった。

と思っていたら最後の最後に見せ場が待ってた!!
なんとね、
ほんまに目を疑ったんやけど
金網をはさんで1頭ずつ鹿がいてん。
つまり、檻の外に鹿がいてん。
立派な角を持ってて大きさは奈良公園の鹿の4倍ぐらい。
ほんま人一人ぐらい襲えそうな・・・
写真とってそっこう逃げたよ(笑)


ちなみにわにはここにもいるからわざわざクロコダイルファーム行かんでいいかも。



気付いたらアンコールワットの近くまで来てたから
明日タイに戻るし最後に頂上登っとこうと思って即行動。

やっぱり頂上からの景色は壮大で、
目に映るすべての景色を手にしたような感覚に陥った。
城を高いところに建てたのに、こういう理由もあったんやろうなー。


この日は初日はびくびくしながらゆっくり下りてた階段を現地人もびっくりな速さで降りてた(笑)
俺の適応力、恐るべし!



雨降ってきたしゲストハウスでシャワー浴びてから再びオールドマーケットに。
お土産買わないとね。


なのになぜ!?
豪雨。ありえない豪雨。
メインストリート水没(笑)

靴も靴下もぐしょぐしょ。
洗濯したばっかやって~(;_;)



そんな悲しいカンボジア最後の夜でした。




今日の支出

・朝食       0.875$
・かぼちゃプリン    0.5$
・自転車レンタル      2$
・クロコダイルファーム   2$
・動物園          3$
・昼食           2$
・お土産          2$
・インターネット   0.25$
・晩飯         1.2$
・ゲストハウス       2$


旅の合計

3711B+161.925ドル












7日目 アンコールワット④

2007年05月29日 19時27分40秒 | 

久しぶりに気まぐれ更新。
五月祭でバーやってはっちゃけてました(笑)


ほんじゃあだいぶ更新してなかった海外一人旅をプレイバック!



この日で海外に来てから1週間。
シャワーから水が出ない??
飯にコバエがたかってる??
そんなんどうでもええわ、それでも生きていけるから!
そんな1日10ドル生活に慣れ始めてきました。


それにしてもこれまで急ピッチでアンコール遺跡を見て回ったせいで
もう何にもすることない(笑)
それでも無駄に4時起き。
最後の遣り残し、
そう、アンコールワットの日の出を見るため!


眠い目をこすりながら仲良くなった早稲田の人と自転車でアンコールワットに。
道悪いし電気ついてないしで何回こけかけたか!
早稲田の人はそれまでも自転車で行動してたから慣れててんて。
なんて元気なんや。
でも俺はバイク乗って友達できたもん!



結局アンコールワットに着いたら5時。
そろそろ空が明け始めた頃。
絶好の場所でカメラをスタンバイ。


まず1枚試し撮り。
ほんまに人しか写ってない(笑)
(昼間より人多かったよ)


そこからどんどん明るくなっていく空。
それとともに高まる期待。
期待に後押しされてシャッターを切りまくる俺。
何枚も撮り、空も完全に明けた。
その時手元に残った写真は
「どんどん明るくなってくるアンコールワットの後ろの雲」

うん、くもりだったよ(笑)



せっかく早起きしたし自転車借りたから
今まで見てなかった「門シリーズ」を見に行った。
死者の門、勝利の門を見た。
どっちも結構壊れてた。
どっちも同じに見えた・・・



それ見終わってもまだ9時。
朝ごはん代わりにココナッツ飲んで。
10歳ぐらいの子が器用にナイフ使ってココナッツに穴を開けてくれた。
やはりこれからの時代、手に職が必要か?
なんて思いつつ、ココナッツに舌鼓。
偶然持っていたポカリスエットと同じ味。
愕然(笑)



なんか変な気分やったから同じ店でバナナも購入。
こっちは抜群にうまかった!
甘みが違うわ~!!
まあ中国産じゃないかって疑惑やけどね。


腹ごしらえも済んだら思い出作り。
乗っちゃったよ、ゾウ。
思ったより速かったよ、ゾウ。
思ったより高かったよ、目線も値段も。

めっちゃ揺れたし恥ずかしかった。
日本人ツアー客が俺見て笑ってんねんもん!
「もっと胸張りー!」
お前らのせいで恥ずかしいんや!!



そのあとはゲストハウス戻って昼までゴロゴロ。
大量に漫画読んでた。
この場所で培ったあだちみつる情報は今でもまだ使ってます(笑)


漫画も一通り読み終わって
お土産買いにオールドマーケットへ。
旅1週間目にして初めて南京錠購入。
ほんとはもっと早く買っとかないと危ないんだよ!


タイシルクとか絵葉書とか
明らかに輸入品なお土産とか。
これ日本でも見たことあるよ、的なね。
色々見たけど行く先々で同じこと言われたね。

「君はカンボジアの人みたいな顔してるね。」

確かに日焼けしてたけど・・・
タイでもじろじろ見られてたし。
もしかして俺って東南アジア系の顔してるんかな?
そう思って記念すべき1週間目終了。





今日の支出


・レンタルバイク       2ドル
・水           0.5ドル
・ココナッツ       0.5ドル
・ゾウ           10ドル
・ミルクコーヒー   0.375ドル
・卵チャーハン     0.75ドル
・トイレットペーパー 0.125ドル
・お土産        4.25ドル
・晩飯            4ドル
・水           0.5ドル
・南京錠           2ドル
・インターネット       2ドル
・ゲストハウス        2ドル
・帰りのバスのチケット   11ドル




旅の合計    3711B+146.3$














6日目 アンコールワット③

2007年03月07日 03時23分45秒 | 

この日はね、アンコールワットに朝日を見に行く予定やってん!
アンコールワット越しに見る朝日っていうのも名物の一つでぜひ見て帰らなあかん!
ってことで前日のバイタクのドライバーと5時に待ち合わせ。

で、前日にばっちり目覚ましセットして就寝。
でも・・・
起きたら外明るかったよ(笑)


やっちゃったー(汗)
なんてあせりながらもゆっくり身支度整えて外に出てみたら
ドライバーのナラがしっかり待機してた。

「5時から待ってたんやで~(笑)」
・・・ほんと申し訳ない。


まあ過ぎたことは仕方ないと勝手に割り切って今日の観光コースの決定と値段交渉スタート!
昨日はあれだけ回って5ドルやったし~?
って感じでかなり大回りのコースで8ドルで交渉スタート。
向こうが提示した金額は15ドル。
寝坊がここで利いてきて10ドルで交渉成立。
(実際は向こうの提示額の半額以下で行けるよ、たぶん)


最初のほうは朝早いってこともあって涼しくてすごい順調に遺跡見学してた。
で、途中でナラが

「ここ俺んちやねん。」

なんて自宅紹介。
ぶっちゃけ高床式住居。
庭には10以上の子供。
想像以上の劣悪な環境やった。言葉が出なかった。


その後も見せたいものがある、って言って変な脇道に入っていった。
すぐに急な坂(崖?)が見えてきて

「ここ登っていくねん!」

なんて笑顔で言ってきた。
せっかくやし登っとこ!
って軽い気持ちで登り始めたらすんごいきつかった。
絶壁登ったら次は500段以上の階段。
登りきった~!
と思ったらまた急な坂道。
なんでやねん!!
って断念して休憩とって振り向いた瞬間、

まじ絶景!!
写真では絶対につたわらへん。
まさに君にも見せたい風景!

「子供のころからここにはよく遊びに来てたんだ!」

って無邪気に笑うナラ。
すごい羨ましく見えた。

こんな環境で育ったらジャイアンも優しくなっちゃうよ!



頂上には崩れた寺院と仏像。
こんなとこまで戦争にまき込まれてんな~、ってしみじみ。

戦争終わってから建て直されたお寺に寝そべってナラの昔話。
床がひんやりしてて気持ちいい。


なんだかんだでナラとは親友宣言してしまった!
言葉があんまり通じなくてもすごい嬉しかった!!


いざ帰る時もあの道のりを・・・
でもずっと絶景をみながらやから苦にならへん!
天気良かったし、地平線まで見渡せて
見えるものと言っても草原、木、ところどころに家屋、ぐらいなもん。
おれが想像してたアジアそのもの。
もうホンマに最高!!


_____________________________________



そんな良い一面も見たけど反対も見てしまった。


どこの遺跡に行っても小さな子供がおって
「ワンダラー、ワンダラー」
ってお金せがんでくる。
聞けば学校に行けないからとか・・・
前も言ったけどほんま国民のために金使えよ、カンボジア!!

それにそんなことを言いつつも結局1ドルすらあげなかった自分含め観光客。
それだけ金持っててたったの1ドルもあげられない・・・
人間って何なんやろうね?



じゃあ、今日の遺跡プレイバック!!

・プリア・カン
 仏教の壁画の仏ってほとんど剥ぎ取られてるんやなー、って思って残念。
 金剛力士像は壊れてた。

・ニャックポアン
 中央池以外は枯れてた。
 大きな顔だけの彫刻があるんやけど、それのレリーフがウマ、ライオンって!?
 むしろライオンとかおったんかいな?

・タ・ソム
 仏教系の遺跡は木の成長がやばい!
 当時のおしゃれ事情を表す壁画は興味深い。

・東メボン
 頂上付近にレンガを焼いていたと思われる窯があった。建設後も使ってたんかな?

・バンテアイ・サムレ
 めっちゃかわいい女の子いた。
 一緒に遊んでなごんだ。

・連れて行かれた所
 まさに自然美!

・ロレイ
 小さい。
 仏像がカラフルで顔がつの丸先生が作ったかのようにぶさいく(笑)

・プリアコー
 祠堂の扉のところどころに恐い顔がある。
 彫りかけの像が多数存在した。

・バコン
 ピラミッド型。非常にシンプルなつくりで個人的に好き。
 ただ周りに生えてる草がジーパンに刺さってむっちゃうざい。
 遺跡より前に建ってる学校のほうが目を奪う(笑)




今日の支出

 ・バイタク    11ドル(1ドルは寝坊のお詫びとチップ)
 ・パイナップル  0.5ドル
 ・ジュース     1ドル
 ・レモンシェイク 0.5ドル
 ・晩御飯      4ドル
 ・ゲストハウス   2ドル


旅計 3711B+106.3ドル



久しぶりやしクリックしといて!
 ↓ ↓ ↓







5日目 アンコールワット②

2006年10月14日 08時45分35秒 | 


この日は10時過ぎからバイクタクシーを一日チャーターしてがっつり遺跡見学。
周りすぎて全部にコメント残すのめんどくさいから全部一言ずつ!
写真はバイヨン!!



・プノン・バケン
 アンコールワットの全景を眺めることが出来る、らしい。実際はそんなに見えない(笑)
 山の上にあるんやけど頂上までの道のりが荒れてる。アリの大群とか蛇とかがうじゃうじゃいた。


・バクセイ・チャムクロン
 偽扉なるこしゃくなものがあった(笑)
 俺の前におっさんが登ってたから登るのにためらった。


・バイヨン
 アンコールワットと並ぶ観光の目玉。
 第一回廊は見やすいけど第二回廊は遺跡が崩れてたりとかで全部見るのはちょっとしんどい。
 1階の中心は真っ暗で何があるのかわからない。その上あたり(2階の中心)に仏像があった。宇宙の真理はいまだ闇であるが、その上に神がいるのは絶対である、ということを言いたいのであろうか。


・パブーオン
 改修中で外形しか見れない。
 参道が空中参道っていうめずらしい建築様式でおもしろい。


・ピミアナカス
 頂上でケンカする欧米の一家に遭遇。真横を通ってみた(笑)
 際立った特徴は発見できず。


・王宮跡
 道のりが草だらけで王宮跡ももっと背の高い草だらけ。
 残るのは外壁の一部だけで面影は何もなかった。観光客も俺しかいなかった・・・


・女池・男池
 水の色が汚い。
 でも子供が泳いでる。


・象のテラス
 テラスは普通。
 壁一面にガルーダが彫ってあって圧巻。


・ライ王のテラス
 壁には仏の彫刻があり、その上のテラスにはライ王の仏像がある。
 雨の直後やったら滑りやすい。濡れた芝生に足を取られてこけかけてタクシーの運転手に爆笑されたのはここだけの話。


・北・南クリアン
 存在が謎。
 崩れた柱が人の顔みたいになってて面白かった。


・プラサット・スゥル・プラット
 別名「綱渡りの塔」
 暑さとしんどさで俺がだれてたからすごい適当に見ちゃった(笑)


・トマノン
 中央が暗く、そのせいか首のない像は不気味。


・チャウサイテボーダ
 入れません。むしろ覚えてません。写真を見ても何も思い出せません。


・タ・ケウ
 俺が泊まったゲストハウスと同じ名前。
 建設中に王が死んだために完成前に建設が中止され、そのままの姿が残る。
 作りかけの廊下や使われるはずだった石とかが虚無感を作り出してて、俺は結構好きやった。


・タ・プローム
 仙人が住んでそう。
 「ONE PIECE」で言ってた「文明が植物の成長を予想できなかった」状態。
 育ちすぎて建物を飲み込んだ樹が何ともいえない雰囲気をかもし出している。
 アンコールワットとかのヒンドゥー教の遺跡とは違い、仏教の遺跡。戦争の傷跡か、壁に彫られた仏は全て破壊されていた。
 ヒンドゥー教よりもレリーフがシンプルで歴史を表した壁画はない。
 小沢真珠そっくりな子供がいて危うく連れて帰りたい衝動に駆られたのはここだけの話。


・パンテアイクディ
 ここも仏教。
 ピラミッド型で中心に行くにつれて建物が高くなるヒンドゥー教と違い、回廊と回廊の交差するところに同じ高さの塔が建てられている。そのため外形からどこにいるか判断できず迷うことも・・・笑
 修復中で元の遺跡と全く色の違う石で改修されたところがあり、若干萎える。


・スラ・スラン
 大きな湖。サンライズがきれいらしい。
 ここの売り子が最強やった。「(Tシャツ)2枚で1ドルー!3枚・・・4枚で1ドルー」は旅一番の名言(笑)


・プラサット・クラヴァン
 横一列に並んだ遺跡が独特で、塔の中に大きなレリーフがあるのも面白い。



こんだけ見てまわると正直しんどかった。
カバンの背中側に入れてたドル札が汗でふやけてたのはここだけの話。
カンボジアはドルが普通に使えるのもここだけの話。
いきなりのプチ情報に自分が驚いたのもここだけの話。



全く関係ないんやけど、
屋台で晩飯食ってたら子供をつれた母親とか地雷で片足を失った人がお金を恵んでくれ、みたいな感じで俺らの横に立ってきた。
あまりにしつこいからお金あげたんやけど、こんなことをしないといけないカンボジアの経済にちょっと憤りを感じた。
遺跡でも学校に行くお金がなくて・・・、って言ってお金を恵んでくれっていう子供がいっぱいいるし。

1日1ドルあれば十分に生活できるカンボジアで、アンコールワットの入場券で1日20ドル取ってるのに何であんなことが起こるんやろう?
より多くの観光客を集めるために全額を修復費に当てるのは間違ってはないんやろうけど、もう少し市民にも目を向けて欲しい。

それに表面上は世界平和、とか恵まれない子供に愛の手を、とか言ってる先進国の人々がたった1ドルのお金をあげるのをケチるのもなんか違うなー、って思った。
俺もその中の一人やねんけど、やっぱり実際に体験してみると、人間って自己中心的な存在やねんなー、ってことを改めて思った。





今日の支出
・食費       2、25$
・水           1$
・ジュース、シェイク   2$
・バイクタクシー     5$
・インターネット  0、25$
・ゲストハウス      2$
・恵んだ     0、175$


旅の合計  3711B+87、3$















4日目 シェムリアップ

2006年10月12日 03時19分48秒 | 

前日4時過ぎに寝たのに起きたら9時前。
どんだけ元気やねん、俺!!

相部屋した人は11時まで寝てた、って言うか11時に起こすまで寝てた(笑)
だから早起きした意味はないねんけど(笑)
しかも起こした理由が、俺が腹が減ったから。
あった次の日にいきなりわがまま(笑)



昨日泊まったゲストハウスは部屋は綺麗やってんけど
シャワーのノズル壊れてるし、水が錆くさいし、トイレ流れへんし。

もちろん次の日は別のゲストハウス行ったよ。


で、行った所がタケオ。
行くまではタケオっていうおっさんが経営してると思っててんけど
実際は「Ta Kev」っていうアンコール遺跡の1つの名前やった。
まあ、どうでもいいこと。
なら書くなっていうこと。


ドミトリー泊まろうと思ってんけど満室やったからまたシングルに泊まった。
ファン、水シャワーを借りたはずがまさかのホットシャワーやった。
なんで??
まあ、どうでもいいこと。
なら書くなっていうこと。





ゲストハウスも取ったし、さっそくアンコールワット見学。
初めてバイクタクシーの運ちゃんと値段交渉。
相場知らんしとりあえず言い値の半額まで値切ってみた。
案外すんなりいった(笑)
アンコールワットまで片道5000リエル(150円)。


アンコールワット見るのにチケットいるから売り場に行ってもらった。
3日40ドルか7日60ドルか迷ったけど結局7日パスを買った。
(急いでみれば3日で十分やった)


行く途中に運ちゃんと話してたんやけど
俺別に英語話せへんから会話もたどたどしい。
でもなんか話さなあかんと思って話してたんやけど、
そしたら運ちゃんが何を思ったか
「お前英語ちょっとしか話されへんねんな。」
やって。
ハハハ、なんて乾いた笑いをかました後
「おいっ!」
って言いながら頭どついてやった。
なんて関西のノリを理解したおっさんなんやろ(笑)


まあ、本気で英語下手なことは気付かされたけど・・・



そんなこんなで並木道を行くこと10分程度。
急にT字路にぶつかり、視野が開けたと思ったらそこにはアンコールワットの横顔が!
めっちゃすごい!
すごいとしか言われへん!!
んで、そっからどんどん正面のほうに向かっていって全貌が見えてくる。
もうほんま鳥肌もん!!

不覚にも
「オーッ!!」
って叫んじゃった。
また運ちゃんに笑われたし。



アンコールワットは遺跡全体を濠で囲まれてて
海の中に浮かぶ城、みたいな幻想的な感じ。
もう圧倒されっぱなし。


回廊に入ってレリーフ見てても
それぞれの時代の戦争や神話とかが描かれてる。
ひとりひとりの表情とか仕草が全部違ってて面白い。
地球の歩き方のガイドに載ってるレリーフを全て写真に取ったのはここだけの話。
俺がミーハーであるのもここだけの話。


ところで遺跡の中って結構階段があるんやけど
どれもこれもすんごい急やねん。
石を積み上げて作ってるから、高い所まで石を持ち上げるには階段が急なほうが楽なんはわかるけど現代人には急すぎ!!
怖くて降りれないぐらい怖い。


ただ中心の塔はそんな怖さを払拭するぐらいの眺め!
今まで高い所からの風景は色々見てきたけど、この眺めは別格やった!!
造形美、っていうかなんか地球を征服したような気分になれる(笑)
でもやっぱり下りの階段は自分の弱さに気付かされる(笑)
角度70度とかほんまありえへんから!




アンコールワットも見たし、ようやく旅してるなー、なんて思ったり。
一緒に飯くいに行く人もいるし。
今までと打って変わって、旅がまぢ楽しい!!




今日の支出
・食事      2、875$ 
・水        0、55$
・バイクタクシー  2、25$
・入場チケット     60$
・お菓子      0、75$
・インターネット  0、75$
・ビール      0、45$
・ゲストハウス      5$


旅の合計  3711B+74、625$














3日目 バンコク→シェムリアップ

2006年10月11日 01時28分17秒 | 



無事6時過ぎに起き、カンボジア行きのバスの集合時間に間に合うことが出来た。

前日までが寂しすぎて今日は絶対日本人見つけたら話しかけようと思ってた。
なのに集合場所には外人ばかり!
なんでや~!?
めっちゃ悲しんでたらみんな移動。
着いていった先にはいたよ、日本人(^^)v



でもその日本人2人は俺が行った時点ですでに仲良くなってて話しかけづらい雰囲気。
あー、今日もまた一人か、なんて残念がってバスに乗り込む。

プチ情報やけど、旅行代理店でバスの席予約するとたいていVIPバスに乗れる!一番贅沢なやつ!!



ただこのバスがまぢでクソやった(笑)

まず映画。
バスの中で映画やっててんけど面白くなさ過ぎる。
展開が意味不明。

次に運転手。
エンストさせすぎ。
止まってる時間が動いてる時間より長いってどういうことやねん!!

ここで西洋人の登場。
じゃっかんキレてる西洋人が運転手のほうに行った。
おお~、西洋人のキレてるとこが見れる!
なんて喜んでたのも束の間、彼はポテトチップス片手に笑顔で帰ってきた。
そして一言、「バス故障したんだって。」



結局3時間待ったよ。



カンボジア行きのバスって安いんやけど、わざと遅い時間にカンボジアに着いて、みんな同じゲストハウスに泊まらせてそのゲストハウスからお金をもらってるんやって。
そういう関係もあってカンボジア行きのバスは問題が多い。
でもタイ側で問題があったとか初めて聞いた(笑)



さっき言ったようにこのバスの故障もわざとちゃうか、って思ったけど
乗り換えたバスの速さを見て必死さが伝わってきた。
だって、逆車線に出て前を走ってる車を抜かしまくってたもん。
1回も抜かれてへんし!



そんだけ頑張っても国境着いたら3時半。
ここでお昼休憩&ビザ申請。
俺は日本人2人と一緒に食事。
そのときにガイドがビザ持ってるか、って聞きにきて
俺は持ってへん、って言ったのに
ガイドは他の日本人と話してて爆笑。
俺の言ったこと聞いてない。

まあこの行動が最悪の事態につながってんけど・・・



昼飯食い終わって(4時過ぎ)ようやくイミグレーションに。
カンボジア側のイミグレーションについたら入国カードの記入があった。
そこで1つどうしてもわからない欄があった。
ビザ№。
何それ、って感じ。

わからんから一緒にいた日本人に聞いてみた。
そしたら血相を変えて近くにいた警官と英語で口論。
どうしたらいいかわからず、ボーっとしてたら
「1200B払ったらビザ発行してくれるらしい。」
って言われた。

5時にイミグレーション閉まるから仕方なく払ってんけど
ほんまは昼飯食ってるときに20ドルでビザとってくれてたらしい。
俺はガイドが俺の言ったこと聞いてなかったせいでビザもなく国境を渡りそうなってたんやって。
もちろんビザなかったら入国できるわけなく、もう一歩でタイ側にとんぼ返りにあうとこやった。
(まあ悪いのは俺なんやけど。ビザいることぐらい調べて来いっていう話)


この時海外旅行を国内旅行とおんなじ感覚で考えてた自分に気付いた。

日本語やったら話せることでも英語やったら伝えられない。
ほんまにもどかしかった。
自分の無力さを思い知った。


それに日本って、ただ生きていくだけやったらボーっとしてるだけでも生きていけるんやな、って思った。
日本やったら時間の流れに身を任せるだけでも漫然と生きていくことが出来る。
でも海外に出たら自分の意思をしっかり持って行動しないと生きていけない。
当たり前のことやけどそのことに気付いてなかった自分に気付いた。
ほんま俺日本で何してたんやろ?


だらけきった自分の夏休みの過ごし方がどれだけ無駄やったかに気付いた。
ほんまええ勉強やわ。



国境からシェムリアップまでの道は
噂によると世界三代悪路って言われてるほどの悪路。
でもそれほどじゃなかった。

当日の朝の大雨で道がぬかるんでて
そのせいでトラックのタイヤがはまって抜けなくなって道をふさいだ以外は何の問題もなかった。
狭くて暑くて揺れるだけ。
(書いてみるとたいした事かも。笑)



結局ゲストハウス着いたら1時前。
15時間以上かかった(笑)
この日はビザでお世話になった人とルームシェアした。
バス移動で疲れてたのに4時前まで話してた。
俺どんだけ日本語に飢えててん!!笑




今日の出費
・食費      110B
・水         8B
・ビザ     1200B
・ゲストハウス    2$


旅の合計   3711B+2$