長谷川穂積（ＷＢＣ世界バンタム級王者）ＶＳアルバロ・ペレス（同級９位／ニカラグア）

長谷川穂積（真正）○　4回TKO　●　アルバロ・ペレス（ニカラグア）

年末進行に引っかかってしまい、神戸ワールド記念ホールに駆け付けられず、３試合ぶりに長谷川の試合をＴＶ観戦。ボクシングのランキングはアテにならず、プロ入り後のペレスの１８勝（１２ＫＯ）というハードヒッターぶりより、アマチュア１２５戦で５敗しかしていないという情報が不気味だった。１ＲからＫＯを狙う長谷川に対し、前へ出るチャレンジャー。チャンピオンは減量苦なのかキレが見られず、大振りが目立つ。それでもクリーンヒットを重ねるのはさすが。

２Ｒもまだ大振り気味で、挑戦者が果敢に出てくる嫌な展開。そろそろアウトボクシングも考えてくれ～なんて内心、思ってたら３Ｒでしっかり修正。安心して見始めた途端の４Ｒ、全然見えなかった左のダブルで粉砕。凄すぎるだろ・・・。

これで１０連続防衛。節目に達したのだから、階級を上げていいのではないか。具志堅の防衛記録よりも、ベストなコンディションで強い長谷川を見続けたいぞ。足を意図して使わなかったかも知れないが、やっぱり何とはなしに減量の影響が気になった。世界戦連勝記録でいいじゃん！