しゃれこーべのシャレになんない毎日! YUKEMURI編成部

遊びの合間に仕事をする神戸在住編集屋のお気軽ライフ

カンムリワシが古巣と亀田家に強烈パンチ!

2006-06-28 06:10:48 | ボクシング
WBA世界Jフライ級王座を13回も防衛した名王者、具志堅用高が、世界戦を控える亀田興毅と彼が所属する協栄ジムに対して強烈な批判をし、騒動となっている。具志堅がある取材に対し、「弱い外国人とばかり対戦しながら、日本や東洋太平洋のランキングに押し込んだ」「金を使えば、そんなに簡単に世界挑戦できるのか」などと、技術面だけではなく、プロモーションに対しても批判したそうだ。

私も亀田兄弟に対するプロモーションに疑問を呈してきたし、良識あるボクシング界の人間がきっちり口を出しておかないと、とんでもない事になると危惧していた。亀田家と協栄、それに群がるゴロツキは儲かるかも知れないが、虚像で作り上げた一過性のブームなんて、ボクシング界に何の利益ももたらさないからだ。それをやってくれたのがまさか具志堅とは!

ご存知かも知れないが、具志堅は協栄ジム出身で、数々のチャンピオンを生み出した名門の中にあっても特別の存在だ。具志堅もまた、育ててもらった恩義だってある。それでも言わなきゃならないほど、亀田現象は問題だってことを示したわけである。

亀田の父はこの発言に対し、「協栄で世界王者になった人が後輩の足を引っ張るなんて、器が小さい」とコメントしている。協栄もジム内に掲げられた歴代チャンピオンのパネルから、具志堅をはずすらしい。器が本当に小さいのは誰なのか?本当のボクシングファンはみんなお見通しだ。カンムリワシ、今だ健在なり!!

日本代表が歓迎ムードに包まれて帰国

2006-06-25 08:13:33 | サッカー
W杯で1次リーグをあっさり敗退してきた日本代表が700名ものサポーターに暖かく出迎えられたそうだ。サッカーも2流なら、サポの2流。誰が見てもメンタルの弱さが敗因だって分かるだろうに、何がよくやっただ。

代表を育てるのはサポだろう。不甲斐ない時には罵声を浴びせ、ペットボトルの水をぶっ掛けてやるもんだ。それが嫌なら出迎えなきゃいい。その屈辱を乗り越えてこそ、折れない気持ちが生まれるんだ。メンタルを鍛えるには、今が一番いい時期なのに、ふざけんな。チームも仲良し、サポも仲良し。しばらくはダメかも知れんね・・・。

日本1-4ブラジル

2006-06-23 06:35:18 | サッカー


ピッチに伏せた中田英寿の涙・・・彼は敢えて自分のキャラクターではない闘将を演じようとしていた。このチームの最大の弱点はメンタル。それを誰よりも痛烈に感じ取っていたのはヒデだった。だが長年、孤高の人であり続けていた人が、いくら笛を吹こうとも踊る者はいない。彼の涙は負けた悔しさだけではないように見えた。

ロスタイムの失点。この時点でまだ同点だった。例え予選が突破できなくても、ブラジル撃破は大きな意義があったろう。なのにハーフタイムを迎えた選手たちの目から、早くも闘志が消えた。ジーコは優しかったのだろう。調子の良さより4年間の功績を重視するような人柄だ。そんな微温湯ともいうべき環境で、闘志をギラつかせていたのは、ヒデと川口だけだったような気がする。ジーコに教えてもらいたかったのは、ブラジル人がサッカーに対して見せる異常なまでの勝利への執念だった。1戦目、2戦目と勝ちにつなげられなかった原因は、すべてメンタルに起因するものではなかったか。

本番を迎えて調整ミスをするスター選手をバッサリ切る厳しさがあれば、チームはもっと逞しくなっていたような気がしてならない。

日本0-0クロアチア

2006-06-20 09:40:25 | サッカー
もうゲンナリだ。見所は川口のファインセーブだけ。シュートが下手なヒデのミドルが、せっかく枠に飛んだのに、ゴールならず。柳沢に至っては、何をどうすればアレをはずすのか?ジーコは相変わらず迷采配。中盤から前へボールは供給されているのだから、突破力を持つ玉田より、コース取りに長ける大黒の投入が先だろう。

で、クロアチアが次戦負けか引き分けが前提条件となった上で、ブラジルに2点以上差を付けて勝たなきゃならなくなった。ジーコに敬意を表して(笑)、2軍で臨んでくれるそうだが、負けず嫌いなブラジリアンが、手心加えるなんて考えられない。気持ちがあっても、やっているうちに向こうは真剣になってくること間違いなしだ。しかもこちらのFWは、キーパーがいなくてもゴールをはずすぞ・・・。

しかも宮本が出場停止。松田がいないし、こりゃ大変。結局、ジーコに人選も全部任せた結果だからねえ。

声だし確認忘れずに・・・ネッ!!

2006-06-15 07:22:34 | サッカー
めざましテレビで日本代表の興味深い情報として、宮本と中沢が「1点リードした時、攻めるのか、守るのか、声を出して確認しよう」と話していたことを伝えていた。
何を今更(笑)。このチームは4年間、ほぼ一緒の面子でいったい何をやってきたのだろう。4年後のためにアテネ組と総入れ替えを希望したい・・・。

オーストラリア3-1日本

2006-06-13 01:14:56 | サッカー
テストマッチでドイツに先制しながら追いつかれた日本と、オランダに追いついて引き分けたオーストラリア。優勝候補に善戦したとは言え、その中身は大きく違うと先日、記したが、何のことはない。予想通りの結果に終わった。チームが持つ余裕のあるなしが、はっきり勝敗を決めてしまった。

ジーコの采配の特徴は、明確な意思が感じ取れないという点。選手の自由度を尊重するといったこれまでのスタンスを含め、凡人には理解できないことが多い。この試合でも、リードして後半、守りきろうとするのか、それとももう1点取りにいくのか、明確でなかったため、混乱に乗じて立て続けに3失点し逆転負けという信じられない結果で終わってしまった。

大黒を投入するのであれば、フィニッシュに精度を欠きながらもいい形ができていたのだから、リードしている残り15分で投入し、勝ちに行く姿勢を見せてほしかった。柳沢に代わり小野を投入して中盤を厚くするのは、意図が明確ではないし、坪井を怪我で失った後、ディフェンスを固めるにも限界がある。

亀田大毅(協栄)VSヨッピー・ベヌー(インドネシア・フライ級元王者)

2006-06-06 10:06:41 | ボクシング
亀田大毅(協栄)○5回TKO●ヨッピー・ベヌー(インドネシア)

プロボクシングで人気沸騰の亀田3兄弟の二男、亀田大毅(協栄)が5日、東京・後楽園ホールで8回戦に登場。女子高生らが多数駆け付ける中、ヨッピー・ベヌー(インドネシア)を5回27秒にTKOで下した。試合後、お決まりの歌をリング上で披露。女性ファンの歓声に、「耳がキンキンしたわ」とうれしそうだった。
1回からガードを高く上げ、左を上下に、ダブル、トリプルと打ち込んだ。「もっとできることはあったけど、一発を狙い過ぎたのかな。内容はよくなかった。でも、ダメージを蓄積させて倒した」。戦績は4戦4勝(3KO)に伸びた。
相手はインドネシアのフライ級元王者という肩書だが、ダウンした後に立ち上がり、戦意喪失で再び座り込むあっ気ない幕切れ。強い相手にぶつけるまで、亀田陣営は大事に育てたいようだ。(6月5日付け時事通信社)

亀田兄弟に対してヨイショ記事ばかりのマスコミだったが、ようやく本音がチラリと見えるようになってきた。インドネシア、しかも元王者。本当に自分に自信があるのであれば、自ら断る相手である。
叩きはしない。本当に強いのかも知れないから。とにかく実力が見極められるように、ファンがその実力を熟知する日本ランカーと一戦交えてくれないか?歌なんか歌っている場合じゃないだろう。それにボクシングはスポーツ。これについては叩かせてもらう。神聖なリングを汚さないでくれ。お前のやってることは、土俵で力士が勝負の後に、歌うのと変わらんのだよ・・・。

日本代表W杯壮行試合2戦

2006-06-05 09:02:00 | サッカー
ドイツに2-2の引き分けで善戦、この1試合で日本中は一気にW杯に光を見出した。果たして見えた光は本物だろうか?サッカーを長く見ていると、引き分けの試合についても、どちらが優位だったか“判定”できるようになる。もちろんどちらが優位に攻めていたかといった見た目も重要なのだが、この試合のポイントは2点リードしながら追いつかれた日本と、どうみても不調ながら2点に追いついたドイツにある。言うまでもない。サッカーにおける強さはドイツの持っている底力が評価される。サッカーの強弱はこういった試合にこそ、はっきりと現れるのだ。

というのを実証したのが1-0で辛くも勝ち逃げしたマルタ戦。高い位置からボールを奪ってペナルティエリア内に攻め込む意識は徹底していたが、攻守の切り替えが鈍く、絵に描いたカウンターでピンチに陥るシーンがしばしば。ドイツ戦のセットプレーに対する不安に加え、結局2試合を通じ、守備の課題面しか見えなかった。格下相手に圧勝する底力もない。

ライバルのオーストラリアもまた、テストマッチで優勝候補のオランダと引き分けた。ビハインドから追いついたのはオーストラリアだった。底力を蓄えた格上にチャレンジする精神で挑まなければ、間違いなく初戦を落とすことになるだろう。