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内藤大助(WBC世界フライ級チャンピオン)VS亀田興毅(WBC世界同級3位)

2009-11-29 22:02:33 | ボクシング
内藤大助(宮田)● 12回判定 ○亀田興毅(亀田)

そろそろかなあと思っていた通り、内藤陥落。因縁の対決に終止符が打たれた。王者が手数で挑戦者を圧倒していたように見えるが、下がりながらでも的確にヒットするアウトボクシングを展開した亀田が、きっちりポイントを積み重ね、結果的に圧勝した。マストラウンド制で最も有効な戦い方だ。

もともと亀田は、素行のイメージがファイターを思わせるが、WBA世界ライトフライ級の防衛戦で、ファン・ランダエダ相手に見せたように、アウトボクシングの上手いタイプ。このスタイルを貫けば、そこそこ強い相手に対しても、防衛できるのではないかと思う。ツウ好みではあっても、見ていて面白いボクシングじゃないけどね(笑)。

内藤はもういっぱい、いっぱいだった。本当によくやったと思う。体力的な衰えより、視力や反射神経の衰えを感じた。思うことはいろいろあるだろうが、これが引き際だろう。おつかれさま。そして、いつもナイスファイトを見せてくれてありがとう。