SAPIO誌10/26号に岸田先生のインタビューをまとめた記事が掲載されています。
天災ハリケーン カトリーナちゃんまでも精神分析の対象になってます。世界はますます不安定になりつつありますねえ。
以下長いタイトルと本文から引用
精神分析
「建国のトラウマ」から”外的”を探し続けてきたこの国が初めて” 内なる敵”に目を向けた
9・11(国家的PTSD)とハリケーン(フラッシュバック)直撃でアメリカが直面する自我崩壊の危機
世間ではイラク戦争に関し、「正義」を大義名分にしつつ、実際には石油利権の奪取が目的だったとされているが、私に言わせればむしろ逆だ。「イラクが癪に障るから叩きつぶす」では説得力が無いので、石油利権を口実にしているだけだ。
今までは外の敵に目を向ける事で精神の平穏を保ってきたのに、内に原因を探しはじめれば、いよいよ「アメリカは正義の国である」という自己欺瞞によって維持されてきた自我が崩壊する危険性がある。それを回避するためにおそらくアメリカは相変わらず外に敵を探し続けることになるだろう。よって、今後ますます外への攻撃は過剰になり、反対に内部的には脆弱になるという二極化が進行するのだ。
天災ハリケーン カトリーナちゃんまでも精神分析の対象になってます。世界はますます不安定になりつつありますねえ。
以下長いタイトルと本文から引用
精神分析
「建国のトラウマ」から”外的”を探し続けてきたこの国が初めて” 内なる敵”に目を向けた
9・11(国家的PTSD)とハリケーン(フラッシュバック)直撃でアメリカが直面する自我崩壊の危機
世間ではイラク戦争に関し、「正義」を大義名分にしつつ、実際には石油利権の奪取が目的だったとされているが、私に言わせればむしろ逆だ。「イラクが癪に障るから叩きつぶす」では説得力が無いので、石油利権を口実にしているだけだ。
今までは外の敵に目を向ける事で精神の平穏を保ってきたのに、内に原因を探しはじめれば、いよいよ「アメリカは正義の国である」という自己欺瞞によって維持されてきた自我が崩壊する危険性がある。それを回避するためにおそらくアメリカは相変わらず外に敵を探し続けることになるだろう。よって、今後ますます外への攻撃は過剰になり、反対に内部的には脆弱になるという二極化が進行するのだ。