元気いっぱい!

半径100mの日常

おじいちゃん

2009年01月05日 | Weblog
一昨年の秋、家に帰るとなぜか父方のおじいちゃんがいました。
なんで????
しっかりとおじいちゃんのベットが設置されていて、おじいちゃんの部屋が出来上がっていた。
「今日から世話になるで~~~。頼むわな~」
はい?
いきなり何言ってますん?
それから認知症のおじいちゃんとの生活が始まりました。
昼間は一人になるので、学校から帰るとお菓子を買ってきてあげたり、テレビのつけ方を紙に書いてあげたり・・・
ちぐはぐな会話は日常茶飯事。
私の父は私が小学校の頃から単身赴任で日本中を飛び回ってました。
帰ってくるのは月に1度だけ。
父のいない家に、なぜか父の父。
そんな不思議な日が半年ほど続き、春におじいちゃんは、おばあちゃんの待つ家に戻って行きました。
それから9か月。
今朝、おじいちゃんは静かに息を引き取りました。
めちゃくちゃだったけど、あの半年間、毎日がとても楽しかった。
これからも、見守っててね。