幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第92章「我チームの中継ぎ起用方法」

2016-04-29 22:36:00 | 東方野球
今日は中継ぎについてのインタビューを答える偏

Q.強いチームの絶対条件とは
A.僅差に強い中継ぎを常に出せる事こと

Q.勝ちゲームじゃないのか?
A.2~3点差リードならともかく4点差以上のリードなら
必ずしも一番の中継ぎ投手を使う必要がないですね。

Q.負け試合に投手をつぎ込むのは勿体無いのではないか?
A.負け試合とは何か?ひっくり返す試合が多い方が勝率が良いですよ。
弱いチームほど、簡単にひっくり返せる試合を自ら捨てて行く。

Q.捨て試合はない?
A.まず7回しか負けてないし、3点差以上で負けたのは1回だけですね
ちなみにその試合はストッパーの神綺とストッパー候補のこころを投げさせた。
この試合でこころが2軍で再調整させる結果になった

Q.それは捨て試合がないのは攻撃陣が強いからでは?
A.そもそも戦略というのはシーズン前から構想するもので
勝率をあげるには、1点でも多くとり、1点でも多く減らす。
失点を減らすのに守備は関係あっても打撃陣あまり関係ないよね?

Q.負け試合にはどういう投手を使うのか?
A.だからひっくり返す気があるならセットアッパー使えば良いよ

Q.無駄な酷使は怪我人が続出するでしょう?それで勝ち試合に投手が使えなくなって勝てる試合を落としたらどうする?
A.無駄な酷使とは何か?そもそも野球の悪いセオリーとして敗戦処理とセットアッパーがある。

Q.セットアッパーが悪いセオリー?
A.勝利の方程式なんて無駄。そもそも一部の投手に勝ち試合を頼りにし過ぎているから
一部の選手の酷使が繋がり、勝ち始めると更に一部のスター選手に頼り過ぎるからすぐに壊れる。
敗戦処理と勝ち継投を分けるチームのがよっぽど投手を酷使していると思います。

とっくに時代遅れのセオリーですね。

うちにはストッパーあるいは中継ぎという言葉しかないので
そういう意味では7人も8人もセットアッパーがいるので負け試合でもセットアッパー。勝ち試合でもセットアッパー
同点でもセットアッパーです。

Q.どの選手も勝ち試合にも出せる?
A.勿論です。勝ち試合で投げさせれない投手を1軍に置く意味なんてないですよ?
敗戦処理の意味って、どうせ負けるなら投手を温存しようなどという作戦だと思いますが、負け方なんて
正直1点差でも10点差でも同じ1負なのだから、誰が投げたっていいでしょ?それをわざわざ決める必要ないよね
勝ち試合に投げる予定だったセットアッパーそのまま使えばいいし、セットアッパー候補をどんどん使って
仮に負け試合をしっかり抑えれば、その選手が中継ぎの柱として目途が立ち、勝ち試合の幅も広がります。

Q.負け試合はセットアッパーを育てる場でもあると
A.勿論です。1点でも失点を減らす為に投手は常に使っているので現状の点差なんて殆ど関係ないです。
10点差で負けてても、2点~3点取られても良いという訳ではない。
逆に勝ち試合であれば10点差リードであれば9点までなら取られていいです。
勝ち試合に優しく、負け試合に厳しくあれ。

Q.それで勝てた試合を落とす方が問題では?
A.拾える試合を拾わない方が問題ですけど?あと流石ストッパーにも優先順位や状況別に使う選手など幅広いので
僅差になれば本当の意味でのセットアッパーやクローザーを使えば良い。
勝ち試合こそ本当の切り札をギリギリまで温存し、負け試合こそ切り札をポンポン使うべきなんですよね。
クローザーだけは扱いが別だが

Q.クローザーだけは別?
A.ここはセーブ機会あるいは同点の機会で構いませんよ。

Q.結局中継ぎ運用で大事なのは
まず色んな選手を上手く使う場面できっちり使う事。温存するチームは大体出す場面が間違っている
まず、使わなければ中継ぎがどういう物かわからないし
決まった継投しかしないから狙い打たれる。同じ投手を使い続ける必要のあるレベルの選手なんてそうそう居ない。
流石にそのレベルの選手になったら負傷は痛手になると思うけど

1軍でいる選手は「必ず1点差リードの場面で出せる投手であること」
これが最低条件。

ただし、「相手打線を全員抑えれる投手である必要はない」
条件付き、例えば走者がいない。逆に走者がいる。左打者限定、右打者限定。あるいは下位打線にならとか
条件付きであっても1点差リードのホールドが付く緊迫したゲームで登板できる投手。

の枚数を揃える事が大事になる。

最近のチームは「点数状況」しか考えてない場合が多い。それよりも大事なのは
この投手はどの打者なら抑えられるか?になる。
しかし例外はある。

Q.例外とは
A.当然、中継ぎには相手の一番の強打者を抑えなきゃならない場面がある。それを抑えれる投手
つまりどんな場面で抑えれる投手は可能な限り大事な場面に使えるように残しておきたい。
このレベルの選手はそうそういる物ではないんですけど


Q.怪我を防止するには?
A.中継ぎの一部の投手に負担をかけ過ぎない事。程度に登板間隔を作り、枚数をかけて
相手打線を丁寧に打ち取って行く。

Q.勝ち試合の場合には?
A.2点以上のリードの場合。
1点でもリードしてればよいので、特に優れたストッパーを温存しながら
ガンガン色んなストッパーを起用していく。勝っているので負担面を気にしながら上手くローテーションを作っていく
勝ち継投を同じ投手に拘り続けるチームは例に漏れず弱いか、短い期間で成功するも
その主力選手が大怪我する。

Q.1点差リードや同点の場合
1点もやれないので、優れた投手から起用していく。この場合はローテーションを無視する場合が多いが
このケースは限定されているので、あまりの酷使へとはなりにくい。

Q.負け試合の場合
1点でも与えると勝てる可能性が減っていくので出来る限り失点しないよう
負担面を気にしながら、その中でも抑えれる投手を選択し、試合に勝つ。
例えその試合は勝てなくても10試合で3試合ひっくり返せば10負が3勝7負となり借金が6つ減るので
しっかりとこれ以上点数をやらないようにストッパーあるいはストッパー候補を投げさせる。

勝ち試合を落とすのは印象に残りやすいが、
僅差負けを負けにしない工夫が大事。

Q.どうしても温存したい場合
2軍枠を活用して、先発や新ストッパー候補を使って行く。
あるいはそもそも敗戦処理が必要な状況とは先発が大炎上した場合が多いので
先発に最後まで投げさせて中継ぎ休ませるか、もうメジャーのように野手を投げさせるのも合理的ではないか?

Q.投手の使い方まとめ
とにかく、まず投手は消耗品であること
そして状況が影響するのは1点差リードや同点時(あるいは本塁打で逆転の場面)くらいで
あとは消耗面で投手を上手く選択して行くこと。
とにかく全体の失点を減らせば結果として勝率に結び付く。という基本指針が大事である。

安易に勝ってるから○○、負けてるから○○みたいな投手起用は負担増になる。
相手を抑えれる適切な投手起用こそ負担を減らし長く勝ち続ける最大の方法である。