昭和の歴代首相や政財界のリーダーたちが師と仰いだ安岡正篤氏。『日本の父母に』安岡正篤・著という本の冒頭の中で、
「近代文明・現代文明社会の、一つの大いなる、根本的な欠陥、或(あるい)は悲劇、或は罪悪の最も中核的なものは家庭というもの、父母の道というものの衰えたことであります」永遠のテーマについて、とても考えさせられる本であります。
感動したお話の紹介です。
勝手に思うままに17 招待状
鈴木秀子さんは小学校の先生をしています。
小学校5年生の担任になったときのお話です。
クラスの生徒の中に、勉強ができなくて、服装もだらしない不潔な生徒がいました。その生徒の通知表にはいつも悪いことを記入していました。
あるとき、この生徒が一年生だった頃の記録を見る機会がありました。
そこには、「明るくて、友達好き、人にも親切。勉強も良くできる」と書いてありました。間違っていると思った先生は、気になって二年生以降の記録も調べてみました。二年生の記録には、「母親が病気になったために世話をしなければならず、ときどき遅刻する」と書かれていました。
三年生の記録には、「母親が死亡、毎日、悲しんでいる」と書かれていました。
四年生の記録には、「父親が悲しみのあまり、アルコール依存症になってしまった。暴力をふるわれているかもしれないので注意が必要」と書かれていました。
先生は急にこの子が愛おしく感じました。悩みながら一生懸命に生きている姿が浮かびました。放課後、先生はこの生徒に、「先生は夕方まで教室で仕事をするから、一緒に勉強しない?」と男の子に声をかけました。
男の子は微笑んで、その日から一緒に勉強することになりました。六年生になって男の子は先生のクラスではなくなりましたが、卒業式のときに先生は男の子から、「先生はぼくのおかあさんのような人です。ありがとうございました」と書いたカードを受け取りました。卒業した後も、数年ごとに先生は男の子から手紙をもらいました。
「先生のおかげで大学の医学部に受かって、奨学金をもらって勉強しています」
「医者になれたので、患者さんの悲しみを癒せるようにがんばります」などと手紙に書かれていました。
そして、先日、届いた手紙は結婚式の招待状でした。そこには、
「母の席に座ってください」
と書き添えられていました。 以上
本当に落ち込んでいるときに、一人でも自分のことを考えてくれて、励ましてくれる人がいてくれたらがんばれると思いました。悩んでいる人に気づいたら、声をかけてあげたいですね。
どんな人でも、毎日、がんばって生きていると思います。先入観や固定観念を捨てて相手を見ることで本当のことが始めて分かると思います。他人のことを理解しようと思わなければ何もわかりません。
明日は、お医者さんが書いた本のお話です。
「近代文明・現代文明社会の、一つの大いなる、根本的な欠陥、或(あるい)は悲劇、或は罪悪の最も中核的なものは家庭というもの、父母の道というものの衰えたことであります」永遠のテーマについて、とても考えさせられる本であります。
感動したお話の紹介です。
勝手に思うままに17 招待状
鈴木秀子さんは小学校の先生をしています。
小学校5年生の担任になったときのお話です。
クラスの生徒の中に、勉強ができなくて、服装もだらしない不潔な生徒がいました。その生徒の通知表にはいつも悪いことを記入していました。
あるとき、この生徒が一年生だった頃の記録を見る機会がありました。
そこには、「明るくて、友達好き、人にも親切。勉強も良くできる」と書いてありました。間違っていると思った先生は、気になって二年生以降の記録も調べてみました。二年生の記録には、「母親が病気になったために世話をしなければならず、ときどき遅刻する」と書かれていました。
三年生の記録には、「母親が死亡、毎日、悲しんでいる」と書かれていました。
四年生の記録には、「父親が悲しみのあまり、アルコール依存症になってしまった。暴力をふるわれているかもしれないので注意が必要」と書かれていました。
先生は急にこの子が愛おしく感じました。悩みながら一生懸命に生きている姿が浮かびました。放課後、先生はこの生徒に、「先生は夕方まで教室で仕事をするから、一緒に勉強しない?」と男の子に声をかけました。
男の子は微笑んで、その日から一緒に勉強することになりました。六年生になって男の子は先生のクラスではなくなりましたが、卒業式のときに先生は男の子から、「先生はぼくのおかあさんのような人です。ありがとうございました」と書いたカードを受け取りました。卒業した後も、数年ごとに先生は男の子から手紙をもらいました。
「先生のおかげで大学の医学部に受かって、奨学金をもらって勉強しています」
「医者になれたので、患者さんの悲しみを癒せるようにがんばります」などと手紙に書かれていました。
そして、先日、届いた手紙は結婚式の招待状でした。そこには、
「母の席に座ってください」
と書き添えられていました。 以上
本当に落ち込んでいるときに、一人でも自分のことを考えてくれて、励ましてくれる人がいてくれたらがんばれると思いました。悩んでいる人に気づいたら、声をかけてあげたいですね。
どんな人でも、毎日、がんばって生きていると思います。先入観や固定観念を捨てて相手を見ることで本当のことが始めて分かると思います。他人のことを理解しようと思わなければ何もわかりません。
明日は、お医者さんが書いた本のお話です。