久々に手作りネタ。今回は米飴。麦芽米飴といったほうがいいか。
自分で麦を作ることだし、麦芽を使ったものはぜひ手作りでやりたい。
なんのためかはわかりますね?もちろん最終目的はアレっす。
そのまえに麦芽を安定して作れるようになるために米飴を作ってみる。
これも自家製甘味料として重要だ。
まずは麦芽作り。大麦を48時間くらい水に浸ける。朝晩に水替え必須。
しばらく水に浸けると大麦が膨らんできて、泡をだします。
浸け終わったらザルで水を切る。
そして通気性を確保した上で湿度100%近いところにおいて置く。
本来はムシロで覆うとよいのだろうが、今はもってないし、場所の問題もあるのでザル&てぬぐいで。
しかし、後述するがこれはやはりイマイチのようだ。
2,3日でかなり発芽してきます。
粒を拡大するとこんな感じ。
先に根が出て、あとから芽が出るので根のほうが長い。
このくらいで終了とした。
これは飴用の麦芽の場合で、ビール用の場合はもっと早く終える。
根だけが出ていて芽はまだ皮の外へ出ないうちに終えるそうな。
そして乾燥。発芽をとめます。
本来はここで熱風乾燥かな。今回はすぐに使うのであまりカリカリに乾燥させなくてもよいかと。
ちゃんと乾燥させれば数年保存可能のようです。
麦芽はできたが、うまく発芽していない粒もかなり目につく。
うまくいったのは半分くらいだろうか。あとは膨らんだだけとかちょっと出てるだけ。
やはりザルだと外側の粒だけちゃんと発芽して内側はイマイチのようだ。
さあ、これからが米飴つくりです。
まずはもち米を蒸す。大きな鍋やセイロがないので500gです。
蒸しあがりは美味しいおこわだってくらい。
もっと蒸したほうがよさそうかなと思いつつ、保育園の送迎時間の絡みでここで蒸し終了。
水を足して温度を下げ60度以下になったところで麦芽を投入。100gほど。
そして6時間くらい45~55度くらいで保温。保温鍋を使いました。
これで麦芽のもつ酵素アミラーゼがもち米のでんぷんを分解してマルトース(麦芽糖)になり
液体ぽくなってくるはず、なのですが、しばらくしてから覗いてみてもあまり反応していない。
もち米が水分を吸ってしまって麦芽とあまり触れていないようだ。
急遽、温水と麦芽をさらに追加。これで反応がすすみだした。
開始から9時間半くらいで保温は終了としました。甘い香りと原型をとどめていないもち米の粒からいけそうな予感。
ザルで漉して液体部分だけを使います。
搾り粕を見ると、もち米は抜け殻みたいになってます。
液体部分を煮詰めます。最初は白く濁った状態。
1時間半ほど煮詰めたら色が茶色くなってきてトロミが。
量は最初に比べると4,5分の1くらいになったくらいか。
これで完成。米飴ができた!舐めると甘くて美味しい。
こりゃあいろんなものに使えるぞ。
500gのもち米から小瓶二つ分くらい、400gくらいか?できた。
今回の反省点。
まず、保温してもなかなか反応が進まなかった。
これは麦芽がうまくできていなかったので量が足りなかったということと、
もち米の蒸かしが足りなかったということだろう。これならば炊いたほうが安全だったかも。
そして、完成した米飴だが、不純物が多く、濁ってドロリとしている。市販の米飴は透き通ってトローリしているのだ。
これはこれで風味があるともいえるが、漉すのをもっと徹底すべきなのだろう。
布では目詰まりすると聞いてザルで漉したが、そのあと、布でさらに漉すべきであった。
次回は広げて麦芽をつくり、もち米を強めに蒸かし、ていねいに漉す。
これで数段よい米飴を安定して作れるようになるだろう。
自分で麦を作ることだし、麦芽を使ったものはぜひ手作りでやりたい。
なんのためかはわかりますね?もちろん最終目的はアレっす。
そのまえに麦芽を安定して作れるようになるために米飴を作ってみる。
これも自家製甘味料として重要だ。
まずは麦芽作り。大麦を48時間くらい水に浸ける。朝晩に水替え必須。
しばらく水に浸けると大麦が膨らんできて、泡をだします。
浸け終わったらザルで水を切る。
そして通気性を確保した上で湿度100%近いところにおいて置く。
本来はムシロで覆うとよいのだろうが、今はもってないし、場所の問題もあるのでザル&てぬぐいで。
しかし、後述するがこれはやはりイマイチのようだ。
2,3日でかなり発芽してきます。
粒を拡大するとこんな感じ。
先に根が出て、あとから芽が出るので根のほうが長い。
このくらいで終了とした。
これは飴用の麦芽の場合で、ビール用の場合はもっと早く終える。
根だけが出ていて芽はまだ皮の外へ出ないうちに終えるそうな。
そして乾燥。発芽をとめます。
本来はここで熱風乾燥かな。今回はすぐに使うのであまりカリカリに乾燥させなくてもよいかと。
ちゃんと乾燥させれば数年保存可能のようです。
麦芽はできたが、うまく発芽していない粒もかなり目につく。
うまくいったのは半分くらいだろうか。あとは膨らんだだけとかちょっと出てるだけ。
やはりザルだと外側の粒だけちゃんと発芽して内側はイマイチのようだ。
さあ、これからが米飴つくりです。
まずはもち米を蒸す。大きな鍋やセイロがないので500gです。
蒸しあがりは美味しいおこわだってくらい。
もっと蒸したほうがよさそうかなと思いつつ、保育園の送迎時間の絡みでここで蒸し終了。
水を足して温度を下げ60度以下になったところで麦芽を投入。100gほど。
そして6時間くらい45~55度くらいで保温。保温鍋を使いました。
これで麦芽のもつ酵素アミラーゼがもち米のでんぷんを分解してマルトース(麦芽糖)になり
液体ぽくなってくるはず、なのですが、しばらくしてから覗いてみてもあまり反応していない。
もち米が水分を吸ってしまって麦芽とあまり触れていないようだ。
急遽、温水と麦芽をさらに追加。これで反応がすすみだした。
開始から9時間半くらいで保温は終了としました。甘い香りと原型をとどめていないもち米の粒からいけそうな予感。
ザルで漉して液体部分だけを使います。
搾り粕を見ると、もち米は抜け殻みたいになってます。
液体部分を煮詰めます。最初は白く濁った状態。
1時間半ほど煮詰めたら色が茶色くなってきてトロミが。
量は最初に比べると4,5分の1くらいになったくらいか。
これで完成。米飴ができた!舐めると甘くて美味しい。
こりゃあいろんなものに使えるぞ。
500gのもち米から小瓶二つ分くらい、400gくらいか?できた。
今回の反省点。
まず、保温してもなかなか反応が進まなかった。
これは麦芽がうまくできていなかったので量が足りなかったということと、
もち米の蒸かしが足りなかったということだろう。これならば炊いたほうが安全だったかも。
そして、完成した米飴だが、不純物が多く、濁ってドロリとしている。市販の米飴は透き通ってトローリしているのだ。
これはこれで風味があるともいえるが、漉すのをもっと徹底すべきなのだろう。
布では目詰まりすると聞いてザルで漉したが、そのあと、布でさらに漉すべきであった。
次回は広げて麦芽をつくり、もち米を強めに蒸かし、ていねいに漉す。
これで数段よい米飴を安定して作れるようになるだろう。