自分で米作りをするようになって、一年中、単一生産者(もちろん自分)のお米を食べていて、
わかったことがある。それは、
獲れたての新米よりも、昨年収穫のお米のほうが美味い
ということだ。
「味覚がおかしいんじゃない?」と言われそうだけれど、たぶん、そんなことはない。
自分の周りには、同感の人もチラホラいる。
新米のほうが美味しい、というときに比べられる古米は、おそらく保管方法が違うだけだろう。
籾摺りしてしまって、暑さ・湿気で劣化している米と比べるからではないか。
お米を籾のまま貯蔵していると、「劣化」ではなく「熟成」してゆく。
獲れたての新米は水分を吸いやすいので瑞々しいのだが、味が乗りきっていない。
新米は収穫したばかりよりも、時間が経ち、年末くらいに食べるほうが確実に美味しいと感じた。
最近、それを裏付けることを知った。
昔は、新米は収穫してすぐに食べることはなかった。
新米を収穫したからって古米がなくなるわけはないので、古米を食べ続けるのはもちろん当然なのだが、
収穫を感謝するお祭りである新嘗祭(にいなめさい)までは食べなかったのだ。
新嘗祭は旧暦11月の2番目の卯の日、新暦になってからは11月23日だ。(戦後に勤労感謝の日になった)
旧暦11月の2番目の卯の日というと、今年でいえば新暦来年1月1日だ。
その頃には新米の水分も落ち着いて、味も乗っているはず。自分の感覚ともかなり合っている。
昔の人はすごいものだ。天皇家は今でも新嘗祭までは新米を口にしないようだ。
秋の時点では、お米が「瑞々しい」のは新米だが、「味が美味い」のは古米、ではないかねえ。
わかったことがある。それは、
獲れたての新米よりも、昨年収穫のお米のほうが美味い
ということだ。
「味覚がおかしいんじゃない?」と言われそうだけれど、たぶん、そんなことはない。
自分の周りには、同感の人もチラホラいる。
新米のほうが美味しい、というときに比べられる古米は、おそらく保管方法が違うだけだろう。
籾摺りしてしまって、暑さ・湿気で劣化している米と比べるからではないか。
お米を籾のまま貯蔵していると、「劣化」ではなく「熟成」してゆく。
獲れたての新米は水分を吸いやすいので瑞々しいのだが、味が乗りきっていない。
新米は収穫したばかりよりも、時間が経ち、年末くらいに食べるほうが確実に美味しいと感じた。
最近、それを裏付けることを知った。
昔は、新米は収穫してすぐに食べることはなかった。
新米を収穫したからって古米がなくなるわけはないので、古米を食べ続けるのはもちろん当然なのだが、
収穫を感謝するお祭りである新嘗祭(にいなめさい)までは食べなかったのだ。
新嘗祭は旧暦11月の2番目の卯の日、新暦になってからは11月23日だ。(戦後に勤労感謝の日になった)
旧暦11月の2番目の卯の日というと、今年でいえば新暦来年1月1日だ。
その頃には新米の水分も落ち着いて、味も乗っているはず。自分の感覚ともかなり合っている。
昔の人はすごいものだ。天皇家は今でも新嘗祭までは新米を口にしないようだ。
秋の時点では、お米が「瑞々しい」のは新米だが、「味が美味い」のは古米、ではないかねえ。