百姓新参者日記 - 「農」暮らしを愉しむ -

東京を離れ、群馬県藤岡にて百姓として独立4年目!豊かで愉しい小さな暮らしを目指します。

ハウス作りスタート

2010年05月31日 | 農作業
農作業も忙しいですが、今週はハウス作りを始めました。
何かを栽培しようというわけではなく、物置としてのハウス。
なにせ小屋がもう溢れそうなくらいモノが一杯なもので。

今週もK君が助っ人に来てくれ、2人で試行錯誤しながら組み立て。そりゃ初心者ですからね。
部品が足りなくなって取りにいったり時間はかかるが、なんとか骨組みができた。
デカイ。それなりに立派にみえる。
さあて、どうやって屋根をつけるかなあ。解体してもらってきたのは骨組だけだし。。

種蒔き終了

2010年05月24日 | 農作業
やっと今シーズン分の稲の種蒔きを終えました。
すべての苗箱を苗間に床並べして、稲の発芽・成長を待ちます。

予定よりかなり遅れてしまった。
最初に蒔いた品種と最後に蒔いた品種でかなり期間があいてしまったから
田植えもゆっくりとやることになりそうだ。
ということは後半の田植えは代かき・田植え・除草が重なるという
ハードなスケジュールになるということか。

苗ふみ

2010年05月23日 | 農作業
苗はゆっくりゆっくり少しずつ育っています。
が、厳しく育て上げなければならないので踏みます。

苗は踏まれることで刺激されて上に伸びずに茎が太くなり、根が張るんだそうで。
ちゃんとしばらくすると起き上がってきます。
来年はちゃんとガシガシ踏める道具を用意しよう。。単なる木の板ではつらい。

苗箱の床並べ

2010年05月16日 | 農作業
播種が終わった苗箱を苗間にもっていき並べます。
ここで水を吸って種籾は本格的に発芽していきます。

苗間には水を入れます。


まずはレーキで叩いたりして高低差をある程度修正して、田植え時に苗箱より下の根を切るために根切りマットを敷く。


その上に2列で種を蒔いた苗箱を並べていきます。


そして苗箱と土と密着させるために上から押えます。
写真はK君がベニヤ板の上に乗り、苗箱を押えながら、我が娘の「抱っこして」要求に応えているところ。


そしてこの後の雀対策と健苗シートと苗箱の密着を防ぐためにネットをかけ、


保温保湿のために健苗シートをかけます。


稲の発芽適温は32℃くらいといわれています。そのため、発芽してくるまでこのシートの下で保温します。

これで床並べ終了。これからは種蒔きと床並べの並行作業となってしまう。早く種蒔きを終えたい。

K君、おつかれさまでした!

苗間準備3

2010年05月15日 | 農作業
苗間の土をもうすこし細かくしたかったのですが、モアでうまく叩けなかったということを
N農機さんに相談したら、刈り高さ調整をする動輪を外してやればいいんじゃないか、と
アドバイスを受け、再チャレンジ。
試したところ、動輪を外さなくても動輪とハンマー部を固定するピンさえ外してしまえば
いいことがわかり、K君と苗間の表面を叩きました。

格好いいぜ、K君。


ハンマーナイフモアで表面を叩いた後は一目瞭然、土が細かくなってます。

これで苗箱と土の密着度は問題ないでしょう。

助っ人K君来たる

2010年05月15日 | 農作業
ひたすら種蒔きの毎日。
朝4時半起きで小屋に行き、保育園の送迎時間とアルバイト時間以外は夜明けから日暮れまでひたすら種蒔き。
残りの量を考えると、さらに睡眠時間を削るしかないのか?と恐れていたところで助っ人参上!
K君がまたもや来てくれました。
1日中種蒔きを手伝ってくれ、翌日の床並べも。
精神的にも参っていたので本当に感謝です。
夜のビールはマジで旨かったねえ。

播種開始

2010年05月09日 | 農作業
いよいよ種蒔きです。
最初に植える予定の品種、ササニシキから順次、ポット苗箱に種を蒔いていきます。
もちろん、播種機などという機械は買ってない!ので手で蒔きます。
これが大変(本当に想像を絶するほどに大変だった。)

まずは苗箱に床土を入れます。

ここからブラシで土を掻き出し、均一な深さにします。

そして空の苗箱を重ねて踏みつけ、土を押さえます。

そしてここで種籾を蒔いていきます。一つの穴に2粒ずつ。
手で一穴一穴ずつ落としていったらアタマが発狂するので、播種板を自作しました。(とりあえず見た目は秘密)
それでもすべての穴に2粒ずつ均一に落とせるわけではないので時間がかかります。

最後に覆土をして一枚が完成。

これを500枚近くやる。考えただけで意識を失う。。

培土水回し

2010年05月08日 | 農作業
種蒔きに備え、苗箱に詰める培土と水を混ぜ合わせます。
購入した無肥料培土はそのままでは水を弾き、なかなか吸収してくれないので
このまま苗箱に種籾と一緒に詰めてしまうと発芽に必要な水分を吸いづらいのです。
なので、あらかじめ土と水を混ぜて一晩くらいは置き、なじませておきます。

しかし、小屋が手狭で一度にたくさん混ぜられない。
もうすこし作業空間を広くしないと。それには機械たちを追い出さないと!今年の種蒔きには間に合わんな。

庚申山へ遠足

2010年05月08日 | その他
今日は上の娘の保育園イベントで遠足。
保育園からすぐそばの庚申山へ山登りです。
標高はたったの189mですが、保育園年長児には頑張って登るのにちょうどいい高さ。

途中で藤の花満開な「ふじ祭り」開催中の公園を抜けて山頂を目指します。


娘は身体を動かすのが好きなので、先頭集団で最後まで登りきりました。
いやあ、頑張ったねえ。

Kくん来たる

2010年05月06日 | その他
Kくんが山形への帰省の帰りに遊びにきてくれました。
これからの作業に興味があり、手伝ってくれそうで田んぼや小屋を案内。
そして家で食事&飲み。上の娘が大喜びだ。
田植え体験イベントとかの相談をする。
企画スタッフとして一緒にやってくれるのを期待してます。よろしく。

種籾ハト胸

2010年05月05日 | 農作業
浸漬していた種籾がハト胸状態になりました。

プックリ膨れた部分があるのがわかるかなあ。
予想より早い。積算温度100~120℃必要なはずですが、ほぼ5日間でここまでとは。
水温は20℃もなかったのだが。
ハト胸になったら引き上げて水切り。播種を待ちます。
コシヒカリ等の難発芽性の品種はもうちょっと漬けます。

苗間準備2

2010年05月03日 | 農作業
苗間を代かきした後、乾いたのでひび割れ状態になっていました。
このままでは苗箱を置いた時に土と密着できなくて苗がうまく根を伸ばせない。

育苗用の有機肥料を撒いて、ハンマーナイフモアでごく表面の土だけを叩いて細かくして肥料と混ぜるつもりでしたが、
そこまでハンマーが下がってくれない。最低刈り高さ2cmとある。うーむ。
しかし肥料と土を混和しないわけにもいかないのでトラクターのロータリで浅く耕起しました。
ひび割れはなくなったけれど、イマイチ土が細かくなっていなくて気にいらない。
気に入らないけれど作業は進めなければ。
水を入れたときにスムーズに広がり、排水性もよくするために溝をきる。

うーん、もうすこし土を細かくしたい。