しゅうりずむ

酸いも甘いも。。。

考えが甘い

2011年11月19日 | 日記
ここ数年強く感じていることがある。

自分の思考の弱さ。

小・中・高・大学と勉強してこなかったことに後悔はほとんどない。
いや、ややある。

引き換えに、他人から見たら必要ないことまで多くを学んだ、と信じている。
というよりそれが無かったら僕には何も残らない。

ただ、勉強はともかくもう少し考えてくれば良かった。

探究心、好奇心は思考ではなく行動で満たしてきた。

試験という点では常に一夜漬けとなり考えるというより
答えをいかに探すかが勝負であった。
そういう答えさがしだけ要領が良くなってしまったわけだ。

この力、30過ぎると役に立たない。

例えて言うなら、
2×3は2が3つあるから6ではなく2X3=6という結果しか
僕には残っていない。だから応用も効かないし深みもない。

対面が自分からポンして上家と下家がチーしたら本来の自分のつもはどこ?
みたいな思考のつなぎも弱い。

本を読んでも書いてある事はすんなり入ってくるのだが
自分の考えとの対比、なぜそうなるのかを考える力が極端に弱い。


そんなことに悩んでいるわけだ。
これはひたすら日頃から気を付けて思考の訓練をするしかない。

ただ、優秀な人たちはむか~しからそういう思考を積み重ねてきているから
深さと広がり、速さが全然違う。

そんな場面に遭遇すると自分とのギャップを強烈に感じる。


父親はいつも覚えるのではなく原理を理解しろと言っていた。
僕はそれをしてこなく、今になりやっと負の側面を体験しているわけだ。

自分の子供はそうならない良い工夫を弱い思考なりに考えてみよう。