35歳からのアメリカ行政学・公共経営PhD挑戦

ノンキャリ国家公務員を辞め、アメリカ行政学・公共経営のPhDに挑戦するオッサンのブログ(毎週1回更新...たぶん)

日本の車窓から

2014-06-05 21:24:37 | PhD生活
 『世界の車窓から』はテレビ朝日系列にて1987年から現在も放送されている長寿番組で、軽快な音楽に乗せて、世界各地の鉄道の車窓から見える美しい景色や沿線の名所・観光地を5分程で紹介しています。車は小さい頃から酔いが酷く、飛行機は狭すぎるため、鉄道は自分にとって唯一移動を楽しめる交通手段です。
 日本帰国中に、東京―大阪間を新幹線「のぞみ」で移動する機会がありました。窓際の指定席でずっと車窓からの景色を見ていると、アメリカに比べて、日本の風景は多彩だなと改めて感動しました。横浜を過ぎた辺りから、緑豊かな山間の景色が現れます。さらに、静岡に近づくと茶畑が観れ、名古屋で都市部の風景に変わり、京都に着くまでは再度山間の景色に戻ります。
 アメリカでも何度かニューヨーク-ワシントン間を鉄道旅行する機会があったのですが、車窓には平らな土地と沿線のまっすぐな車道が変わらず映り続けます。大陸の広大さは日本では感じられないアメリカの魅力ではありますが、ミニチュアのように森、山、海、都市を織り交ぜた日本の車窓風景は暫く日本を離れていた自分を虜にしました。
 日本でもアメリカでも、車窓に食付いて離れない乗客は自分ぐらいで(^ ^; ほとんどの方はスマホかお喋りに夢中です。自分が30歳で公務員を辞め英語なんかに夢中にならなければ、こんな車窓の楽しみ方はできなかったに違いありません。海外に出て改めて日本が見えてくるとは、こんなことを言うのかもしれません。


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